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ポルシェ カイエン/マカン/718/新型SUVなどフル電動車拡充を予告

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ポルシェ カイエン/マカン/718/新型SUVなどフル電動車拡充を予告

車のニュース [2023.03.14 UP]


ポルシェ カイエン/マカン/718/新型SUVなどフル電動車拡充を予告

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(写真左から)ポルシェAG CEO オリバー・ブルーメ氏、同CFO ルッツ・メシュケ氏
 ポルシェAGは現地時間の3月12日に年次総会を開催、2022年のグループ売上高および販売台数が過去最高を更新したと発表した。また、今後のブランド強化施策として「Road to 20(ロード・トゥ・20)」を発表し、マカン、718、新型SUVなどフル電動車のラインナップの拡充を推し進めていく計画を明らかにした。


グループ売上高や営業利益、販売台数など過去最高を更新
2022会計年度2021会計年度増減販売台数309,884301,9152.6%売上高376億3,000万ユーロ331億3,800万ユーロ13.6%営業利益67億7,000万ユーロ53億1,400万ユーロ27.4%営業利益率18.00%16.00%自動車のネットキャッシュフロー38億6,600万ユーロ36億7,600万ユーロ5.2% 2022会計年度は前年度と比較し、売上高、営業利益、販売台数および自動車のネットキャッシュフローにおいて過去最高を更新。とりわけ営業利益は前年比27.4%の伸びを見せた。

 この結果についてルッツ・メシュケ ポルシェAG CFOは「成功の要因は、価格ポジショニングの改善、強力な製品構成、車両販売の増加、為替レートの影響、および厳格なコスト管理にあります」と述べている。


カイエンを筆頭にマカンや718などフル電動化 「カイエンより上位」のフル電動SUVも計画

カイエンは今年中のアップグレード、その後フル電動車となる第4世代のデビューが控えているという(写真は現行型)
 ポルシェAGでは、将来の長期的なグループ営業利益率20%超えを目指すとして、「Road to 20」プログラムを2023年より開始。ポルシェブランドの強化により、さらなるステップアップを図るという。

 その策の一つとして打ち出したのが、電動化戦略の継続推進だ。そのスタートとして、2023年中にカイエンのアップグレードを予定しており、ラインナップには航続距離をさらに伸ばした3つのプラグインハイブリッドバージョンが含まれるとしている。

 これに続く展開では、主要モデルのフル電動化を計画しており、2024年にはフル電動のマカンが登場予定。2020年代半ばには718のフル電動車もデビュー予定だという。

 そしてカイエンもフル電動車をラインナップする第4世代としてリニューアルを受け、2030年までに登場が予定されている。

 さらには、カイエンより上位に位置するフル電動SUVも計画されており、こちらはポルシェ開発のSSP Sportプラットフォームをベースに、ポルシェ特有のフライラインを備えた強力なパフォーマンスと自動運転機能が備わるものとしている。


限定モデルやスペシャルオーダープログラムに注力

 ポルシェでは電動化戦略と併せて、モダンラグジュアリー戦略の推進も続ける。これについては、新しいスポーツカーのコンセプトによる製品ポートフォリオの拡大、限定モデルへの注力、そしてSonderwunsch(スペシャルオーダー)プログラムの拡大などがその中心になるとしている。

 関連して、具体的な展開には触れていないものの、2023年にポルシェスポーツカーの75周年と911の60周年を祝う企画があることを示唆。

 さらに6月には、ポルシェ963でのル・マン24時間レース復帰も果たす予定だ。

【あわせて読みたい】

https://www.goo-net.com/magazine/contents/imported-car-contents/189110/https://www.goo-net.com/usedcar/brand-PORSCHE/list/

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