ボルボ、60シリーズの2015年モデルを発売、先進安全機能を標準装備

ボルボは、60シリーズ（S60、V60、XC60）の一部仕様を変更し、2015年モデルとして販売を開始した。

2015年モデルのボルボ60シリーズは、これまでオプション設定としていた先進安全装備および運転支援機能を含む「セーフティ・パッケージ」を標準装備化。新たにリアビューカメラを加え、10種類の安全装備・運転支援機能を「IntelliSafe10（インテリセーフ・テン）」として、全モデルに標準装備する。「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム（ミリ波レーダー・デジタルカメラ・赤外線レーザー方式）」や「全車速追従機能付ACC（アダプティブ・クルーズ・コントロール）」、夜間走行時に明るく広い視野を確保する「フル・アクティブ・ハイビーム」など、10種類の先進安全・運転支援機能を備えながら、車両価格の上昇を最小限に抑えている。

また、直感的な操作が可能なマルチメディアシステム「SENSUS（センサス）」も進化。インターネット接続機能や音声認識のボイスコントロール機能を追加し、操作画面を一新。さらに、カーナビゲーション連動型ITSスポット（DSRC）対応ETC車載器を標準装備とし、マップケア（ナビデータの無償更新）に対応している。

価格は、S60が395万円～645万円、V60が415万円～665万円、XC60が519万円～719万円となっている。