アンドレッティは先日、アメリカ自動車メーカー大手ゼネラル・モーターズ(GM)が展開するキャデラックと提携してのF1参戦計画を発表した。FIAはこれを歓迎しており、モハメド・ベン・スレイエム会長は以前から新規チーム参入によってグリッドの台数を増やすべきだとの考えを示していた。
そのベン・スレイエム会長は自身のSNSで、アンドレッティとキャデラックの発表に関してネガティブな反応があることに驚きを示した。ただその反応が誰によるものであるかについては言及しなかった。
■F1、アンドレッティの参入計画を歓迎せず? 「F1とFIAの両方が承認することが必要だ」と釘刺す声明発表
「キャデラックとアンドレッティのニュースに対して好意的でない反応があったことは驚きだ」とベン・スレイエム会長はTwitterに綴った。
「FIAは近年、成功を収めている組織の参入を受け入れてきた。GMのようなグローバルなメーカーや、アンドレッティようなサラブレッドチームのF1参入は奨励すべきだろう」
「成長軌道にあるチームからの関心は多様性をもたらし、F1の露出を高める」
このようにFIAはアンドレッティとキャデラックの参入を受け入れる態勢を見せているが、一方でF1は声明の中で、新規参入チームをグリッドに加えるにはFIAの承認だけでなく、F1と既存チームからの承認も必要であると指摘。FIAに対して釘を刺すような動きを見せている。
またF1は新規チーム参入について、「表面上は見えない」他の関係者とも話を続けているとしている。
アンドレッティはキャデラックと手を組む前からF1参戦の意向を声高に主張していたが、当初は全10チームのうち、アルピーヌとマクラーレンの2チームからしか支持を得られていなかった。新規参入チームの登場によって、既存チームの収益が減少すると考える者が多かったのだ。
F1における最新の新規参入チームは2016年から参戦を開始したハースだが、同年限りでマノーが撤退したため、以降は参戦チーム数が10となり、現在に至る。
ただその後F1はリバティ・メディアの下で改革を進め、アメリカを中心にF1ブームを巻き起こしているため、世界的なファンの関心も高まっていると言える。
11チーム以上がF1に参戦する可能性について、F1のCEO兼社長であるステファノ・ドメニカリは昨年8月、「数の問題ではない」とコメントしており、F1の価値を高めるものがどこにあるのかが重要だと述べていた。
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