F1ブラジルGPは1990年以降、サンパウロにあるインテルラゴス・サーキットで行われてきたが、それ以前の開催地だったリオデジャネイロがF1再誘致を目指しているようだ。
今年の1月にリオデジャネイロの州知事に就任したウィルソン・ウィッツェルは、F1がリオでのレース開催を支持すると表明していることを自身のツイートで明かした。
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ウィッツェルはツイートの中でこう綴っている。
「F1の商業部門のディレクター、ショーン・ブラッチズから手紙を受け取ったことを光栄に思う。彼はブラジルGPをRJ(リオデジャネイロ)で開催することに関心を持っている」
「私はデオドロ(競技場)に作るコースのデザインについて協議してきた。我々はF1をRJで再び開催するために懸命に取り組んでいる」
しかし、F1のスポークスマンであるブラッチズはウィッツェルのツイートをそれほど重要視していない様子で、motorsport.comにこう語った。
「あらゆる選択肢を模索することは普通のことだ。多くの都市が我々からの手紙を受け取っている」
F1のCEO、チェイス・キャリーは昨年11月、知事に選出されたばかりで就任前だったウィッツェルとの会合を開いた。
MotoGPを運営するドルナスポーツもまた、文書を通じてリオでのレース開催への関心を表明した。このプロジェクトにはサーキットデザイン会社のティルケ社が参画しており、昨年の夏から計画段階にある。
デオドロ競技場は2016年のリオ五輪の際に使用された屋外競技場で、7人制ラグビー、ホッケー、BMXなど様々なスポーツに利用されてきた。しかしながらデオドロ地区は環境保全に力を入れているため、それがサーキット建設の障害となる可能性がある。
なお、リオ五輪の主要会場となったバーハ・オリンピック・パークは、1989年までブラジルGPを開催していたジャカレパグア・サーキットの跡地に建設されている。
F1を運営するリバティ・メディアと、現在ブラジルGPを開催しているサンパウロ市およびレースプロモーターは緊張関係にある。なぜならサンパウロでのレースは、F1側が得る収益が最も少ないフライアウェイレース(ヨーロッパ以外で行われるレース)と言われているからだ。
サンパウロ市がF1に支払う金銭は以前、ブラジル最大の放送局『ヘジ・グローボ』によって援助されていたが、その援助も2016年のレースを最後に終了したため、リバティがF1事業を買収した当初には予測していなかった程の支払額不足につながった。なおヘジ・グローボ社は2017年の年次決算において、この件に関する免責事由を強調していた。
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