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ドライバー不足がゆえに稼げるタイミング! 元運転士が語る「儲かるタクシー」になるコツ

掲載 23
ドライバー不足がゆえに稼げるタイミング! 元運転士が語る「儲かるタクシー」になるコツ

 この記事をまとめると

■タクシードライバーの不足が問題だが稼働率が高いために稼げる仕事になっている

タクシーやバス業界を衰退させる可能性のある「嫁ストップ」とは!

■稼ぐコツを元タクシードライバーが解説

■運転と人が好きなら稼ぎやすい仕事

 2024年問題はタクシーにも関係

 2024年4月から適用される「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)」通称「2024年問題」は、日常生活に直結する運送業に大きな影響を及ぼすと言われています。この2024年問題は、トラックドライバーや配送業者など、日常生活に直結する業種がクローズアップされがちですが、じつはタクシー・ハイヤーやバスも対象です。また、タクシー業界では、タクシードライバー不足も深刻な問題として、たびたび話題となります。このような多くの問題を抱えているタクシー業界ですが、「今が稼ぐチャンス」と捉えられている人もいるようです。

 タクシードライバー不足が叫ばれるが稼ぐチャンスでもある!?

 タクシードライバー不足は、たびたびニュースで話題になるため知っている方も多いでしょう。また、人によっては、日常生活の中で「タクシードライバーが不足している」と感じることもあるのではないでしょうか。

 たとえば、ラッシュ時のオフィス街や駅周辺、週末・土・日・祝日の繁華街や観光地などでは、タクシーを探している人やタクシー乗り場で行列を作っている人たちをよく見かけます。この状態は、タクシーに乗車したいという需要に対し、タクシーおよびタクシードライバーの供給が追いついていないという状況です。

 タクシーに乗りたい乗客からすれば、「もっと台数増やしてほしい!」と感じるでしょう。一方、タクシードライバーからすれば、空車になる時間が少なくなるため、効率よく稼ぐことができるチャンスとなっています。そのため、タクシードライバーのなかには、1日の乗務で10万円以上売り上げる人や月収50万円超の人もいるようです。

 タクシードライバー不足は、利用者の視点から見れば深刻な問題として早急に対策してほしい問題といえます。一方、現役ドライバーからすれば、需要に対する供給が少ないからこそ稼げるという見方ができるのです。

 時間によりお客の多い場所を判断する能力が重要

 タクシードライバーで稼ぐコツはある?

 タクシードライバーは、乗車場所から目的地まで送り届ける運賃、つまり売り上げが月収に反映されるため、「空車」で走っている時間を減らしたほうが手取りの収入も増えます。

 そのため、街中を走って乗客を見つけたり、乗客から呼び止められたりする「流し」の営業では、人が多い場所を中心に運転することが効率よく稼ぐコツです。週末・土・日・祝日なら観光地や繁華街、平日なら住宅街やオフィス街、ラッシュ時なら駅や利用者数が多いバス停周辺など、人が多く行き来する道路を走っていると呼び止められやすくなります。

 タクシー乗り場から目的地まで運送してタクシー乗り場に戻るピストン運行をする場合は、タクシー乗り場までの戻りルートを多く知っていると効率よく営業できるでしょう。

 第二種免許の取得などに時間と手間はかかるが運転好き×人好きならタクシードライバーも悪くない

 タクシードライバーは、タクシーを効率よく走らせることができれば稼げる仕事です。

 ただし、タクシードライバーになるためには、第二種運転免許の取得が必要となります(ライドシェアを除く)。また、地域によっては地理試験に合格しなければなりません。そのため、タクシードライバーとして街中を走るまでに時間と手間がかかります。

 このような時間や手間はかかるものの、運転が好きで、人と関わるのが好きな人にとっては、タクシードライバーは良い仕事といえるでしょう。実際にタクシードライバーとしてタクシーに乗務してみると、いい乗客、無言のままの乗客、急いでいる乗客など、さまざまな人を乗せるため、「十人十色」と改めて感じます。

 もし、タクシードライバーとして乗務してみたいと思ったり考えたりしているのであれば、乗客としてタクシーに乗り、乗務員に勤務の実態などを聞いてみることをおすすめします。場合によっては、ここではお話できないような面白い話や驚くような話を聞くことができるでしょう。

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みんなのコメント

23件
  • GIANT
    東京都内はもう深夜でもタクシーは余ってる。
    それでもドライバーはまだまだ増える。
    もう稼ぐのは難しくなってきてる。
  • まー
    半年前なら稼げたけどね、もぅ遅いよね〜
    今からなんて…ありえない。
    by現役の意見
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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