現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 二大ブランド「ダブル」「カタナ」が復活! 令和元年に登場したニューモデルたち【国産車編】

ここから本文です

二大ブランド「ダブル」「カタナ」が復活! 令和元年に登場したニューモデルたち【国産車編】

掲載 更新
二大ブランド「ダブル」「カタナ」が復活! 令和元年に登場したニューモデルたち【国産車編】

2019年5月より始まった令和の時代だが、「令和元年に登場したニューモデル」では、2020年から適用される排ガス規制「ユーロ5(令和2年規制)」を見据えた改良を施したモデルの登場が際立った。
また、2018年10月より新型車にはABS装着が義務づけられている。生産コストの増加は販売価格にも影響を及ぼすため、メーカーにとってもユーザーにとっても厳しい時代に入ったが(そして消費税10%への増税も……)、安全性向上・環境保護の観点から考えれば致し方のないことだ。

そんな中、各メーカーは規制対応させつつもバイクならではの楽しさを味わえるモデルをリリースしている。
排ガス対策が困難になる空冷エンジン搭載モデルが多いのは、バイクファンにとっては朗報といえるだろう。また、最新の電子制御テクノロジーを搭載し、安全性と快適性をさらに高めたモデルも増えてきた。
今後も安全性・環境性能はますます重要な要素となっていくに違いないが、バイクならではの楽しさを味わわせてくれるモデルは2020年以降もたくさん登場することだろう。

ガンダムっぽい? いや、正しくは「モビルスーツっぽい」だと思うバイク5選

カワサキ W800(2019年12月発売)

2016年に廃盤となっていたW800が、3年の沈黙の後に復活。
2019年3月(ギリギリ平成)にはカスタムテイストが注入されたW800ストリート、W800カフェが先行発売されたが、令和元年には満を持してスタンダードが登場し、3モデルのラインアップとなった。
ベベルギヤが特徴的な773cc空冷並列2気筒エンジンはW800シリーズいずれも共通で、フロントホイールがスタンダードはよりクラシックなイメージとなる19インチ、ストリートとカフェは18インチとなる。

スズキ カタナ(2019年5月発売)

2017年のイタリア・ミラノショーでイタリアのバイク雑誌『モトチクリスモ』の企画として発表された「KATANA 3.0」に触発されたスズキが、ネイキッドモデルGSX-S1000をベースとして開発を進め、2018年のドイツ・インターモトで市販型を公表。
わずか1年という短い開発期間にもかかわらず、往年のカタナをていねいにリメイクした外観は、旧世代のカタナを知らない人にはもちろん、旧カタナオーナーにも好評だ。
ちなみに、元号が令和になっての国産車最初のニューモデル、「令和第一号車」でもある。

ホンダ クロスカブ50&110くまもんバージョン(2019年6月発売)

スーパーカブのエンジンと車体に、タフなイメージになるヘッドライトガードを装着、レッグシールドを外すなどして「アソビゴコロ」を詰め込んだクロスカブ。
エンジンは50ccと110ccの2種があり、50ccは取り回しがさらに容易な前後14インチホイールとなっている。
令和元年には、ホンダの生産拠点が熊本にあることにちなんだ「くまもんバージョン」がそれぞれに登場。黒×赤の特別色となるほか、専用エンブレム、くまモンの足跡をイメージした柄のシート表皮などが装備される。

ホンダ CRF1100Lアフリカツイン&同アドベンチャースポーツ(2019年12月)

2016年登場のホンダ・アドベンチャーモデルが早くもフルモデルチェンジ。
エンジンは998cc→1082ccに拡大され、よりパワフルで扱いやすくなるとともに燃費向上や軽量化も達成。6軸IMU採用によるトラクションコントロール、ABSといった電子制御もさらに高精度になった。
DCTの作動も従来モデルより洗練され、電子制御サスペンションを装備するタイプもラインアップされる。

カワサキ KLX230(2019年10月)

今や選択肢が激減中の軽二輪オフロード界に新星が登場。
232cc空冷単気筒エンジンやペリメターフレームは新設計で、軽快に走れるひと回り小さく軽量な車体ながらも、フロント21チンチ、リヤ18インチとホイールはフルサイズ。オフロードにおける高い走破性を実現するとともに、ABSによる安全性も確保している。

レポート●山下 剛 編集●上野茂岐

こんな記事も読まれています

新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
ベストカーWeb
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
Auto Messe Web
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
motorsport.com 日本版
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
カー・アンド・ドライバー
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
グーネット
日産 新エネルギー車のコンセプトカー4車種をお披露目 北京モーターショー【動画あり】
日産 新エネルギー車のコンセプトカー4車種をお披露目 北京モーターショー【動画あり】
グーネット
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
グーネット
エンジン版と共有部品ナシ! ポルシェ・マカン・エレクトリックへ試乗 ちゃんと「らしい」 航続500km以上
エンジン版と共有部品ナシ! ポルシェ・マカン・エレクトリックへ試乗 ちゃんと「らしい」 航続500km以上
AUTOCAR JAPAN
3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用
3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用
AUTOSPORT web
F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検討。12位まで対象を拡大か
F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検討。12位まで対象を拡大か
AUTOSPORT web
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
くるまのニュース
急拡大! BYDの高級車ブランド「方程豹」 無骨SUV&華麗スポーツカー発表
急拡大! BYDの高級車ブランド「方程豹」 無骨SUV&華麗スポーツカー発表
AUTOCAR JAPAN
約20年ぶりのBTCCフル参戦に臨む元世界王者ロブ・ハフ「カローラはかなり快適だ。でも忙しいね!」
約20年ぶりのBTCCフル参戦に臨む元世界王者ロブ・ハフ「カローラはかなり快適だ。でも忙しいね!」
AUTOSPORT web
アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」
アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」
レスポンス
においを出すSUVだと…? ホンダの新SUVは至れり尽くせり? 中国でEV攻勢へ
においを出すSUVだと…? ホンダの新SUVは至れり尽くせり? 中国でEV攻勢へ
乗りものニュース
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
乗りものニュース
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
くるまのニュース
セゾン自動車火災保険、商号を「SOMPOダイレクト」に変更
セゾン自動車火災保険、商号を「SOMPOダイレクト」に変更
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村