近年、マツダはSUVを次々に市場へ投入。国内市場にはこれまでラインナップしていた「CX-3」、「CX-5」、「CX-8」に加え「CX-30」を登場させていますが、なかには国内投入されていないモデルも存在します。
北米市場には、CX-8よりも大きな全長5m超えの「CX-9」、中国市場にはミドルサイズの「CX-4」というモデルが存在。あまり知られていないCX-4とはどんなSUVなのでしょうか。
CX-4は、ボディサイズが全長4637mm×全幅1855mm×全高1524mm。伸びやかなシルエットと大型フロントグリルが印象的なモデルとなっています。テールゲートも大きく寝かされたクーペスタイルのSUVです。
このボディサイズを国内のマツダSUVと比較すると、ミドルサイズのCX-5が全長4545mm×全幅1840mm×全高1690mm。3列シートのみを設定するCX-8が全長4900mm×1840mm×全高1730mmです。
CX-4の全長はCX-5とCX-8の間に位置しますが、全幅は車格が上のCX-8を上回ります。
車幅が広い要因として、CX-4は中国市場をメインターゲットにしています。中国では、居住性の高さが購入時に重視される傾向にあることから、車幅を広げることで余裕のある室内空間を実現しているのです。
一方、全高はCX-5やCX-8よりも低く、CX-4のプロポーションの良さが際立ちます。
なお、最低地上高は206mmを確保しており、SUVらしく高めに設定されていることも特徴です。
パワートレインは、2リッターと2.5リッターのガソリンエンジンで、組み合わされるトランスミッションは6速ATとなっています。
駆動方式はグレードごとに2WDと4WDがありますが、4WDが設定されるのは1グレードしかなく、主力となるのは2WDです。
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スタイルの良さが大きな特徴といえるCX-4は、もし国内市場に登場したら、大きな話題となるかもしれません。
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中国でCX-4はそこそこ見るがCX-5は殆ど見ない。