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29歳、フェラーリを買う──Vol.82 人生初のツーリングに参加

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29歳、フェラーリを買う──Vol.82 人生初のツーリングに参加

『GQ JAPAN』の編集者・イナガキ(29歳)が、ひょんなことから中古のフェラーリを購入した! 勢いで買ってしまったフェラーリのある生活とは? 今回は、スーパーカー・ツーリング・イベントに初参加したお話。

知り合い“ほぼゼロ”での参加

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ボクはこれまで、ツーリング・イベントの類に参加した経験がない。学生時代、仲間とともに複数台でドライブに行った経験は2度ほどあるものの、いずれも、ツーリングというよりは「つるみんぐ」。数十台~数百台規模のツーリング・イベントは未経験だった。

前話:Vol.81 あるべき“穴”がない!

そんなボクを、「一般社団法人 日本スーパーカー協会」の代表理事である須山泰宏さんと事務局長の山里真元さんが、「SCJの年末恒例の箱根ツーリング一緒にいきませんか?」と、誘ってくれたのである。

Hiromitsu YasuiSCJとは「SuperCar Club Japan」という、スーパーカー・オウナーが集うクラブだ。フェラーリやランボルギーニ、アストンマーティンやマクラーレン、ポルシェなどのスーパーカー&スポーツカーを所有する人の集まりだ。入会金や年会費はなく、ツーリングやランチパーティー等のイベントを定期的に開催しているという。代表を務めるのは、前出の須山泰宏さんだ。

箱根ツーリングの開催日は12月13日(日)。予定表を見ると奇跡的に“空欄”だった。とはいえ、SCJのメンバーでないから、知り合いは皆無。見知らぬ人たちとのツーリングとなるので、当初は悩んだ。
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Hiromitsu Yasuiが、せっかくのお誘いを断るのはもったいない。今回、行かなければ、今後、ツーリングに参加するチャンスが巡ってこないかもしれない。意を決して、「参加します!」と、メールを返した。

とはいえ、ひとりで参加するのはなんとも心細いので、後輩をひとり誘った。

せっかくの初ツーリングだから、参加者目線で楽しむべく、フォトグラファーに同行依頼はしなかった。後輩に、スマートフォンでの撮影を任せたのである。

Vol.72 オウナーとの交流

車種は関係ナシ

ツーリングに参加するため、まずは愛車を引き取りにフェラーリ横浜サービス・センターへ向かった。なんと今年の7月からほぼずっとセンターへ預けたままだった。

1年点検と、それによって発覚した冷却水漏れの修理、フェラーリ・クラシケ取得に伴うサスペンション換装やフロントリップスポイラーの取り外し、そして取得に伴う作業の撮影などの必要があったため、いちいち引き取りに行くのも煩わしく、預けたままにしていたのだ。

Hiromitsu YasuiHiromitsu Yasui久しぶりに戻ってきたわが360モデナは、乗ると、相変わらず素晴らしい。この約5カ月でさまざまなスーパーカーに乗ったが、やっぱり愛車が1番! と、あらためて実感した。気負わず運転出来る、という点がなにより素晴らしい。

最新のスーパーカーに比べれば性能や快適性は劣るかもしれないけれど、その分、“運転している感”が強い。たとえばセミオートマチックのF1マチックも、いまどきのツインクラッチタイプ自動MTに比べると変速はスムーズでないけれど、そのメリハリがかえって新鮮である。
Vol.75 フェラーリ・クラシケを取得するぞ! その5
Vol.74 フェラーリ・クラシケを取得するぞ! その4

Hiromitsu Yasuiツーリング当日は見事な晴天! 絶好のドライブ日和である。後輩をピックアップし、待ち合わせ場所の東名高速道路の海老名サービスエリア(下り)を目指す。天気の良い休日だったものの渋滞はなく、スムーズに高速道路を進む。

途中、フェラーリ「458」「488」やランボルギーニ「ウラカン」など多くのスーパーカーが追い抜いていった。参加者だろう。錚々たるスーパーカー群のなかに20年落ちの360モデナで参加してもよいのだろうか? と、不安になってきた。

海老名サービスエリアに到着すると、色とりどりのスーパーカーたちがずらりと並んでいた。新世代のフェラーリやランボルギーニ、アストンマーティンにくわえ、テスタロッサといった往年の“名車”もある。20年落ち前後のモデルは意外と少ない。若干、“場違い”な感も否めない。

が、そんな不安は杞憂に終わる。代表の須山さんが「車種は関係ないです。スーパーカーが好きかどうか、が、重要です」と、述べたからだ。その言葉に、ホッとした。引け目を感じることはないのだ。そういえばSCJのウェブサイトにも「オープンでアットホームなクラブです」「『スーパーカーとは?』などの車種の厳格な定義はしておりません」と、書かれていた。
Vol.80 クラシケ取得費用に納得

