専用ボディカラーのブルー・インフィニートを纏ったマセラティMC20が日本上陸。鈴鹿サーキットにおいて刺激的で爽快な走りを披露
マセラティ ジャパンは2021年9月23日、新世代スーパースポーツの「MC20」を鈴鹿サーキットに持ち込み、シェイクダウン走行を実施した。
往年のマセラティのレーシングカー「250F」の功績を讃えたレヴァンテ/ギブリのスペシャルエディション「Fトリブート」が登場
点火システムにMTC (マセラティ・ツイン・コンバスチョン) ツインスパークおよびパッシブプレチャンバーを採用し、圧縮比11.0から最高出力630ps/7500rpm、最大トルク730Nm/3000~5500rpmを発生する新開発の3リットル・V型6気筒DOHC直噴ツインターボエンジンを縦置きミッドシップ搭載したMC20は、2020年9月に本国イタリアのモデナをはじめ、東京とニューヨークで同時発表される。そして今回、量産タイプのMC20が日本上陸を果たし、そのハイパフォーマンスを確認する目的で、鈴鹿サーキットにおいてシェイクダウン走行を行った。
専用ボディカラーのブルー・インフィニート(Blu Infinito)を纏ったMC20は、純粋なマセラティ製V6ハイパフォーマンスエンジン“Nettuno(ネットゥーノ)”のサウンドをサーキットに響かせ、また1500kg以下という軽量なボディと専用セッティングの8速DCTと相まって、軽快かつ刺激的な走りを見せつける。性能面では0→100km/h加速2.9秒以下、0→200km/h加速8.8秒以下、最高速度325 km/h以上と公表した。ちなみに、専用ボディカラーはブルー・インフィニートのほか、ビアンコ・アウダーチェ、ジャッロ・ジェニオ、ロッソ・ヴィンチェンテ、ネロ・エニグマ、グリジオ・ミステロを設定している。
なお、鈴鹿サーキットにはMC20の実質的な前身モデルといえる「MC12」も持ち込み、マセラティ製スーパースポーツのバントタッチ的な意味合いを持つ2ショット展示も行われた。
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