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メルセデス・ベンツ、最高峰ミニバン『Vクラス』エクストラロングに“ブラックスイート”を設定

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メルセデス・ベンツ、最高峰ミニバン『Vクラス』エクストラロングに“ブラックスイート”を設定

 メルセデス・ベンツの最高峰ミニバンとなる『Vクラス』のうち、ホイールベース3430mm、全長5380mmを誇るエクストラロングをベースに、ブラックを基調としたスタイリッシュな内外装を特徴とした『V220d アバンギャルド・エクストラロング・ブラックスイート』が登場。7月21日より予約注文の受付が開始されている。

 欧州の本格ミニバンとして根強い支持を集め、3点式シートベルト一体型の座席や、多彩なアレンジが可能な室内ユーティリティ性能、FR(フロントエンジン・リヤドライブ)レイアウトなど、メルセデスの美点を継承した『Vクラス』は、2015年のフルモデルチェンジを経て、2019年登場の改良版より安全運転支援システムのレーダーセーフティパッケージや、対話型インフォテインメントシステム“MBUX”を標準装備するなど、旗艦ミニバンにふさわしい総合力を手にしている。

メルセデス・ベンツ『Vクラス』が一部改良。新たに“プラチナスイート”を追加設定

 そのうち日本市場でも3タイプが導入されるボディバリエーションから、乗員全員が足を伸ばせるほどの広さと優れた快適性と積載性を誇る“エクストラロング”をベースに、その名のとおり漆黒の特別装備を施したのが今回のモデルとなる。

 まずエクステリアではフロントのグリルやバンパー、サイドミラーなどにブラックアクセントが施されるとともに、足元には専用ブラックペイントの19インチAMG7ツインスポークアルミホイールを装着。迫力ある引き締まった外観に仕上げられた。

 一方のインテリアでも、カーボン調インテリアトリムや全席ナッパレザーシート、ブラックルーフライナーによるシックで高級感あふれる室内空間を演出。さらに前席にはシートと乗員の接地面の蒸れを防止する“シートベンチレーター”を備えるなど、快適性も大きく向上させている。

 また、デジタルルームミラーを標準装備することで、後席の同乗者や大きな荷物の積載で見えにくくなる車両後方の視界を補助し、スイッチ操作で通常のルームミラーに切り替えることも可能に。

 前席間には3.2リッターの容量を持つ冷蔵庫付きセンターコンソールや、その後方には温冷機能付きカップホルダーを備え、2列目には長旅の必需品であるカップホルダー、USBポート、スマートフォン用トレイ、そして小物入れが備わるエクスクルーシブシートが標準仕様となり、前席背面部にはシートバックテーブルを採用するなど快適な移動空間の提供が約束されている。

■9速ATの採用によりエンジン回転数が大幅に低減。優れたエネルギー効率と快適性を両立

 そんなブラックスイートのさらなる"おもてなし"機能としては、フロントドア下部から照射されるブランドロゴプロジェクターライトが夜間のドア開閉時に足元を照らし、フロントシートに腰を下ろせば太もも下部分の座面長を好みに応じて調整する機能を備えるなど、安定したドライビングポジションを確保することも可能となっている。

 現状のカタログモデル全車が採用する2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルの“OM654”は、最高出力163PS、最大トルク380Nmを発生。シリンダーブロックとピストンに熱膨張率の異なる素材を採用し、F1由来のNANOSLIDE加工を導入するなど徹底して摩擦を低減し、エンジン自体の効率性を向上。また、変速比幅が広い9速ATの“9G-TRONIC”を組み合わせることでエンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を両立する。

 さらに、排出ガス浄化経路の短縮やsDPF(DPF with SCR Coating選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)を採用するなど排気の浄化にも注力し、欧州において導入されているRDE(実路走行試験)規制に適合したエンジンとなっている。

 標準、ロング、エクストラロング、そしてキャンパー仕様のMarco Polo HORIZON(マルコポーロ・ホライゾン)に加えて、追加設定となった今回のブラックスイートは、ロングに用意される“プラチナスイート”と同じ価格設定の1218万円(税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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みんなのコメント

5件
  • ドイツでは商用車だからな。
    メルセデスで一番残念な車だ。
  • こんな非力なエンジンでこの大柄ボディを走らせるのか?Aquaとかに負けそう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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