トライアンフモーターサイクルズジャパンは11月4日、ストリートトリプル765の2023年モデルを発表。併せて限定モデル「ストリートトリプル765Moto2エディション」をリリースした。
ストリートトリプルは、765cc水冷並列3気筒DOHC4バルブエンジンを搭載するネイキッドモデル。アルミニウムビームツインスパーフレームに2ピース高圧成型ダイキャストのリヤフレームを組み合わせ、ショーワのBPF(ビッグピストンフロントフォーク)やオーリンズ製フルアジャスタブルリヤサスペンション、ブレンボ製モノブロックフロントキャリパーなどを組み合わせたストリートファイターだ。
意外と知らない!? タコメーターの「タコ」って何のことかわかりますか?
2023年型では、ベーシックなストリートトリプルR、上級のRS、そして限定モデルのMoto2エディションをラインアップ。Moto2エディションは国内向けは100台限定となる予定だ。
エンジンは765cc並列3気筒で変わらないが、公式サプライヤーであるMoto2のレースエンジン開発で得られた技術のフィードバックによりスペックを向上。ストリートトリプルRは、先代のR LOW比で2馬力/0.3kgm増となる120馬力/8.2kgmを発揮する。
フロントサスペンションはコンプレッションとリバンドダンピング、プリロードを調整可能なショーワのφ41mm倒立式SFF(セパレートファンクションフロントフォーク)-BP、リヤもコンプレッション/リバウンド/プリロード調整機構付きショーワ製ピギーバックリザーバーモノショックを採用。ブレーキは、前がブレンボのM4.32 4ピストンラジアルモノブロックキャリパー+φ310mmダブルフローティングディスク、後ろはブレンボのシングルピストンキャリパー+φ220mmシングルディスクを搭載している。
RSは、パワーが先代比で7馬力増の130馬力にアップされ、フロントサスはショーワのφ41mm倒立式BPF、リヤはオーリンズのSTX40ピギーバックリザーバーモノショックに換装される。ブレーキも、前がブレンボのスタイルマ4ピストンラジアルモノブロックキャリパー+ブレンボ製MCSラジアルマスターシリンダーとなる。
Moto2エディションはさらに、フロントサスをオーリンズのNIX30に変更。3モデルとも各ギヤやファイナルドライブを見直しており、レスポンスと加速性能を向上させている。標準装着タイヤは、ストリートトリプルRが街乗りからワインディングまで楽しめるコンチネンタルのコンチロード、RSとMoto2エディションはサーキット走行にも適するピレリのディアブロ スーパーコルサSP V3だ。
メーターは、RSとMoto2エディションはサーキット走行用のラップタイマーを搭載したフルカラー5インチタイプを採用。RはカラーTFTスクリーン付きマルチファンクションメーターとなる。灯火類は全てLEDで、RSとMoto2エディションにはDRL(デイタイムランニングランプ)も搭載。
全グレードにIMU(慣性計測装置)を搭載し、サーキット走行対応のクイックシフターは全車標準装備。また、最適化されたコーナリングABSとコーナリング・トラクションコントロール、フロントホイールリフトコントロール、スリップ&アシストクラッチも装備する。
ライディングモードは、ストリートトリプルRがロード、レイン、スポーツ、ライダーの4つ、RSとMoto2エディションはトラックモードを加えた5つがあり、レインモードではパワーを100馬力に制限しトラクションコントロールとABSの介入レベルを上げて安全性を高めてくれる。
スタイリングはイメージを継承しつつよりアグレッシブなものに刷新。燃料タンクにはシャープなラジエターカウルにマッチするエッジの効いたサイドパネルを装備し、ヘッドライトフィニッシャーにはエアインテークが組み込まれた。RSに搭載される色分けされたアンダーカウルは、Rにもオプション設定される。リヤもよりアップスタイルなデザインとなり、RSにはパッセンジャーシートと交換できる色分けされたシートカウルも装備。
RとRSはハンドルバーの幅を広げてエルゴノミクスを強化しつつ、Moto2エディションではクリップオンハンドルとし、さらにジオメトリーを変更して俊敏性をアップさせている。RS(とMoto2エディション)にバーエンドミラーを装備するのは現行型と同様だ。
Moto2エディションは、フロントマッドガード、サイドパネル、ヘッドライトフィニッシャー、アンダーカウルなどが軽量なカーボン製となり、さらにシリアルナンバーが刻印された精巧な機械加工のトップヨークも装着されている。
カラーは、ストリートトリプルRがシルバーアイスとクリスタイルホワイトの2色、RSはシルバーアイス、カーニバルレッド、コスミックイエローの3色を用意。
Moto2エディションは、リヤサブフレームがアルミニウムシルバーのトライアンフレーシングイエローと、同じくサブフレームがトライアンフレーシングイエローのクリスタルホワイトの2色をラインアップし、いずれもタンクやホイール、テールユニット、サイレンサーにMoto2オフィシャルロゴがあしらわれている。
ストリートトリプルRS主要諸元
[エンジン・性能]
種類:水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ ボア×ストローク:78.0mm×53.4mm 総排気量:765cc 最高出力:96kW<130ps>/12000rpm【88kW<120ps>/11500rpm】 最大トルク:80Nm<8.2kgm>/9500rpm 変速機:6段リターン
[寸法・重量]
全長:2050【2055】 全幅:790〔765〕 全高:1060【1045】〔1050〕 ホイールベース:1400〔1395〕 シート高:836【826】〔839〕(各mm) 車両重量:189【190】kg タイヤサイズ:F120/70ZR17 R180/55ZR17 燃料タンク容量:15L
[価格]
149万5000円~【119万5000円~】〔189万5000円〕
※【】内はストリートトリプルR、〔〕内はMoto2エディション
まとめ●モーサイ編集部
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「こんなにあるんだ?カー用品」amazonブラックフライデー完全攻略!お得にセールを利用するためのコツを解説!ストア対応カー用品メーカー一覧
ついにトヨタ「新型セリカ」開発へ 副社長が復活宣言 MR2にも期待膨らむ
【比較試乗】街乗りからオフロード走行まで可能な本格オフローダーを比較検証。タフな相棒の戦闘力は?「ランドローバー・ディフェンダー vs トヨタ・ランドクルーザー vs メルセデス・ベンツ Gクラス vs ジープ・ラングラー」
ポルシェ『911 GT3 RS』に新「マンタイキット」…285km/hで1000kg以上のダウンフォース
トヨタのハイブリッドミニバン『イノーバハイクロス』、発売2年で10万台販売
「経験と速さを考えればユウキ一択だ」——オランダからも、角田裕毅の2025年レッドブル昇格を推す声。元Fポン王者コロネルが語る
むかしは「車庫飛ばし」してでも欲しかった「品川」「横浜」ナンバー! いまは引っ越し時にうっかり…!? 悪意はなくとも違法行為となるので要注意
クルマの希望ナンバー「358」なぜ人気? 意味が分かれば「1031(天才!)」かも!? 語呂合せじゃない「謎の数字」の由来とは?
一部改良アルファード/ヴェルファイア11月23日から受注再開!? だいぶがっかり!? 注目の廉価版アルファードXはHEVのみで510万円から!
「運転する夫に『間違えてばっかり!』と怒鳴ったら、路肩に急停止。怖くて大ゲンカしましたが、私が悪いんですか?」投稿に回答殺到!?「お前が運転しろ」「料理してる時に言われたらどうする」の声も
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント