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2024年F1第4戦日本GP予選トップ10ドライバーコメント(1)

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2024年F1第4戦日本GP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2024年F1第4戦日本GPの予選が行われ、6~10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、角田裕毅(RB)だ。

■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
予選 10番手
 オーストラリアで強力なパフォーマンスを発揮した後だけに、今週末、少しプレッシャーを感じていました。でも、それは良いプレッシャーだと言えます。家族や友人たち、母国のファンの前でQ3に進出することができて、とてもうれしいです。

【角田裕毅F1第4戦展望】責任感にも似たプレッシャーを感じた予選。Q3進出を果たすもシケインでのミスを悔やむ

 予選自体は予想よりも簡単ではありませんでした。でも全体的にチーム全員で素晴らしい仕事をしました。

 ベストのパフォーマンスを引き出すため、マシンとセットアップを最大限に活用する方法を学んでいるところです。サーキットにいるエンジニアやメカニックたち、ファクトリーのスタッフなど、チームの全員の助けがなければ、僕はこの結果を達成することはできなかったでしょう。彼ら全員に心から感謝しています。

 ダニエル(・リカルド)も素晴らしい仕事をしましたし、間違いなくポイントを獲得できる可能性があります。1ポイントよりも多くのポイントをつかめるかもしれないので、ベストを尽くします。

 最初のステップが完了しました。次のステップは、明日のレースでトップ10に入ることです。僕はここ(日本GP)ではまだ入賞を達成したことがありませんが、すべてをうまくまとめて、完璧なレースをすることを目指します。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 9番手
 僕たちとマクラーレン、フェラーリ、そしてアストンマーティンはとても僅差だ。FP3が終わった時点で、このグループ全体のタイム差はわずかコンマ1秒か2秒になると分かった。実際にそうだったね。もし素晴らしいラップを残せなければ9番手になることになり、それが今日の僕に起こったことだ。

 僕は最後のラップでミスをしてしまった。少し残念だけど、時にはそんなこともある。ここはオーバーテイクがどこよりも難しいというわけではないから、明日はタイヤのデグラデーションや戦略の違いを利用して前に出たい。レースではいろいろなことが起こりうる。

 今シーズンの序盤は高速サーキットが続いている。僕たちのマシンの弱点がそこにあるのは知っているし、今週末もベストというわけにはいかないことは分かっていた。でも弱点が明らかになったということは、自分たちが構築しているプラットフォームを理解し、パフォーマンスを向上させることにつながるから、良いことだ。改善するための明確な方向性を定めることができるからね。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
予選 8番手
 今日の予選には満足していない。走っていてマシンのフィーリングはとても良かったけれど、ペースはなかった。データを見て実際に何が原因だったのか調査するつもりだ。

 今年の僕たちのマシンは、予選ペースよりも決勝ペースの方が少しだけ強い。ただ、このコースはオーバーテイクが非常に難しいから、良いスタートを決めて、どんなチャンスも生かし、順位を取り返して上位に浮上することを目指す。

(予選後にメディアに語り)予選8番手に終わった場合、ひとつのコーナーでミスがあったとか、セットアップが間違っていたなど、何らかの説明がつくものだ。でも今日はすべてが問題ないと感じた。バランスは完璧な状態からさほど離れていない。ラップを走り終えた時の感触では、「オーケー、すごく良いラップだった」と思うのだが、ボードを見ると、1秒遅いんだ。

 通常、こういうことが起きる場合には、タイヤとタイヤの温度を上げるやり方に目を向ける。今日はさまざまなことを試したけれど、うまくいかなかった。今のところ答えがない。

 予想していたよりも、ライバルとのギャップが大きい。マシン特性と鈴鹿との相性が、レッドブルほど良くないことが原因なのかもしれない。不思議だよ。僕たちのロングランはかなり良い。ただ、鈴鹿はオーバーテイクがかなり難しいからね。オーバーテイクできるだけのペースを発揮できるなら、素晴らしいレースになるだろうけど、難しいだろう。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 7番手
 全体的に予選はとてもいいセッションになった。今週末はこれまでのところ、マシンとそのバランスを改善できていると思う。走っている時の感触に、今年に入ってから一番満足できた。まだ改善が必要なところも明確に残っているけれど、正しい方向に進んでいる。

 6カ月前にここでレースをした時には1秒以上の差があったが、先頭とのギャップも、僕たちに一番近いライバルとのギャップも少しは縮めることができた。もちろんもっと上を目指していたし、7番手で満足することは決してないが、僕たちのマシンがまだ発展途上なのは分かっている。

 明日のレースはタイヤのデグラデーションがすべてになるだろう。ロングランのペースは金曜日だと他のマシンと同じような感じだったから、それが日曜日も変わらないのかを確認しよう。明日はかなり接戦になると思うので、さまざまな要素を最大限に生かして、多くのポイントを持ち帰りたい。

(走行後にメディアに語り)マシンの快適さという点では、今年のこれまでの週末と雲泥の差だ。マシンをスイートスポットに入れるためにどうすればいいか、理解しようとして、ファクトリーで分析を行い、皆が良い仕事をした。今週末はこれまでよりはるかにドライブしやすい。過去3年間で(2022年以降で)一番感触が良かった。

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手
 予選は6番手だったけど、Q2からはちょっとうまくいかなかった。リズムをつかむことができなくてフラストレーションがたまったよ。今夜のうちにエンジニアと取り組まないといけないところがいくつかあるけど、かなりの接戦のようだ。明日は僕にとって改善とポイント獲得のいいチャンスになる。

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