富士スピードウェイで行なわれている2020スーパーGT第2戦。GT300クラスで自身初のポールポジションを獲得した#6 ADVICS muta MC86の小高一斗は、自分でも予想以上のタイムが記録できたことに驚いている様子だった。
6号車は2グループ制となったQ1のB組で出走。ここで阪口良平が3番手タイムを記録しQ2の小高にバトンをつないだ。ここまでは#2 シンティアム・アップル・ロータスが有利な流れできており、Q2でもライバルを圧倒する好タイムを早々と記録したが、GT300フル参戦1年目の小高は、それを上回る走りを披露し、逆転でポールポジションを獲得した。
■SGT第2戦 GT300予選|小高一斗が驚速ラップを決め、6号車86MCが逆転ポールを獲得
Q1を担当した阪口は、自身がセッティングを煮詰めて小高でアタックを仕掛けるという流れがうまく決まった結果だと記者会見で語った。
「開幕戦でうまく噛み合わなくて、その反省点も踏まえて持ち込みの状態からクルマの仕様を大幅に変えてきました。自分はセットアップを担当して、速さという面では(小高)一斗に任せればいいと思っていました。セットアップも時間内にある程度できたので、そのことが結果につながったと思います」
しかし阪口も今週末は好調な走りを見せていた2号車を上回るのは難しいと考えていたようだ。
「前回も2号車が速かったのは分かっていますし同じマザーシャシー勢ということで、ひとつの目標にはしていました。正直(2号車には)届かないのかなと思っていたところはありました。そこは一斗が頑張ってくれましたね」
そのQ2で周囲も驚くような走りをみせた小高も、自分自身で信じられないようなタイムを刻むことができたと語った。
「(2号車に対しては)勝算は正直なくて、公式練習から予選にかけて良い位置で終われたら良いかなというくらいに思っていました。予選のアタックはミスなくこなせたんですけど、アタックを終えてタイムを見たら『ビーコンが壊れているのかな?』と思うくらいで、今までのセットとかタイヤの状況を考えたら考えられないタイムが出ましね。開幕戦からクルマのセットアップに悩んでいたので、第2戦にしてポールを獲れたのは本当に嬉しいです」
そして決勝に向けて小高は、ポールポジションスタートの利点を生かして逃げるレースをしていきたいと語った。
「前回のレースは後方に埋もれてしまって、あまり良いところを見せられませんでしたが、ペースはそんなに悪くなかったです。今回は前からスタートできるので決勝はスタートからプッシュしていって逃げ切れたらいいなと思います。頑張ります」
一方の阪口はチーム全員でノーミス、ノートラブルを心がけるとともに、6号車が有利としている区間でしっかりタイムを稼いでいきたいと決勝に向けた意気込みを披露した。
「僕たちのクルマの速い場所とそうでない場所があると思うので、速い場所でしっかりとマージンを作って、そのまま逃げて勝ちたいなと思っています。でも、スーパーGTはそんなに甘くないと思うので、ピットワークも含めてチームみんながノーミス、ノートラブルで終えることができれば、結果がついてくると思います。全力で戦いたいです」
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