昨日発表された新型アルファード/ヴェルファイア。もう史上最強のデキといっても過言ではないほどで、コレは間違いなく大ヒットとなるはず。検討中、あるいはもう注文したぜ!! という人もいるだろうが、今回はそれぞれベースグレードと最上級モデルの見積をゲット!! その衝撃の内容をお伝えします。
文:佐々木 亘/写真:トヨタ・ベストカーWeb編集部
そんな残るの!? 5年残価率が最低で50%も!! 新型アルファード&ヴェルファイア見積り徹底解説
■発表と同時に販売店は満席!? 注目度が高すぎるっ!!
2023年登場の新型モデル大本命であるアルファード・ヴェルファイアが6月21日にベールを脱いだ。受注開始となった午後1時半には、多くのトヨタ販売店の商談テーブルが埋まり、続々と注文が入っているようだ。
新型アルファード・ヴェルファイアは、一体どのくらいの金額で乗り出すことができるのか、さっそくトヨタ販売店で見積もりを取ってきた。
売れ筋となる両車のガソリンZとZプレミア、最上級グレードのエグゼクティブラウンジ(HEV)を軸にして、必須級となるオプションの値段や、気になる残価率などをお伝えしていきたい。
■一番安いアルファードでも600万円か……先代モデル比で100万円アップ
アルファードはまずブラックとホワイトとゴールドの3色を展開。追ってほかのカラーも追加される可能性大
まずは最もお手頃なアルファードの2.5Lガソリンモデル、Zグレードの見積もりから。駆動方式はFFを選択し、車両本体価格は540万円となる。ボディカラーは有料色であるプラチナホワイトパールマイカ(3万3000円)を選択した。装着したオプションは次の通り。
■メーカーオプション
・トヨタチームメイトアドバンスドパーク+パーキングサポートブレーキ+アドバンストドライブ:9万5700円
・ユニバーサルステップ:6万6000円
・カラーヘッドアップディスプレイ:5万5000円
・デジタルインナーミラー:4万4000円
・左右独立ムーンルーフ:13万2000円
■ディーラーオプション(工賃込み)
・盗難防止機能付きナンバーフレームセット:8,910円
・フロアマットセット(ロイヤルタイプ):11万1155円
・サイドバイザー:4万3340円
せっかくのアルファードだからと、少々メーカーオプションを欲張った感もある。
だが、リセールバリューを考えると、取り付けておきたいものが多い印象。必要最低限というよりは、一般的に選択の多そうなオプションを選んでみた次第。
こちらに加わる諸経費が約40万円程度(登録月やメンテナンスパックの要否などで若干変動)となり、支払総額は640万3335円となった。
メーカーオプションを無くし、フロアマット・サイドバイザー・ナンバーフレーム程度に付属品を抑えると、諸経費込み600万円程度での乗り出しは可能となる。
先代の2.5LガソリンSグレードが乗り出し500万円程度だったことを考えると、約100万円高となるが、新型の装備や仕様を考えれば、相応の金額とも言えよう。
■唯一のターボは700万円!! 新型ヴェルファイアは走りのミニバンに
ヴェルファイはブラックとホワイトの2色のみ!! ブラックはソリッドとなる
ヴェルファイアの2.4Lターボモデル、Z Premierはどうだろうか。こちらも駆動方式はFFを選択し、車両本体価格は655万円となる。ボディカラーは有料色であるプラチナホワイトパールマイカ(3万3000円)を選択した。装着したオプションは次の通りだ。
■メーカーオプション
・ユニバーサルステップ:6万6000円
・デジタルインナーミラー:4万4000円
■ディーラーオプション(工賃込み)
・盗難防止機能付きナンバーフレームセット:8,910円
・フロアマットセット(ロイヤルタイプ):11万1155円
・サイドバイザー:4万3340円
アルファードZとの違いは、標準装備される機能が多い点だ。
アルファードではオプション扱いだったトヨタチームメイトアドバンスドパーク+パーキングサポートブレーキ+アドバンストドライブ(9万5700円)、カラーヘッドアップディスプレイ(5万5000円)、左右独立ムーンルーフ(13万2000円)がベース車で装着済みのため、選択できるメーカーオプションが少ない。
諸経費はアルファード同様に約40万円程度(登録月やメンテナンスパックの要否などで若干変動)で、支払総額は729万5535円となった。
ターボエンジンと充実の装備で、プレミアム感を増すヴェルファイア。アルファードとの差を明確に出し、キングオブミニバンの称号を奪いに行くのだろうか。
総支払額は、アルファードのZグレードHEVモデルと近くなり、ターボのヴェルファイアを選ぶか、HEVのアルファードを選ぶかが悩みどころとなるだろう。
■エグゼクティブラウンジは先代比100万円アップ!?
