現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ブガッティ シロン ピュール スポールのデリバリー目前。顧客&メディア向け試乗会をサーキットで開催

ここから本文です

ブガッティ シロン ピュール スポールのデリバリー目前。顧客&メディア向け試乗会をサーキットで開催

掲載 更新
ブガッティ シロン ピュール スポールのデリバリー目前。顧客&メディア向け試乗会をサーキットで開催

Bugatti Chiron Pur Sport

ブガッティ シロン ピュール スポール

史上最もタフなレクサス! LXに本格オフローダー仕様の「J201」コンセプトが登場

究極のコーナーリングマシンをカスタマーが初体験

1年半以上に及んだ集中的な開発作業、さらにサーキットや公道における5万km以上のテスト走行を経て完成した、ブガッティ シロン ピュール スポール。今回、ドイツのテストトラック「ビルスター・ベルク(Bilster Berg)」と近隣の公道において、ジャーナリストとブガッティのカスタマーを対象としたテストドライブが実施された。

ブガッティ・オートモビルズのステファン・ヴィンケルマン会長は、今回の試乗会について以下のようにコメントした。

「新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大によるロックダウンにより、ここ数ヵ月の間は信じられないほどの困難がありました。それにもかかわらず、我々は予定通りのスケジュールをこなし、ついに新型シロン ピュール スポールを、ブガッティのお客様に体験して頂くことができるようになりました」

「開発チーム全体の信じられないような働きを評価するためには、このハイパースポーツを自分自身で体験し、何が特別なのかを感じてほしいと考えています。そのためにお客様にはビルスター・ベルクのレーシングトラックでシロン ピュール スポールを限界までプッシュし、その後は公道での日常的な使い勝手を体験して頂こうと考えました」

加速性能に特化したハイパースポーツ

最高速度よりも、ハンドリング性能に特化して開発されたシロン ピュール スポールは、駆動システム、シャシー、エアロダイナミクスをベースモデルから大幅に変更。最高出力1500hp・最大トルク1600Nmを発揮する8.0リッターW型16気筒エンジンは、最高出力発生回転数を200rpm引き下げ6700~6900rpmとした。

ギヤ比を変更したことで、0-100km/h加速は2.4秒から2.3秒、0-200km/h加速は6.1秒から5.5秒に短縮。最高速度は電子リミッターにより350km/hに制限されている。開発責任者を務めるステファン・エルロットは、「このスペックを設定したのは、安定性とハンドリングを妥協せずに、シャシーとエアロダイナミクスを適応させることができたからです」と、説明した。

テストチームにおけるサーキットでの精力的なテストにより、足まわりに関してはネガティブキャンバーが付けられ、よりハードなスプリングを採用。さらにグリップレベルを向上させたミシュランタイヤを装着したことで、コーナーリング時における接地性能が大幅にアップしている。

コーナーリングを楽しめるハイパースポーツ

エアロダイナミクスに関しては、大型スプリッターを備えたフロントセクション、開口部が拡大されたエアインテーク、新たに採用されたホイールアーチベンチレーション、大型ディフューザー、幅1.9mの固定式リヤウイングにより、高いダウンフォースレベルを確保。また、50kgもの軽量化を実現した。

「シロン ピュール スポールは、コーナーリング時にその真価を発揮します。広範囲にわたる改良により、大幅に加速性能とダウンフォースが向上しました。トップスピードまで優れたトラクションを発揮します」と、エルロット。

経験豊富なドライバーに向けて新たに導入されたドライビングモード「ESC Sport+」では、ESC(横滑防止装置)が介入することなく、リヤを振り回したドリフトを楽しむことができる。

「私たちはサーキットやワインディングロードで楽しめるハイパースポーツを開発しました。あらゆる道路で最高のドライビングプレジャーを得ることができるでしょう。今回、ブガッティのお客様がこの素晴らしい経験を我々と共有できるようになったことを嬉しく思います」と、ヴィンケルマン会長は付け加えた。

シロン ピュール スポールの価格は300万ユーロ。現在、60台限定で受注がスタートしており、その製造はフランスのモレスハイムにおいて2020年後半から開始される。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

日産 [アリア]って実は完成度高すぎる[クルマ]じゃない?
日産 [アリア]って実は完成度高すぎる[クルマ]じゃない?
ベストカーWeb
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】もう二度と作ることができない限定400台[インプレッサ22B-STiバージョン]はいまや3000万円以上!!!!
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】もう二度と作ることができない限定400台[インプレッサ22B-STiバージョン]はいまや3000万円以上!!!!
ベストカーWeb
佐藤万璃音を擁してWEC・LMGT3に参戦するユナイテッドAS、マクラーレン720S GT3エボの新リバリー発表
佐藤万璃音を擁してWEC・LMGT3に参戦するユナイテッドAS、マクラーレン720S GT3エボの新リバリー発表
AUTOSPORT web
【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も
【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も
AUTOCAR JAPAN
「スーパーフォーミュラしかない!」念願かなったルーキーたちの課題は。2レース制増も影響か
「スーパーフォーミュラしかない!」念願かなったルーキーたちの課題は。2レース制増も影響か
AUTOSPORT web
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
ベストカーWeb
日産「フェアレディZ」にワゴンが登場!?  実は「ステージア」ベースで「リーフ」リアゲートを移植…車検をとって公道走行可能なカスタムカーでした
日産「フェアレディZ」にワゴンが登場!? 実は「ステージア」ベースで「リーフ」リアゲートを移植…車検をとって公道走行可能なカスタムカーでした
Auto Messe Web
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
AUTOCAR JAPAN
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
Auto Messe Web
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
乗りものニュース
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
AUTOCAR JAPAN
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
Auto Messe Web
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
AUTOCAR JAPAN
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
AUTOCAR JAPAN
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村