■次期型「ロードスター」は電動車? EV化されても“らしさ”は残る?
マツダを代表する車種のひとつである「ロードスター」は、一時期は完全に冷え込んだライトウェイトオープン2シーターという市場を再び活性化させたという意味では、メーカーの垣根を超えた偉大なモデルであることは間違いないでしょう。
現在は4世代目となる、通称「ND」型が販売中となっており、2015年のデビューから現在まで、常に進化を続けています。
【画像】めちゃカッコイイ! これが「次期型ロードスター」かも!? 画像で見る(34枚)
先日も大幅改良を受け、「マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)」や、「スマートブレーキサポート(後退時検知機能付)」を搭載し、先進安全技術を搭載するなど、時代に即した改良を続けています。
一説には現行型のロードスターは、法的に作ることができなくなるまで改良・進化を続けながら販売を続けたい、という話があるとも言われており、今回の先進安全装備搭載も、法改正により衝突被害軽減ブレーキの装着が義務化されたことに対する改良となっています。
このように現行型を進化し続けるマツダではありますが、2023年10月25日から開催される東京ビッグサイト(東京都江東区)で「ジャパン モビリティ ショー 2023(JMS)」でマツダブースでは、「『クルマが好き』が、つくる未来。」というテーマを象徴するコンセプトモデルが展示されることがアナウンスされています。
また、初代ロードスター(NA型)や改良されたばかりの現行型ロードスター、子どもが実際に乗り込んでオープンカー走行を疑似体験できる2/3スケールのロードスター、そして手動操作でオープンエアモータリングを味わうことができる福祉車両のロードスターSeDVが展示されることも決定しており、ロードスターづくしの展示となることは間違いないでしょう。
となると、ここで世界初公開となるコンセプトカーも、未来のロードスターを示唆するものになる可能性は非常に高そうです。
現在のところはリアビューと思しき写真が1枚公開されているだけですが、テールランプは丸型のものとなっており、初代ロードスターから脈々と受け継がれている円をモチーフとしたテールランプが受け継がれていることを暗に示しているのかもしれません。
ただ、ND型が販売できなくなってから登場するとなると、ロードスターにもいよいよ電動化の波が来ることは避けられなくなることは間違いありません。
ハイブリッドになるのかEVになるのかは分かりませんが、バッテリーやモーターの搭載などによって、1トンを切るようなライトウェイトオープン2シーターとなるのはなかなか難しいと言わざるを得ないでしょう。
しかし、それによってロードスターらしさがなくなるということは考えにくく、むしろよりロードスターらしい1台に仕上がる可能性もあるのではないでしょうか。
なぜならば、マツダは30年以上ロードスターを作り続けており、ロードスターらしさとはどんなものかを熟知しているハズです。
そのため、パワートレインが変わろうが車両重量が変わろうが、変わらぬ味を持った新型ロードスターを送り出してくれることでしょう。
また「ロードスターには電動化は相応しくない」という声も一部であるようですが、実はマツダは1993年にすでにロードスターをベースとした電気自動車を中部電力とのタッグで制作し、モーターショーに展示している過去があります。
この車両は実際にナンバーを取得してデータ収集もされており、最高速度は130km/h、航続距離は180km(40km/h低速走行)というもの。
トランクだけでなくフロントフード内にもバッテリーがぎっしり詰め込まれ、ベース車よりも400kg以上重くなっていたということですが、それから30年が経過。
技術が進化した今であれば、ロードスターらしさを残したままの電気自動車が生まれることも不可能ではないでしょう。
むしろオープンエアモータリングを楽しむのであれば、排気ガスや振動が発生しない電気自動車の方が好都合ともいえます(マフラーサウンドが楽しめないというデメリットもありますが…)。
いずれにしてもマツダがリリースする以上、ロードスターらしさのないモデルに仕上がることはないでしょうから、どんなコンセプトカーが発表されるのか、今から心待ちにしたいところです。
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みんなのコメント
今と同じくらいの値段で買えるようにしてくださいよ。