クルマの免許は持ってるけど、バイクの免許は時間がなくて・・・。
でも、やっぱりバイクには乗ってみたい!という人のために普通自動車免許を持っていれば乗ることができるバイクを集めました。
「排気量50cc以下の原動機付自転車」いわゆる「ゲンツキ」。
難しい操作が必要なく日常の移動手段として便利なAT車=スクーターが定番ですが、ギヤチェンジしながら操る楽しさを得られるモデルや、オシャレなデザインの海外ブランドも選べて、結構バリエーションも豊富なんですよ!
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というわけで当記事では「新車で買える50ccバイク」を紹介していきます。
世界に誇る名車 ホンダ スーパーカブ50/プロ
日本の名車、いやいや、世界中で活躍していることを思えば「世界の名車」とも言えるバイクにもクルマの免許で乗れちゃいます。
クラッチ操作のない4速ミッションを搭載し、ギヤチェンジして走れば操る面白さもタップリ。ノンビリ走ってもよし、スポーティに走ってもよし、1台あればなんでもマルチにこなせるマシンです。
新聞配達をメイン用途としたカゴ付きの「スーパーカブプロ」というモデルもあります。ちなみに個人ユーザーでも購入できます。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:3.7馬力 全長×全幅×全高:1860×695×1040(各mm) シート高:735mm 車重:96kg 燃料タンク容量:4.3L 価格:23万6500円(スーパーカブプロは25万8500円)
アウトドアスタイルのデザイン ホンダ クロスカブ50
外装パーツを省略する一方、ガード付きのヘッドライトを装備するなどし、スーパーカブにアウトドアテイストを注入したクロスカブ50。スーパーカブ50のタイヤは17インチなのに対し、クロスカブ50は14インチとなるので、どこか可愛らしさがあるのも特徴です。
生産拠点が熊本県にあることが縁で誕生した「くまモンバージョン」もあります。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:3.7馬力 全長×全幅×全高:1840×720×1050(各mm) シート高:740mm 車重:100kg 燃料タンク容量:4.3L 価格:29万7000円(くまモンバージョン」は30万8000円)
スタイリッシュなイタリアン ランブレッタ V50
1970年代に一度消滅してしまったものの、2017年に復活したイタリアンブランドがランブレッタです。
同社のモデルはどれもレトロなスタイリングで非常にお洒落。200cc、125cc、50ccのモデルがありますが車体の基本構造は3車共通で、スチールモノコックボディを採用。高級感あるメタリックな質感も魅力です。
「スペシャルフィックス」と「スペシャルフレックス」という2タイプがありますが、写真の「スペシャルフレックス」はフロントフェンダーが可動式となります(価格は共通)。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49.5cc 最高出力:3.5馬力 全長×全幅×全高:1890×735×1115(各mm) シート高:770mm 車両重量:── 燃料タンク容量:6Lプラスマイナス0.2L 価格:39万円
レトロポップなスクーター ホンダ ジョルノ
丸みを帯びたキュートなレトロポップなデザインのスクーターです。
アイドリングストップシステムが搭載され、シート下トランクは20L容量と使い勝手も非常に良好。
生産工場が熊本県にあることから、くまモンとコラボした「くまモンバージョン」というタイプもあります。写真の「デラックス」は、専用カラー&グラフィックで可愛らしさをさらに強調したタイプとなります。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.5馬力 全長×全幅×全高:1650×670×1035(各mm) シート高:720mm 車重:81kg 燃料タンク容量:4.5L 価格:19万8000円(デラックスは20万3500円、くまモンバージョンは20万6800円)
収納スペース充実! ホンダ タクト/ベーシック
日常での使い勝手に優れた、スタンダードなスクーターです。
フルフェイスヘルメットも収納可能な20L容量のシート下トランクに加えて、ハンドル下にはポケットやカバン用ホルダーを備え、リヤキャリヤも標準装備しています。
アイドリングストップ機能を搭載していますが、それを省略して値段を抑えた「タクト ベーシック」もあります。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.5馬力 全長×全幅×全高:1675×670×1035(各mm) シート高:720mm 車重:79kg 燃料タンク容量:4.5L 価格:18万1500円(ベーシックは16万8300円)
メカニカルなデザインが魅力 ホンダ ダンク
「プレミアムスニーカー」を開発コンセプトにして作られたダンクは、直線基調の外装、カバーレスのハンドル、メカニカルなメーターなど、個性派デザインのスクーターです。
