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DAISHIN GT-RがS耐復帰後初ポール。真夏のオートポリスでクラフト・バンブーAMGとの接戦制す

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DAISHIN GT-RがS耐復帰後初ポール。真夏のオートポリスでクラフト・バンブーAMGとの接戦制す

 7月27日、大分県のオートポリスでENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE第3戦『スーパー耐久レース in オートポリス』の予選が行われ、ST-Xクラスの81号車DAISHIN GT-R GT3(今田信宏/藤波清斗/坂口夏月/渡会太一)が総合ポールポジションを獲得した。

 5月の富士24時間を終え、約2カ月のインターバルを経た各チームは九州は大分県のオートポリスに集結した。5時間レースとなる今大会には、“お休み”となるST-2クラスとST-5クラスを除く7クラス37台がエントリー。7月25日の特別スポーツ走行、26日の専有走行を経て、AドライバーとBドライバーの合算タイムで競われる予選に臨んだ。

S耐第3戦オートポリスで嬉しいポール獲得のDAISHIN GT-R GT3。その影にさまざまなドラマあり

 まばらな雲の間から強い日差しが射すコンディションで行われた予選。総合ポールポジションを争うST-Xクラスは、まずはAドライバーの計測で81号車DAISHIN GT-Rの今田信宏が、2番手の33号車Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3のジェフリー・リーに1.035秒差をつける1分50秒776をマークする。

 続くBドライバー予選では、リーから太田格之進に交代した33号車メルセデスが1分48秒247でトップタイムをマーク。その後チェッカーを受けた81号車DAISHIN GT-Rの藤波清斗は1分49秒069で2番手に続いた。この結果、合算タイムではDAISHINが0.213秒差でトップに立ち、2020年シーズンよりGTNET MotorSportsとのコラボレーションでスーパー耐久復帰を果たしたTeam DAISHINにとっては初となるポールポジションを獲得した。

 4台のST-Xクラスに続く5番手には、ST-1クラスの2号車シンティアム アップル KTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)がつけ、GT4で争われるST-Zクラスは、26号車raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4(大塚隆一郎/富田竜一郎/篠原拓朗/荒聖治)が今季3大会連続となるクラスポールポジションを獲得している。

 2024年シーズン初のレースとなるST-TCRクラスは、2台のホンダ・シビックと1台のアウディRS3 LMSが出走し、97号車Racer ホンダカーズ桶川 CIVIC(遠藤光博/中野信治/辻本始温/桝本隆介)が合算で最速タイムをマーク。ST-Zクラスの上位2台に続く総合8番手グリッドを手にした。

 ST-2クラスは、225号車KTMS GR YARISのAドライバーである一條拳吾が、0.178秒差で6号車新菱オートDXL夢住まい館EVO10の冨桝朋広を下しトップタイムをマークするも、Bドライバーでは6号車に乗り込んだ菊地靖が1.223秒差のタイムを刻み、逆転でクラスポールを得た。

 トヨタGR86とマツダ・ロードスターが争うST-4クラスでは、884号車シェイドレーシング GR86のAドライバー影山正彦が3番手、Bドライバー山田真之亮が2番手となり、合算タイムでクラスポールポジション獲得している。

 開発車両が出走しているST-Qクラスは、92号車GR Supra Racing Conceptが総合9番手グリッドを獲得。そして、僅差のタイムバトルを繰り広げた28号車ORC ROOKIE GR86 CNF conceptと55号車MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio conceptは、合算タイムで28号車に対し0.891秒差をつけた55号車が総合27番手、28号車が総合28番手につけた。

 デビューレースを迎えた61号車SUBARU HighPerformanceX Future Conceptは総合29番手、32号車ORC ROOKIE GR Corolla H2 conceptは総合36番手につけている。

 真夏のオートポリスを舞台に、5時間耐久として争われる決勝レースは28日(日)の11時にスタートが切られる予定だ。

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