卵の殻を合成皮革の原料に 素材商社オー・ジーが開発 自動車業界へ提案

素材専門商社のオー・ジー（福井英治社長、大阪市淀川区）は、卵の殻を活用した合成皮革などを開発し、自動車業界に提案している。マテリアルリサイクル樹脂も活用。単なる素材供給にとどまらず、顧客の課題解決に寄与する「ソリューション提案型商社」を目指している。

同社は自動車の内装材に用いられる樹脂製品や、シート素材に用いられるウレタン樹脂を長年、提供してきた。その知見や顧客網を生かし、新たな提案を進めている。

例えば、タイでマテリアルリサイクル樹脂を製造している企業と連携し、現地でリサイクルされた樹脂を活用する。原料廃材のトレーサビリティー（追跡性）が可能だ。

Comments

[mad********]

卵の殻を工業的に手に入れようと思えば、
たとえばマヨネーズ製造会社とかから分けてもらうかだけど、
もともと生の産業廃棄物なわけだから、
物理的にも法律的にもめんどくさいですよ。

大学の研究室くらいだったら
学食の調理場から貰ってくる程度で済むけどさ。