BMW M8 MotoGP Safety Car
BMW M8 MotoGP セーフティカー
アストンマーティン、新旧モデルでモントレーカーウィークを彩る
第11戦オーストリアGPにおいてデビュー
BMW M GmbHは、FIMロードレース世界選手権(MotoGP)のセーフティカー、新型「BMW M8 MotoGP セーフティカー」を初公開した。6月にドイツ・ミュンヘンのBMW Weltで行われた「#NEXTGen」において初公開されたM8コンペティションをベースとしており、最高出力625hpを発揮する。
この新型セーフティカーは、8月9日~11日にオーストリア・レッドブルリンクで開催されたMotoGP第11戦オーストリアGPから使用されている。
BMWはMotoGPを管轄するスペインのドルナスポーツと、MotoGP公式車両パートナーとして20年以上の関係を続けており、BMWは1999年からMotoGPにセーフティカーを提供。M8はその最新仕様となる。
レースの遺伝子を備えたM8だからこそ務まる役割
BMW M GmbHを率いるマーカス・フラシュは、今回の新型セーフティカー導入について以下のようにコメントした。
「新型M8とレース仕様のM8 GTEは並行して開発されました。投入されているレースの遺伝子がM8を特別な存在としているのです。だからこそ、M8コンペティションをMotoGPの新たなセーフティカーのベースとして選択したことは理にかなっていると言えるでしょう」
「M8コンペティションは生産仕様とはいえ、非常に高い性能を備えていますし、サーキット走行にも適しています。革新的な新技術により、限界を押し上げるのが我々の目的です。今回、M8 MotoGP セーフティカーを世界最高峰のオートバイレースに投入できたことを心から嬉しく思っています」
テストトラックやサーキットで徹底的に鍛えられた運動性能
新型セーフティカーに搭載されている4.4リッターV8ツインターボは、最高出力460kW(625hp)を発揮。ドライブロジック付き8速ステップトロニックトランスミッションを経由して4輪を駆動する。また、今回から初採用されたM専用インテグレーテッド・ブレーキシステムは、ドライバーに異なるブレーキペダルフィールを提供する。
パワートレイン、シャシー、エアロダイナミクスバランスなどは、フランス南部ミラマスのBMWグループ・テストトラックやスウェーデン・アリエプローグのBMWグループ・ウィンターテストセンター、さらにニュルブルクリンク・ノルドシュライフェなど、世界中のサーキットやテストコースを舞台に徹底的なテストが繰り返されている。
M8 GTEと同じ形状の大型リヤウイングを装着
また、レース仕様のM8 GTE開発現場からのフィードバックも積極的に採用。エンジン、トランスミッション、シャシーが集中的に鍛え上げられた結果、M8コンペティションは0-100km/h加速3.2秒という、セーフティカーに求められる俊敏な加速力を備えることになった。
今回、ドイツ・ガルヒングのBMW M GmbHにおいてセーフティカー仕様を製作。セーフティカーに求められるロールケージやレーシングシート、警告灯など安全装備に加え、M8 GTEと同じ形状の大型リヤウイングが装着された。また、足まわりやエンジン、エアロダイナミクスなどには、BMW Mパフォーマンスパーツを採用している。これらのアップデートパーツは市販仕様にも取り付け可能だ。
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