現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > メルセデス-AMG 53シリーズ日本発売 直6+ISG E53/CLS53の内装/価格 画像14枚

ここから本文です

メルセデス-AMG 53シリーズ日本発売 直6+ISG E53/CLS53の内装/価格 画像14枚

掲載 更新
メルセデス-AMG 53シリーズ日本発売 直6+ISG E53/CLS53の内装/価格 画像14枚

もくじ

ー AMG 53シリーズとは
ー 新型直列6気筒エンジン M256
ー AMG 4マティック+/ライドコントロール+
ー AMG 53シリーズ 外観
ー AMG 53シリーズ 内装/価格

『メルセデス-AMG 53シリーズ日本発売』すべての画像をみる

AMG 53シリーズとは

メルセデス・ベンツ日本は、「メルセデス-AMG 53シリーズ」を発表し、受注を開始した。

AMG 53シリーズは、

・直列6気筒エンジン
・ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)
・48V電気システム
・電動スーパーチャージャー

を組み合わせ、さらに可変トルク配分を行う、四輪駆動システム「AMG 4マティック+」を採用。走行性能、快適性能というバランスに優れたモデルだ。

加速時にはモーターによる駆動アシストや電動スーパーチャージャーによる過給を行い、素早い変速のためにモーターを制御。電気システムを高性能モデルのパフォーマンス向上に利用するのが特徴。直列6気筒とこれらの新システムの組み合わせにより、大排気量の自然吸気エンジンのような加速感や回転フィールを楽しめる新コンセプト・シリーズである。

「ISG」はエンジンとトランスミッションの間に配置された、最高出力22ps、最大トルク25.5kg-mを発生する電気モーター。オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。

この電気モーターと「48V電気システム」により、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力を補助。48Vまで高められた電気システムは、補助に十分な出力を得ることができ、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。

各機器について解説をしよう。



新型直列6気筒エンジン M256

AMG 53 シリーズに搭載される新型「M256」エンジンは、電化を前提にして設計された初めてのパワーユニットだ。

S450に搭載されるエンジンに大型のターボを組み合わせ、単体で最高出力435ps、最大トルク53.0kg-mを発生(S450比プラス68ps、プラス2kg-m)。従来はエンジン回転を動力源としていたエアコンディショナー、ウォーターポンプなども電動化されたため、エンジン前部のベルト駆動装置が不要となったほか、エンジン近接型の触媒を採用し、効率的な排出ガス処理を可能にしている。

さらに、12mmオフセットされたエンジンや、シリンダーウォールにスティールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE・・摩擦低減加工を施すことで、フリクションロスを減らした。

電動スーパーチャージャー

ターボチャージャーが効果を出しづらい低回転域で過給を行う「電動スーパーチャージャー」を搭載し、ターボラグを解消。

電動スーパーチャージャー、ISG、排気ターボチャージャーとの組み合わせで、あらゆる回転域で俊敏なエンジンレスポンスを実現している。




AMG 4マティック+/ライドコントロール+

四輪駆動システム「AMG 4マティック+」

メルセデス-AMGが開発した新しい四輪駆動システム「AMG 4マティック+」を搭載したのも特徴。

前後トルク配分が50:50から0:100の範囲で可変トルク配分を行い、ハイパワーを四輪へ最適に配分。発進時はもちろん高速走行、ハイスピードコーナリング、そしてコーナーの立ち上がり加速などにおいて高い安定性を発揮する。

AMGライドコントロール+サスペンション

「AMGライドコントロール+」は、高いアジリティやニュートラルなコーナリング特性、優れたトラクションを可能にするシステム。特にスポーティなスプリング/ダンパー設定と連続可変ダンパーの「ADS+(アダプティブダンピング システム)」を採用したマルチチャンバー型エアサスペンションは、ドライビングダイナミクスと快適性を両立。コーナリング時やブレーキング時などにスプリングレートを高め、ロールを効果的に抑制する。

また、各輪の減衰力をその時点の走行状況および路面状態に合わせて自動で調整。この調整を速やかに正確に行うため、ダンパー内に伸び側用と縮み側用のバルブを1個ずつ設けている。

あらかじめ選択できるダンピング特性には「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」の3モードを用意。ボタンを押すことで車高を上げ、駐車場のスロープなどでも気を遣わずに済むのも嬉しい機能だ。




AMG 53シリーズ 外観

フロントのデザインはモデルにより違い、グリルは下記のようにタイプが異なる。

・Eクラス・セダン/ワゴン:
ダイヤモンドグリル

・Eクラス・クーペ/カブリオレ/CLS:
シルバークロームのツインブレードフロントグリル

フロントスポイラーにはシルバークロームのフロントスプリッター、左右エアインテーク部にはシルバークロームの水平フィンが2本ずつあしらわれた。その外側にブラックのフリックを採用している。

CLSでは、さらにサイドエアカーテンが装備され、cd値の低減に貢献。また、ボンネットフードにはパワードームをあしらい、20インチのハイグロスブラックとシルバーのツートーン5ツインスポーク・アルミホイールで足もとを引き締めた。

リアは、ボディ同色のトランクリッドスポイラーリップが装着され、専用デザインの大型リアディフューザーとクローム仕上げで円形のデュアルエグゾーストエンドにより、スポーティでダイナミックなデザインとした。




AMG 53シリーズ 内装/価格

「AMGパフォーマンス・ステアリングホイール」は、ステアリングから手を離さずに、ナビ操作や車両の設定などが行える、「タッチコントロールボタン」や、「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付き)」を操作するスイッチを備えた最新世代。

ふたつの高精細12.3 インチ・ワイドディスプレイを一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調している。

AMG 53シリーズ 価格

AMG 53シリーズの価格は下記の通り。なお、納車はEクラス・セダン、ワゴンが9月、CLSが10月、Eクラス・クーペ、カブリオレが11月を予定。

メルセデス-AMG E53 4マティック+(左・右):1202万円

メルセデス-AMG E53 4マティック+ステーションワゴン(右):1239万円

メルセデス-AMG E53 4マティック+クーペ(左・右):1213万円

メルセデス-AMG E53 4マティック+カブリオレ(右):1268万円

メルセデス-AMG CLS53 4マティック+(左・右):1274万円

AUTOCAR JAPANでご覧の方は、「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアの方は、記事下のリンク「『メルセデス-AMG 53シリーズ日本発売』すべての画像をみる」から、ほかの画像をお楽しみください。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

598.5651.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

30.02215.0万円

中古車を検索
チャージャーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

598.5651.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

30.02215.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村