870万円はたしかに高額だが、この仕上がりを見れば納得!! とくに後席は至れり尽くせりの超快適仕様に
次は両車の最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」を比較していきたい。まずは2.5LのHEVで駆動方式はFFを選択(E-fourは22万円高)、ボディカラーはプラチナホワイトパールマイカ(3万3000円)を選択した。車両本体価格はアルファードが850万円、ヴェルファイアが870万円である。
まずはアルファード。メーカーオプションは、ほぼ全部付けの状態で試算している。装着したオプションは以下の通り。
■メーカーオプション
・225/55R19タイヤ&19インチアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装):3万3000円
・CD・DVDデッキ:4万1800円
・ユニバーサルステップ:6万6000円
■ディーラーオプション(工賃込み)
・盗難防止機能付きナンバーフレームセット:8,910円
・フロアマットセット(エグゼクティブ):14万4155円
・サイドバイザー:4万3340円
諸経費はHEVのため少し下がって20万円程度(登録月やメンテナンスパックの要否などで若干変動)で、支払総額は907万8235円となった。
一方のヴェルファイア。タイヤホイールは標準状態で19インチを装着するため、メーカーオプションの設定は無い。(レスオプションで17インチに変更可能)
■メーカーオプション
・CD・DVDデッキ:4万1800円
・ユニバーサルステップ:6万6000円
■ディーラーオプション(工賃込み)
・盗難防止機能付きナンバーフレームセット:8,910円
・フロアマットセット(エグゼクティブ):14万4155円
・サイドバイザー:4万3340円
こちらも諸経費はHEVのため少し下がって20万円程度(登録月やメンテナンスパックの要否などで若干変動)で、支払総額は925万2535円となった。
選択しなかったメーカーオプションは、スペアタイヤ・ITSコネクト・寒冷地仕様の3つだけである。
先代のエグゼクティブラウンジと比較すると、乗り出しは約100万円高くなった。
さらに、こだわりのディーラーオプション(エアロパーツ・パフォーマンスダンパー・室内イルミ・カーテンなど)を加えていくと、総額1000万円の大台も見えてくる。
さすがは新時代のショーファーカーとして仕上げたグレード、お値段も超高額だ。
■残価率が7割!? 乗り換えなら月々の支払いは現実的な金額の可能性も
現行モデルもそうであったようにモデリスタパーツは下取り時にもかなり有利に働く!! 購入時に装着を検討するのも大いにアリ!!
先代のアルファードを販売ランキング上位に押し上げた要因が、高いリセールバリューであった。
高残価を背景に、トヨタディーラーの用意する残価設定ローンの利用が非常に多かった。月々の支払いを少なくアルファードに乗れるという点が、ユーザーに対して魅力的に映っている。
新型でもリセールバリューの高さは維持できるという目算があるようで、トヨタ販売店の設定する残価率は、今回も高い水準をキープ。
具体的な残価率は、各販売店によって若干異なるが、3年70%、4年65%、5年60%程度となっていた。残価率はアルファード・ヴェルファイア共通で、現在のところグレードによる残価率の差も無い。
ここまで紹介してきた各車の見積もりで、5年の残価設定ローンを、ほぼ頭金なし、ボーナス払い無しの状態で計算すると次のようになる。(実質年利率3.9%で計算)
・アルファードZガソリン:月々6万8700円 最終回支払い324万円(頭金5万3335円)
・ヴェルファイアZプレミアムガソリン:月々7万3900円 最終回支払い393万円(頭金9万5535円)
・アルファードエグゼクティブラウンジHEV:月々8万9600円 最終回支払い510万円(頭金7万8235円)
・ヴェルファイアエグゼクティブラウンジHEV:月々9万1400円 最終回支払い522万円(頭金52,535円)
※割賦元金をキリのいい数字にするため、頭金は各車で異なる
アルファードZガソリンの数字がローンを組む時の現実的な数字となるだろう。ボーナス支払い無し、頭金無しで月々約7万円弱というのは、640万円の支払総額を見ると、手頃感もある。
これで仮に頭金を100万円にすると、月々の支払いは約5万円。頭金を200万円にすると月々の支払いは約3万2000円だ。頭金は現金+下取り額であるため、先代アルファードからの乗り換えなら、購入時の持ち出し金額はそれほど大きくならない可能性もある。
これも、先代から続くアルファード・ヴェルファイアの高い残価率が成せる技。今回も高い残価率を利用した、残価設定ローンによる購入が増えそうだ。
■今週末までが勝負!? とにかく早い決断が先決
新型アルファード・ヴェルファイアの注文は既にスタートしている。年内に配車される枠は、今週末までに埋まってしまうことは必至の状況。ディーラーによって完全先着順での販売や、25日(日曜日)までに集まった注文の中から抽選で初回オーダー分を決めるといった、販売形態に違いがあるのも、今回の販売スタイルの特徴だ。
どうしても週末にしかお店に足を運べないという人は、抽選方式を取るお店に行くのもいいと思う。
注文初日の勢いを見ていると、すぐに納期が年単位になることは確実。現車を見るとますます魅力的に感じる新型アルファード・ヴェルファイア。欲しいという人は、こちらの見積もり例を参考にして、いち早くお店で注文を入れてほしい。
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