今年の4月に発売となったフルカウル版の「SF」に続いて、ネイキッド版も登場したスズキの油冷250ccスポーツ、ジクサー。スタイリッシュなフォルムにコンパクトな油冷ユニットを組み合わせ、軽快なフットワークを楽しませてくれるネイキッドスポーツだ。早速その魅力を試乗チェックしていこう。
スズキ「ジクサー250」試乗インプレ&解説(太田安治)
思い切り回したくなる爽快な油冷フィーリング!
スズキの軽二輪クラスは水冷2気筒のGSX250Rと空冷単気筒のジクサー150が人気を二分していたが、今年新たに油冷単気筒エンジン+フルカウルのジクサーSF250が加わった。今回試乗した、このジクサー250はそのネイキッドバージョンだ。
初めてジクサー150に試乗したとき、パワーに対してサスペンションを含めた車体剛性が高いと感じたが、この250ccエンジン搭載を織り込んで開発されていたのなら納得がいく。250用のメインフレームはパイプ肉厚増と専用スイングアームの採用でねじれ剛性を高め、150の2倍近いパワーを持つエンジン、1サイズ太い前後ラジアルタイヤ、15kg増の車重にジャストマッチ。これがジクサー本来のパッケージングだと思う。
グラマラスなルックスだが、タンクのニーグリップ部分の絞り込み、単気筒エンジンらしい左右ステップ間の狭さで、跨がると意外なほどスリム。バーハンドルはグリップ位置が高く手前に位置し、セパハンのSF以上にリラックスしたポジションを生んでいる。
新設計の油冷エンジンはショートストローク設定で、フリクションを感じさせずに高回転域まで軽やかに回る。一方で低回転トルクもしっかり確保され、2人乗りでもアイドリング回転のままスムーズに発進できる。
全体にフラットなパワー特性だが、スロットル操作に忠実に反応するのは4000回転から10000回転で、26馬力という数値以上の力強さを見せる。高回転域での重ったるさも回転上昇の鈍りもないので、気をつけていないと11000回転を超えてリミッターを作動させてしまうほど。
6速・100km/h時は約6800回転で、心地よい振動と軽やかな排気音を楽しみながらクルージングできるし、最高速は優に150km/hを超えるので、高速道路の120km/h区間でもパワー不足は感じない。ロングストローク設定のジクサー150のようなゆったり感、トコトコ感はないが、2気筒のGSXよりも爽快な特性で、遠慮なく高回転まで回したくなる。
対してハンドリングは安定性重視。コーナリング初期からグイグイ曲がるのではなく、バンク角に応じて素直に旋回するので疲れないし、ビギナーでも扱いやすい。ライダーに従順で、公道速度域では余裕たっぷり。ついつい遠回りや寄り道がしたくなる。ジクサー250はそんなオートバイだ。
スズキ「ジクサー250」主なスペックと価格
[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]
スズキ「ジクサー250」カラーバリエーション
マットプラチナシルバーメタリックNo.2 / マットブラックメタリックNo.2 (BV2)
マットブラックメタリックNo.2 (YKV)
【カラー・アンケート】あなたはどちらの色のジクサー250が好きですか?
お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます!
元サイトで投票・回答スズキ「ジクサー250」ライディングポジション・足つき性
シート高:800mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg
800mmというシート高は車格の割に高めだが、前下がりの座面形状で足着き性を確保。上体はごく軽い前傾で、膝の曲がりの緩さと併せて長時間走行も快適。タンデムシート部が高く、乗り降りしにくいのが唯一気になった。
スズキ「ジクサー250」タンデム(2人乗り)チェック
パッセンジャー:木川田ステラ(身長163cm)
タンデムシートは小さめですが、ライダーとの距離感はちょうどよく、ライダーの腰に膝をフィットさせ、しっかりニーグリップできます。グラブバーの大きさが絶妙で、自由度が高くて握りやすいので、体のホールドがしっかりでき、安心してタンデムを楽しめます。
軽やかな走りはタンデムシートでも感じるほどで、エンジンのパルスが心地よいですし、一段高いタンデムシートで広い視界の中、気持ちよく楽しめました。
スズキ「ジクサー250」女性ライダー インプレ(木川田ステラ)
油冷エンジンのレスポンスがよく、どこまでも軽やかに吹け上がるので、すがすがしいくらいに気持ちの良い走りを楽しめました。サスはやや硬めのスポーティな印象で、ジクサーのキャラに合っていると思います。
独特な形状のシュラウドのおかげで、太腿全体に力を入れてニーグリップすることができ、かなりしっかりとした安定感で軽やかな走りを存分に堪能することができました。
スズキ「ジクサー250」各部装備・ディテール解説
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:柴田直行
[ アルバム : スズキ「ジクサー250」 はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
よっしゃお前つくれ