MotoGP第5戦フランスGPのスプリントレースが行なわれた。短期決戦13周のこのレースを制したのは、プラマックのホルヘ・マルティンだった。
午前中こそ雨に降られたブガッティ・サーキットだが、天候はその後回復。午後のスプリントレース時には気温21度、路面温度37度のドライコンディションとなった。
■やっぱり只者じゃない!? 復帰戦のマルケス爆走2番手ゲット。バニャイヤが僅差でポール獲得|MotoGPフランスGP予選
フロントロウに並んだのはフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、そしてルカ・マリーニ(VR46)の3人。日本人ライダーの中上貴晶(LCRホンダ)は14番手からのスタートだ。
ポールシッターのバニャイヤは非常にスムーズなスタートを切り、先頭をリード。マルケスとマリーニは2列目スタートのマルティン、ジャック・ミラー(KTM)に追い抜かれて後退することになった。
大きな混乱無く始まったスプリントレースだったが、ミラーが2周目のターン7でフロントタイヤを滑らせて転倒。前戦スペインGPからの連続表彰台を狙うチャンスだったものの、ここでレースを終えた。
トップ集団はバニャイヤ、マルティン、マルケス、ブラッド・ビンダー(KTM)までの4人となっていたが、マルティンが4周目にバニャイヤを追い抜くとそこから一気にペースアップ。2番手以下を瞬く間に引き離していき、1周もかからずに1秒以上の差を築いてみせた。
2番手争いではビンダーがバニャイヤ、マルケスをまとめてオーバーテイク。前を行くマルティンを追った。さらにマルケスがバニャイヤを接触スレスレの距離で追い抜いて3番手に浮上。ただバニャイヤとマリーニを引き離すまでには至らなかった。
トップ2のマルティンとビンダーは、それぞれが2秒近く後方を引き離す独走態勢。余裕を持ってラスト5周に入った。
マルティンは独走態勢のまま残り周回を逃げ切ってトップチェッカー。スプリントレース優勝を飾った。2位はビンダーだ。
3位争いは残り4周でマルケスをパスしたバニャイヤに軍配が上がった。彼は残りの3周で2番手のマルティンとの差を1秒以下まで削ったが、距離が短いスプリントレースでは詰めきれず、3位フィニッシュとなった。
開幕戦で負った怪我により3レースを欠場し、今回が復帰戦となったマルケスは最終的に5位でフィニッシュ。表彰台こそ逃したが、復帰早々にホンダ勢最上位となったことは、彼の強さを如実に現していると言えるだろう。
なおファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、10周目にターン9で転倒。母国戦のスプリントは悔しいリタイアで終えることになった。
中上は最終的に10位でフィニッシュ。スプリントレースは9位までがポイント圏内となるため、トップ10ではあるがあと一歩ポイントに届かなかった。
エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)の代役としてMotoGPに復帰したダニーロ・ペトルッチは、16位でのフィニッシュだ。
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みんなのコメント
KTMは何かを掴んだ ビンダーの安定感は素晴らしく、どうやら本物の様だ
コーナー進入でモタードの如くフロント加重でテールを流してスピードを殺し、エイペックスをかすめて立ち上がっていく
V字コーナーリングとは違う走り方だ、スチールフレームのバネの様な粘りが利いているのか?雨が降ったら無敵だ
アプリリアは前を塞がれると タイムが出ない、エアロに頼り過ぎなのだろう
前がクリーンエアと追走の時とをスイッチ 一つで、リア(フロントは禁止)のライドハイトと共に ヘッドの角度(キャスター)を変化させたらいいw