法定速度を守りゆったりツーリング

集合時間が過ぎ、各車が海老名サービスエリアを出発する。ずらりと並ぶスーパーカーの最後列に並んでわが360モデナも箱根を目指す。サービスエリアの出口には、スーパーカーを撮影する若者たちが。出口付近は危ないのでは? と、心配しつつ本線へ合流した。

Vol.79 スーパーカーとソーシャルメディア

厚木インターチェンジから小田原厚木道路に入る。皆、法定速度遵守でゆったりクルージングするのが印象的だった。スーパーカーのツーリングということで、結構なスピードを出さないとついていけないかも!? と、ちょっと心配していたが、それは大いなる勘違いだった。どのクルマも穏やかに進んでいく。

それでもトンネルに入れば、快音が響く。1度に数台がトンネルのなかを走ると、たとえ法定速度範囲内でもいたるところから快音が聴こえるので、楽しい。「これがスーパーカー・ツーリングの醍醐味か!」と、心が躍る。

「ターンパイク箱根」に入るべく、小田原で一般道に入るとペースが落ちた。前方でなにかあったようだ。あとで聞いたところ、参加したクルマのうちの1台がトラブルによって停まってしまったとのこと。そのとき、前後にいたスーパーカー・オウナーが素早く降車し、10人前後でクルマを押して、通行の妨げにならない場所に寄せたという。素晴らしき連携だ。しかも、知り合い同士ではなかったらしい。ツーリングのしめくくりのときに、「あのとき一緒に押してくれた人はいらっしゃいますでしょうか? 御礼を申し上げたい」と、オウナーがスピーチしていた。

ターンパイク箱根の御所ノ入り駐車場でいったん休憩&撮影。が、参加台数が100台以上もあるため、ぼくの360モデナはそこには停められず、そのまま山頂の大観山展望台へ向かう。ちらりと見た駐車場の光景はまさに圧巻だった!

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フェラーリ・オウナーとの思わぬ出会い

大観山駐車場で休憩したあと、目的地の「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」へ。複数台のスーパーカーに連なって、法定速度内でのんびり進む。

ザ・プリンス 箱根芦ノ湖の臨時駐車場に到着すると、ブランド別に駐車場所がわかれていたので、わが360モデナは指定されたフェラーリ・エリアへ案内された。左右に、そして前には新旧さまざまなフェラーリが並んでいる。

クルマを降りて、簡単なブリーフィングを受ける。新型コロナウィルス対策のため参加者は全員マスを着用し、密にならないように間隔をあけている。

今年は新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、SCJに限らず多くのクラブが、ツーリングの中止や延期を決定した。今回の箱根ツーリングも、実施出来るかどうか危ぶまれたという。

オウナー同士の密な接触がなかったため、新参者のボクは、ほかの参加者と会話することがあまりできなかった。もっと積極的になるべきだったと反省した。とはいえ、帰りに素敵な経験をした。

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混雑を避けるべく、遠回りのルートを選んだせいか、ほかのスーパーカー・オウナーを見かけることなく走っていたら、前方に真っ白なフェラーリ「458スパイダー」を発見したときのことだ。その458スパイダーの助手席にいた女性が、当方にカメラを向けてきたのである。

カメラを向けられると、つい“撮影モード”に入ってしまうのは編集者の性だ。前走車との距離を少し詰めた方がいいだろう、と思って、アクセルをグイッと踏む。女性はカメラをずっと持ったままだ。ムービー・モードで撮影していたのかもしれない。箱根のワインディングロードをひらりひらりと走るわが360モデナの様子は、どんな感じで映っているだろう、などと想像をたくましくしてドライブした。そして、1~2分ほど追走すると、サムアップの合図があった。撮影終了である。ボクたちは、真っ白な458スパイダーを見送ったのであった。
Vol.75 フェラーリ・クラシケを取得するぞ! その5
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「はたして、ボクの360モデナでよかったのだろうか……」と、そのとき一瞬思ったものの、撮影のことはすっかり忘れていた数日後、山里さんから1通のメールが届いた。そこには「参加者のおひとりからも興味深いFacebook投稿がありました」と、記されていた。

早速、グループのページを見ると、わが360モデナを発見! 写真とともに「思わずカメラを動画にして向けていたのですが、さすが! 私が何をしようとしているのか気が付かれたようで車間を詰めて走ってくださった(たぶん)んです。楽しい締めくくりはこれだけではなかったのですが、心に残ったひとときでした。スーパーカーに限らず車が好きなもの同士のこういう感覚、いいなと改めて感じたのでした。こちらのメンバーではいらっしゃらないようですが、GQ I氏ありがとうございました」と、投稿されていた。

ありがたいことに、ボクの360モデナによって箱根ツーリングの思い出が増えたようだ。早速、御礼の連絡をするとオウナー様からすぐに返信が!

人生初のスーパーカー・ツーリングでおもいもよらぬ出会いがあって嬉しい。参加は大正解だった。今後も機会があれば参加したいと思う。

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文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)

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