トヨタ育成の鈴木斗輝哉、スーパーフォーミュラ鈴鹿テストへの参加が決定。FIA F4王者がSF初ドライブ掴む

　日本レースプロモーション（JRP）が運営している全日本スーパーフォーミュラ選手権は12月4日、公式SNSを通じて、鈴鹿サーキットで12月10～12日に実施予定となっている合同／ルーキーテストに鈴木斗輝哉が参加することを明らかにした。

　今年も12月に鈴鹿で行われるスーパーフォーミュラの合同／ルーキーテストは、3日間・計6セッションの実施が予定されており、例年はルーキーのみが出走できる出走枠も用意されるなど、SFの経験が少ない選手らが一堂に会する機会でもある。

　鈴木はTOYOTA GAZOO Racingが行う育成プログラムであるTGRドライバー・チャレンジ・プログラム（TGR-DC）ドライバーであり、2025年はFIA F4選手権とフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップに参戦。FIA F4では最終戦で逆転チャンピオンに輝いた。

　F4王者が日本のトップフォーミュラであるスーパーフォーミュラを走らせるのは稀だが、F4やフォーミュラ・リージョナルに加え、スーパー耐久シリーズなど多くのカテゴリーに参戦してマイレージを稼いできた鈴木がどのような走りを見せるのか注目だ。

　なお、現時点で鈴木がどのチームからテストに臨むのかは未定。シリーズの公式SNS情報によれば、今回のテストに関する詳細は12月5日以降に発表するとしている。例年以上に新顔の多い今年のスーパーフォーミュラ合同／ルーキーテスト参加者に、さらなる注目株が加わった。

[オートスポーツweb 2025年12月05日]