7月中旬に入り、2024年鈴鹿8耐のレースウイーク直前となりました。7月15~16日の搬入を終え、7月17日は最初の走行となるテストデー。6月のテストに参加しなかったチームも初めて鈴鹿を走っていました。
そんな鈴鹿サーキットのピットやパドック、コース上で見つけたトピックスを、EWCフル参戦ジャーナリストの編集部山口がお届けします。
バイクレースの『真夏の祭典』2024鈴鹿8時間耐久ロードレース 7月16日搬入日の様子
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昨日はこのウイークの最初の走行がありました。5回のセッションで走行時間は6時間以上あり、体力がかなり消耗しました。木曜日が車検日で良かったですが、日曜日が一番暑くなるようなので現地にいらっしゃる方は対策を徹底していただきたいです。
ということで、レーシングスーツを着るライダーたちも見ることができた走行日ですが、今回TONE RT SYNCEDGE4413 BMWから出場するハネス・ソーマーは24時間レースではBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMのリザーブであり、BMWファクトリー契約ライダーです。ツナギ姿からワークスライダーであることがわかるでしょうか。
7月16日搬入日の様子でもお伝えしたバリー・バルトゥス(AutoRace Ube Racing Team)ですが、ヘルメットには『七』が入っていたのには気づきましたか? パーソナルナンバー入りの鈴鹿8耐スペシャルヘルメットのようです。
また、前回のテストでは練習用のレーシングスーツだったヨハン・ザルコ(Team HRC with Japan Post)もHRCカラーを纏っています。鈴鹿8耐の看板を意識した写真を撮ってみました。
走行後はジェスチャーを交えてエンジニアにマシンの状況を伝えます。カメラマンは良く見る光景ですが、こんな感じで数分間に渡り細かくフィーリングを語っています。
ピット裏にはヨシムラSERT Motulのダン・リンフットと渥美心選手のレーシングスーツが乾燥されていました。干すだけでは乾かないのが鈴鹿8耐ですね。
もう少し散策してみると、ザルコのレーシングスーツも干されていました。
さらによく見ると肘を擦っているのがわかります。近年では膝も肘も擦るのが当たり前のようになっていますが、その痕跡を見ると少し感動します。
ちなみに今年からピットレポーターは元ヨシムラSERT Motulのチャビエル・シメオンです。英語版では彼がピットインしたライダーにインタビューをして状況を伝えてくれます。昨年まではフレディ・フォレイがレポーターでした。
個人的な話ですが、昨年末にケニーと間違えたことを開幕戦ル・マンで謝ろうと思っていましたが、フレディには今年まだ会っていません……。
鈴鹿8耐と言えば走行後のライダー用プール。SHINSYUREN With TOTECが昨年から恐竜付きの可愛らしいプールを用意しています。
そしてなんと今年はTONE RT SYNCEDGE4413 BMWが滑り台付きのプールを投入! ちょうど星野知也が入っていらっしゃる姿を撮らせていただきました。(頭の浮き輪にも注目)
EWCを取材していて、ヨーロッパ戦と一番違うと思う文化はホスピタリティがないことです。今年はBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMに帯同している日本人スタッフの方が、パーマネントチームが食事に困らないようにキッチンカーを呼び、パドック内で食事ができるようにしていました。
昼食はフィッシュとチキンの2パターンから選ぶことができ、写真に写っているジーノ・レイはフィッシュを頼んでいました。
筆者はこの日、凍った飲み物を買うことしか頭になく、昼食を購入するのを忘れていましたが、渥美心選手の広報さんがご厚意でそのキッチンカーのご飯を提供してくださいました。こちらがチキンです。
こちらが夕食のハンバーグとチキンです。夕食はレストランで食べる予定だったため、渥美選手に写真を撮らせていただきました。お気づきでしょうが、ヨーロッパ人向けの食事のため、ライスではなくパンです。キッチンカー周りも少しEWCの雰囲気でした。
昼の走行では4回目のセッションの際にいきなり雨が降り出しました。第2戦スパではまったく雨に翻弄されませんでしたが、遅れてきたスパウェザーという感じでした。一気に涼しくなりましたが、その後晴れてまた暑くなりました。
最後のセッションは写真の通り晴れでドライです。NIPPOコーナーと最終コーナー付近で撮っていたのですが、いつも蛍光イエローのヘルメットをかぶっているイルヤ・ミハルチク(BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM)がスペシャルヘルメットであることに気づきました。
ピットレーンに近い撮影場所だったため、ピットインするだろうタイミングでレーン脇に移動。いつも仲良く話しかけてくれるイルヤだけに、筆者の意図に気づいて下を向いてくれたので、ヘルメットを活かしたショットを撮ることができました。
このスペシャルヘルメットについてイルヤに『なんで“cherry blossom”にしたの?』と聞いたら『SAKURAねー』って答えていて、桜も外国人に知られている単語なんだなと思いました。デザイン自体はイルヤが考えて、それをペイントしてもらったようです。
走行撮影後にピット方向に戻るついでにライダーにカメラを向けたら新庄雅浩選手に目線を、渡辺一樹選手にピースをいただいたのでそちらも掲載しておきます。
走行後は取材周りをしていましたが、TERAMOTO@J-TRIP Racingのピット裏で青木宣篤さんが焼き肉をチーム員に振舞っていらっしゃいました。「匂いにつられて来たね」と言われてしまいましたが、こちらは食べていません。ライダーへの取材を続けましたが、少し頂けばよかったですね(笑)
以上が水曜日分のトピックスです。それでは車検日のトピックスまたはフォトギャラリーもお楽しみに。
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