シート下トランクは23L容量で、ハンドル下には左側にアクセサリーソケットを備えたフタ付きポケット、右側には開口タイプのポケットが設けられていて、使い勝手も抜かりありません。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.5馬力 全長×全幅×全高:1675×700×1040(各mm) シート高:730(mm) 車重:81kg 燃料タンク容量:4.5L 価格:青、黒、白が21万8900円。つや消し黒、つや消し銀、銀が22万4400円
デザインも名前もアグレッシブ! プジョー スピードファイト50 R-カップ
プジョーといえばライオンマークでおなじみなフランスのクルマですが、プジョーのツーリングカーレース仕様「308TRC」をモチーフにしたグラフィックをまとうスポーツスクーターがこのスピードファイト50です。
クルマ好きからも注目も浴びることは間違いなし!?ですが、クルマのプジョー販売店では売っていないのでご注意ください。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49.5cc 最高出力:3.6馬力 全長×全幅×全高:1895×700×1150(各mm) シート高:800mm 車重(乾燥):100kg 燃料タンク容量:8L 価格:32万円8900円
今や貴重な2ストエンジン アプリリア SR50R
エンジンはなんと49cc水冷2ストローク単気筒! 今や貴重な「2スト車」が新車で買えます。
フロント荷重を重視したフレーム構造に高性能な前後サスペンションとブレーキを組み合わせ、スポーティな走りが楽しめるスクーターです。
エンジン:水冷2スト単気筒クランクケースリードバルブ 総排気量:49cc 最高出力:非公表 全長×全幅×全高:── シート高:795mm 車重:── 燃料タンク容量:7L
スクーターの定番 ヤマハ ジョグ
原付スクーターといえば「ジョグ」の名前を挙げる人も多いのではないでしょうか。
そんなド定番かつ、スタンダードなスクーターですが、2018年4月からホンダのOEM供給モデルとなっていて、ホンダ タクトをベースにヘッドライトやフロントカウルなどのデザインを変更した設計です。
実用性の高さは変わらずで、19L容量のシート下トランクは、スイッチで電気式に解錠できる優れもの。アイドリングストップ機構を備えた「ジョグ デラックス」もあります。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.5馬力 全長×全幅×全高:1675×670×1040(各mm) シート高:705mm 車重:78kg 燃料タンク容量:4.5L 価格:17万500円(デラックスは18万3700円)
ゆるキャン△で人気再燃中!? ヤマハ ビーノ
人気コミック『ゆるキャン△』の主人公が乗るスクーターとしておなじみ(?)のビーノ。
現在新車で販売されているものは、ジョグ同様にホンダによるOEM供給でホンダ ジョルノがベース。ステップボードから後ろは2車共通のデザインですが、カバーレスハンドルとクリッと飛び出したヘッドライトで、レトロ可愛いビーノシリーズならではのデザインを継承しています。
シート下トランクの容量は約20Lです。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.5馬力 全長×全幅×全高:1650×670×1015(各mm) シート高:720mm 車重:81kg 燃料タンク容量:4.5L 価格:20万3500円
『ローマの休日』でおなじみのベスパも! ベスパ プリマベーラ50
オードリー・ヘップバーンが『ローマの休日』で乗ったことで有名なイタリアンスクーターのベスパにも乗れちゃいます。
伝統的なスチール製モノコックボディや丸目ヘッドライト、テールランプにはLEDを採用するなど、エンジン以外の車体構成は大きな排気量のプリマベーラと同じなので高級感も満点。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC3バルブ 総排気量:49cc 最高出力:3.2馬力 全長×全幅×全高:1860×735×──(各mm) シート高:780mm 車両重量:115kg 燃料タンク容量:8L 価格:38万5000円
1950年代のスクーターをイメージ プジョー ジャンゴ50
1950年代のスクーターのデザインを取り入れ、流麗なボディが大きな特徴のジャンゴ50。
ツートーンカラーの「エバージョン」や、ゼッケンナンバーやストライプが入った「スポーツ」など豊富なデザインがラインアップされ、他のメーカーではまず見ない、純正で全身ベイビーピンクなどのユニークなカラーリングも用意されています。
大きめなボディのおかげか、燃料タンクが大きいのも密かなポイント。
こちらもクルマのプジョー販売店では売っていないのでご注意ください。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49.9cc 最高出力:3.7馬力 全長×全幅×全高:1925×710×1190(各mm) シート高:770mm 車重110kg(乾燥) 燃料タンク容量:8.5L 価格:31万7900円(エバージョンやスポーツは32万8900円)
