レッドブルのテクニカルチーフであるエイドリアン・ニューウェイは、今年の夏休みにサイクリングをしていた際に事故を起こし、大怪我を負った。これによりニューウェイは入院し、複数回にわたって手術も受けたという。当然グランプリに帯同することもできなかった。しかし先日行なわれたトルコGPで現場復帰すると、チームを悩ませていたセッティング面の問題にすぐ気付き、対処を施すことができたという。
1980年代後半にレイトンハウス/マーチで、F1デザイナーとしての頭角を現したニューウェイ。その後ウイリアムズ、マクラーレンと渡り歩き、今はレッドブルの技術面を取り仕切る立場に就いている。その間、数々のチャンピオンマシンを手がけており、”キングメーカー”としても知られている。
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しかしそのニューウェイは、今年の夏休みにサイクリングをしていた際に事故を起こし、大怪我を負った。この怪我により入院を余儀なくされたニューウェイは、退院後もリハビリを続け、体調が回復。先日行なわれたトルコGPでようやく現場に復帰することになった。
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコ曰く、ニューウェイの不在は、チームに特に大きな影響を与えないと考えていたという。しかしメルセデスとのタイトル争いが激化する中、チームがさらに集中していく上で、ニューウェイの現場復帰は大いに歓迎されているようだ。
マルコによれば、ニューウェイはまだ完全な健康状態には戻っていないものの、チームにとって重要な時期に貢献しているという。
「我々は知識の広さという観点では、良いポジションにいると思う。しかしもちろん、ニューウェイはそのリーダー的な存在だ」
ニューウェイの不在について尋ねられたマルコは、そう語った。
「初期の段階では、彼の怪我がどれほど深刻かは分かっていなかった。しかし彼は、何度か手術を受けなければならなかった」
「しかし今では、彼はチームに戻ってきた。彼の体調が万全だとは言いたくないが、彼は仕事をするためにそこにいて、我々がセットアップの面で抱えていた困難にも、すぐに気付いたのだ」
マルコは、ミルトンキーンズのファクトリーで、マックス・フェルスタッペンとニューウェイを交えたミーティングが計画されており、さらにニューウェイは、RB16Bがシーズン終盤でできる限り最高の状態になるよう、取り組んでいることも明かしている。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、標高の高い位置に存在するサーキットが舞台となるメキシコGPとブラジルGPはレッドブルにとって有利になると考えているものの、次戦アメリカGPでは、メルセデスが優位に戦いを進めていくことになるだろうと危惧していると語った。
「次はここ数年ハミルトンの“庭”とも言えるオースティンで行なわれる」
「だがその先はメキシコ、そしてブラジルと、過去に我々がかなりの強さを示してきた場所であり、その傾向が(今年も)あることを願っている。そして、終盤3戦でどうなるかは我々にも予測がつかない」
「とても興味深いレースになるだろう。だが我々は最高のパフォーマンスを示さねばならない」
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