現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マクラーレンがF1 GTRを彷彿とさせる伝説の「ガルフ」カラーを720Sで再現。販売も予定しているが・・・

ここから本文です

マクラーレンがF1 GTRを彷彿とさせる伝説の「ガルフ」カラーを720Sで再現。販売も予定しているが・・・

掲載 更新
マクラーレンがF1 GTRを彷彿とさせる伝説の「ガルフ」カラーを720Sで再現。販売も予定しているが・・・

2021年5月18日、マクラーレン オートモーティブの社内パーソナライゼーション部門であるマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)は、ガルフ オイル インターナショナルのレーシングカラーをまとったビスポークの720Sを公開した。

伝説的レーシングカー、マクラーレン F1 GTRを彷彿とさせるカラー
MSOは、マクラーレン オートモーティブの社内ビスポーク部門だ。「ビスポーク」とは注文主のオーダーによって服や靴を仕上げていくことが発祥で、当然ながらMSOでは顧客のオーダーなどでスペシャルなマクラーレン スーパーカーを制作している。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

今回公開された720Sは、「ガルフ」オイルのアイコニックなレーシングカラーに仕立てられている。マクラーレンとガルフは、オフィシャル戦略的パートナーシップの再開を2020年夏に発表した。このプロジェクトはその一環であり、マクラーレン スーパーカーのパーソナライゼーションの可能性を示すものだ。

マクラーレンとガルフが最初にパートナーとなったのは、1968~1973年のF1とCan-Am(カンナム)シリーズだった。その関係は1990年代によみがえり、GTCコンペティション チームのマクラーレン F1 GTRは1996年のBPRグローバル耐久選手権を制したほか、1997年のル・マン24時間レースでGT1クラス優勝を果たすなど、伝説的な活躍を見せたのだった。

2020年のパートナーシップ復活を受けて、2021年からガルフがマクラーレン オートモーティブの推奨潤滑油サプライヤーとなり、高性能エンジンに最適化したガルフのオイルと燃料が全モデルに採用されている。

このマクラーレン F1 GTRを彷彿とさせるガルフ カラーをまとった720Sは、MSOによるハンドペイントだ。完全再現のため配合したペイントをメタリック塗装とソリッド塗装で施し、両ブランドのユニークなアイデンティティを表現している。この色を出来上げるのにかかる時間は、MSOの職人たちの手でさえも20日を要するという。

アイコニックなブルーとオレンジのレーシングカラーに加えて、ブレーキキャリパーもガルフのソリッドオレンジとされた。また、この720Sのビスポーク インテリアには、同色のブルーとオレンジのステッチが施され、ヘッドレストには刺繍で、ドアシルにはペイントで、ガルフのロゴがあしらわれている。

さらに、ステアリングホイールは、エクステリアに合わせたガルフのソリッドオレンジとソリッドダークブルーのストライプをセンターバンドとし、スポークはビジュアル カーボンファイバーを採用している。

720Sは、現行のスーパーシリーズの最高峰に位置するモデルで、4LのV8ツインターボ エンジンは最高出力720psと最大トルク770Nmを発生し、0→100km/h加速は2.9秒、最高速度は341km/hというパフォーマンスを発揮する。カーボンファイバー製モノケージIIの採用により、乾燥重量は1283kgというクラストップの軽量さで、プロアクティブ シャシ コントロールII サスペンションとアクティブ エアロダイナミクスにより、公道でもサーキットでも、衝撃的なパフォーマンスを解き放つことが可能だ。

このガルフ カラーの720Sは、「限られた数のカスタマーだけに提供される」とアナウンスされているが、その台数や車両価格などは公表されていない。果たして、日本にもやって来るのだろうか。ぜひ、その姿を見てみたいものだ。

■マクラーレン 720S(ベース車両) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4543×2059×1196mm
●ホイールベース:2670mm
●乾燥重量:1283kg
●エンジン種類:90度V8 DOHCツインターボ
●排気量:3994cc
●最高出力:720ps/7500rpm
●最大トルク:770Nm/5500rpm
●燃料タンク容量:72L
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD
●トランスミッション:7速DCT
●タイヤサイズ:前245/35R19、後305/30R20
●車両価格(税込):3530万円

[ アルバム : ガルフ カラーのマクラーレン 720S はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3530.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2200.03480.0万円

中古車を検索
720Sの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3530.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2200.03480.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村