充実装備で使い勝手バツグン スズキ アドレスV50
フルフェイスヘルメットも収納できるシート下収納にハンドル下のフロントポケットなど十分な収納スペースに加え、大型のかばんホルダー、U字ロックホルダー、リヤキャリヤを標準装備し、必要なもの「全部乗せ」。
そのうえ、燃費はヨシ、価格は手頃と「ザ・スタンダード」といえるスクーターです。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:3.7馬力 全長×全幅×全高:1670×620×1005(各mm) シート高:710mm 車両重量:74kg 燃料タンク容量:4.8L 価格:17万8200円
クラストップの軽量モデル スズキ レッツ/バスケット
実用性の高さとクラストップレベルの軽量さがウリのレッツ。
フロントポケットやU字ロックホルダー付きリヤキャリヤを標準装備し、シート下収納にはフルフェイスヘルメットが収まります。
フロントに大きなカゴを備えた兄弟車「レッツバスケット」もあります。
エンジン:空冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:3.7馬力 全長×全幅×全高:1660×615×995(各mm) シート高:695mm 車重:70kg 燃料タンク容量:4.8L 価格:16万6100円(レッツバスケットは18万5900円)
ビジネス用途メインだが無骨なデザインに惚れるかも ホンダ ベンリィ/プロ
配達業務などで活躍する原付きスクーターです。そのため、リヤデッキの最大積載量はなんと30kg!
便利な電源ソケットも備えています。
フロントに大きなカゴを備え、さらに積載力をアップさせた「ベンリィ プロ」という兄弟車もあります。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.4馬力 全長×全幅×全高:1830×690×1035(各mm) シート高:710mm 車重:110kg 燃料タンク容量:10L 価格:24万2000円(ベンリィプロは28万6000円)
ビジネス用途メインだが無骨なデザインに惚れるかもその2 ヤマハ ギア/ニュースギア
ギアは大型低床リヤデッキを備え、ビジネス使用を想定したスクーターです。
「パーキングスタンド仕様」は、簡単操作でスタンド掛けが可能。
新聞配達に特化した「ニュースギア」という兄弟車は、大型のフロントバスケットやリヤキャリヤ、後輪用フットブレーキペダルを装備しています。
エンジン:水冷4スト単気筒OHC3バルブ 総排気量:49cc 最高出力:4.3馬力 全長×全幅×全高:1850×680×1025(各mm) シート高:715mm 車重:98kg 燃料タンク容量:7.5L 価格:23万1000円(ニュースギアは24万2000円)
125ccと共通装備でお買い得感高し SYM オービットスリー50
台湾のバイクメーカーSYMがヨーロッパ向けモデルとして開発したオービットスリー50は、車体・装備が125cc版と共通。
そのため10万円台半ばという価格ですが、シート下収納にUSB電源を備えていたり、前輪にディスクブレーキを採用していたりと、装備面でのお買い得感が高い1台。
シート下収納はフルフェイスヘルメットが収納できるほか、給油口はハンドル下としてシートを開けずに給油できるなど、実用性も○。
エンジン:空冷4スト単気筒2バルブ 総排気量:49cc 最高出力:非公表 全長×全幅×全高:1915×680×1120(各mm) シート高:── 車重:110kg 燃料タンク容量:5.7L 価格:16万5000円(ツートーンは17万5000円)
高い安定感で宅配ピザでもおなじみ ホンダ ジャイロX/キャノピー
宅配ピザ屋さんがよく乗っているジャイロシリーズですが、個人で購入することも可能です。
最大の特徴は見た目からもわかるように、リヤ2輪の「スリーター(3輪のスクーター)」である点。低速走行時には抜群の安定感を発揮します! バリエーションモデルのジャイロキャノピーはルーフを備え、雨天でも快適に走行できますよ。
エンジン:水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 総排気量:49cc 最高出力:4.6馬力 全長×全幅×全高:1700×665×1405(各mm) シート高:735mm 車重:113kg 燃料タンク容量:4.6L 価格:40万4800円(ジャイロキャノピーは57万900円)
現在新車で購入できる「ゲンツキ」をほぼ網羅しただけでも、この数。
もちろん中古車・絶版車も含めれば車種選択の可能性はググっと広がります。
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(まとめ●モーサイ編集部・佐藤/上野)
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