この記事をまとめると
■ダイハツ・ムーヴキャンバスが6年ぶりにフルモデルチェンジを実施
圧倒的一人勝ちのホンダN-BOXにはない魅力をもつ軽自動車6選
■意匠の異なる「ストライプス」と「セオリー」の2グレードを用意する
■快適装備などユーザーの使い心地に配慮した改良も施された
走行性能も新骨格を採用してグレードアップ
2016年に登場したダイハツ・ムーヴキャンバスは、可愛らしスタイルが特徴のコンパクトワゴンで、累計販売台数38万台超を誇る人気モデルだ。
そんなムーヴキャンバスが6年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施した。
新型となったムーヴキャンバスは、先代で好評だったスマイルフェイスの可愛らしいマスクと丸みを帯びたフォルムを受け継ぎ、DNGAプラットフォームの採用やターボの設定などにより走りも強化したという。
まず外観だが、初代のアイデンティティを継承している「ストライプス」と、シックなボディカラーで大人びたデザインが特徴の「セオリー」というふたつのグレードを用意した。
「ストライプス」では、可愛らしさはそのままに、丸みをより強調することで先代のムーヴキャンバスらしさを表現している。
「ストライプス」では、新たにアプリコットピンクメタリックとシトラスイエロークリスタルシャインのボディカラーを追加。全車がツートーンカラーを採用する。
一方「セオリー」は、落ち着いた色使いにアクセントとしてメッキを各部に加飾することで上質なクルマに仕上がった。
「セオリー」は、シックな色相のモノカラーのボディ色が大人っぽさをアピールする。
内装に関しても「ストライプス」と「セオリー」では仕様が異なる。
「ストライプス」は白を基調としたインパネとファブリックシートを採用。落ち着きがありながらも明るい印象を抱く。
一方「セオリー」では、本革巻きのステアリングホイールやシフトノブなどで落ち着いた雰囲気を演出。ブラウンとネイビーを組み合わせたインパネにより上品なイメージに仕上げられた。
また、メーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせることで、ムーヴキャンバスで新たな世界観を表現した、3つの異なるスタイルパッケージが設定されているのも特徴だ。
「リラックススタイル」は「ストライプス」専用で、ホワイトやメッキをアクセントとした外装パーツとライトウッド調の明るい内装パーツで可愛らしさを表現。
「エレガントスタイル」は「セオリー専用」。メッキを中心とした外装パーツがあしらわれたエクステリアに、さりげなくメッキ調の内装パーツが使われるインテリアを組み合わせ、上質感とシックな雰囲気を演出する。
メッキ中心の外装パーツ、ダークブラウンやさりげないメッキ調の内装パーツで、上質感と落着きのあるシックな雰囲気を演出
「ビタースタイル」も「セオリー」専用で、ブラックを基調とした外装パーツとダークブラウンの内装パーツを使い、高い質感と渋さを強調する仕様となっている。
見た目だけでなく数々の便利装備も継承&新採用
新型ムーヴキャンバスが先代から受け継いだのはエクステリアのイメージだけではない。先代で好評だった数々の便利機能も引き継いでいる。例えば、両側パワースライドドア。軽ハイトワゴンにおいては、リヤドアは、ヒンジドアかスライドドアかで販売台数が大きく変わるほど重要な装備なだけに、両側パワースライドドアが継承されたのはうれしい。
そのほかにも、バックなどの手荷物の収納に便利と好評だった後席下の「置きラクボックス」が、新型ムーヴキャンバスでも採用されている。衝立を立てることで、背の高い荷物も固定しやすくなるバスケットモードも健在だ。
また、新型ムーヴキャンバスで新たに採用された便利装備も多い。温かいドリンクを保温して保持できる「ホッとカップホルダー」や寒い日には重宝する運転席/助手席シートヒーター、マスクなどの薄型小物の収納に便利なインパネアッパーボックスと、こちらもちょっとした小物が入るインパネロアボックスなど、なくても問題ないけどあれば絶対に便利なさまざまな快適装備の採用で使い勝手が非常にいい。
さらに、ディスプレイオーディオは、Apple CarPlayワイヤレス接続に対応しており、お手持ちのiPhoneの機能をそのまま新型ムーヴキャンバスで使用することができる。インパネとれいに設置されたワイヤレス充電規格Qi(チー)が備わっているのもうれしい。
ほかには、ダイハツ初となる10インチカーナビと、前後方に加え室内録画も可能なドライブレコーダーをディーラーオプションとして設定。安全安心なカーライフをサポートしてくれる。
最後に、ムーヴキャンバスではDNGAの採用で進化した走りにも注目。
DNGAやハイテン材の使用率向上によって車両重量は先代比マイナス50kgを実現。操縦安定性が向上しているだけでなく、燃費(WLTCモードで22.9km/L)にも大きく貢献している。
パワートレインには、これまで要望が多かったターボを新設定し、力強い加速感を実現している。
そのほか、自動ブレーキやクルーズコントロールなどの機能がある「スマートアシスト」やアクセルの踏みすぎや踏み間違いを検知してブザーやモニター表示で警告して加速を抑制する「プラスサポートシステム」、車線変更時等に後方車両を検知してピラーに設置したインジケーター及びブザー音でドライバーに知らせてくれる「ブラインドスポットモニター」など、安全装備も充実化が図られた。
新型ムーヴキャンバスの価格は、「ストライプス」「セオリー」ともに149万6000円から191万9500円となっている。
ダイハツの軽ハイトワゴンとして可愛さと使い心地の良さで人気となったムーブキャンバス。その良さに磨きがかかった新型ムーヴキャンバスも多くの人から愛されそうだ。
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みんなのコメント
センターメーター廃止
電動パーキングブレーキ+オートホールド
ターボ設定
ほぼ希望通りです、
先代モデルの欠点はほとんど解消された。
タフトみたいにグリルやエンブレムを自分好みにしかも安価に交換できる。
タントは益々売れなくなるね…
ヘタすればN-BOXやスペーシアさえ食われるかもしれない。