2021年F1第3戦ポルトガルGPの予選が行われ、6~10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはエステバン・オコン(アルピーヌ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)だ。
■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
セバスチャン・ベッテル 予選=10番手
予選前より幸せな気持ちだよ。トップ10圏内からスタートできるし、ポイント争いの激戦の只中にいられるからね。
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まだまだすべきことはたくさん残っているけれど、僕にとっては物事が噛み合ってきたし、前より自然に動けるようになってきたから、自分のドライビングだけに集中しやすくなった。マシンについてはまだ学んでいる途中だが、今日は以前より感触が良かった。
晴れていたのにコンディションはトリッキーで、予測不能の突風のせいでマシンが軽く感じられた。Q3の最後のラップはベストなものではなかった。また風向きが変わってタイムをロスしてしまったんだ。中団争いは接戦だからこれは致命的だ。
それでも、全体的にこれまでよりはいい予選だった。明日僕たちに何ができるか見ていこう。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=9番手
今日の自分の予選パフォーマンスにはとても満足している。このトラックでは過去数戦よりも苦労しているにもかかわらず、今回またQ3に進出できたのはポジティブなことだ。
ポルトガルのコース特性を考えると、ここで苦労するだろうことは、最初から分かっていた。風の影響が大きく、他とは異なるコンディションに、初日から少し苦しんでいる。
FP1からマシンバランスの変更に懸命に取り組んできたけれど、まだ完全には満足していない。この部分への理解を深めるために、今夜さらに作業を行う必要があるだろう。
今のところ、100パーセント、マシンに満足できる状態ではない。でも、中団のライバルたちが今週末、前進を果たしているなかで、Q3に進出できたのはうれしいことだ。明日はポイントを狙うことが可能だと思っているよ。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール 予選=8番手
今日のQ3では単純に自分のパフォーマンスが不十分で、望んでいたレベルに達していなかった。今日のコンディションではみんな苦労しており、僕はちょっとプッシュしすぎたと思う。そのせいで自分のベストラップで、マシンのリヤが暴れてしまったんだ。
良かった点はミディアムタイヤでQ2を突破できたことだ。明日のレースでは特に序盤は有利になると思う。フリー走行ではソフトタイヤのほうがグレイニングがひどかった。自分の周りはみんなソフトでスタートするので、ミディアムスタートがアドバンテージになるといいなと思っている。
みんなほとんど差がないから、一番ミスが少なかったドライバーが最終的に前に出ることになるだろう。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=7番手
今日の結果にはそれなりに満足している。少し不満なのは、もう少し上のポジションに行けたはずだからだ。おそらくは3つ上の4番手が可能だったと自信をもって言える。
Q3ではニュータイヤの2ラップめで他のマシンに引っかかってしまった。最終コーナーから立ち上がったところで、前のマシンがペースを落としたために、そのラップの序盤でアタックをやめなければいけなかったんだ。悔しいよ。
それを除けば今日の自分のパフォーマンスには満足している。マシンはとても良かった。ドライビングは難しいけど速かったし、意外なことに(あんなことがあって)それでも7番手を得られたわけだからうれしいよ。ポジティブな点がいくつかあることは確かだし、明日のレースで何ができるか考えたい。
■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 予選=6番手
今日の結果にとても満足しているよ! ここ数週間のチームの努力と献身に感謝する。それが今日の向上に繋がったわけだからね。
フリー走行と予選の間に歩みを進められて、何もかもがうまくいった。これからも改善点を見つけ続け、さらに前進していきたい。決勝を上位からスタートできるのはいいニュースだ。
明日は難しいレースになると思うけど、オーバーテイクは可能だし、ドライバーごとにスタートタイヤの選択が分かれている。目標はポイント獲得だ。
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