なぜケータハムの新型スポーツカー開発にヤマハが参画？ 独自開発のeアクスルを提供し、2025年に市販化を目指す。

ヤマハが「プロジェクトV」に参画！

ヤマハ発動機は10月2日、VTホールディングス（本社：愛知県名古屋市）傘下の英ケータハムが量産・市販化に向けて開発を進めている新型EVスポーツクーペ・プロジェクト「プロジェクトV」に、パートナーとして参画し、協業を進めると発表した。
「プロジェクトV」は、Light-weight、Simple、Fun-to-Driveというケータハムのドライビングプレジャーを最重視するDNAを受け継ぐEVスポーツクーペの開発プロジェクト。ケータハムは、2023年7月に英国のモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」や、2024年の東京オートサロンで「プロジェクトV」のコンセプトカーを発表している。現在、その量産・市販化に向け、東京R&D（本社：東京都千代田区）と、2025年央頃の完成を目標に、プロトタイプ車両の開発・製作が進行中だ。

ヤマハは、EVのパワートレイン主要部に当たるeアクスルを独自開発し、その試作品をケータハムと東京R&Dが開発・製作を進めるプロトタイプ車両向けに供給。さらに車両の運動制御においてもヤマハの技術や知見を提供し、”Caterham Powered by Yamaha Motor” の実現を目指すという。

Comments

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本車の成功のカギを握っているのは、何といってもヤマハのeアクスルだろう。
恐らくはユニバンスと共同開発した２モーター1アウトプットタイプのものと
思われるが、低速用/高速用のモーターを走行条件によって切り替えたり
協調させたり完全に連結させたりして運用することにより、無駄な電力消費を
抑えつつハイパフォーマンスを実現する…という目論みなのではないか。
それによってバッテリーを必要十分な容量に抑えられるので、車体の軽量化にも
寄与することになるだろう。
大きく重たいバッテリーを積み、大出力のモーターを用いて力業で走らせる…
という従前のBEVのやり方に、いわば一石を投じる新しい試みではないかと思う。

[qbg********]

もともとケータハムはエンジンなんかは他社のものを使ってたので、バッテリー駆動になっても他社のものを使うのはいいとして工場がいくら新しくなったとしても、あのボディがちゃんと作れるんだろうか？