ザントフールト・サーキットで行なわれたF1第14戦オランダGPで、フェラーリは6番手のチームだったと、カルロス・サインツJr.は振り返った。
天候の変化に翻弄されるレースとなったオランダGPで、フェラーリはシャルル・ルクレールがリタイア。しかしチームメイトのサインツJr.は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とランド・ノリス(マクラーレン)を抑え、5位でフィニッシュした。
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サインツJr.はレースを振り返ると、フェラーリには「ペースが無かった」と認め、今週末は6番手のチームに近かったと語った。
「アルピーヌのことを考えると、僕らは今週末に6番手のマシンにより近づいていたと思う」
サインツJr.はそう語る。
「ある時点で表彰台を争えるかもしれないと、そう見えただろうことは分かる。でも実際にレースが終わってみれば、僕らのペースではその可能性はどこにもなかった」
「だけどレース自体は本当にうまくやることができた。レース全体を通じて、僕らよりもずっと速いマシンを相手に戦っていたんだ」
「だからなんとか手にできた5位には喜ぶべきなんだ。もちろん、マシンのフィーリングや今日どれだけ苦しんだかということについては、全然満足できないけどね」
「今日はシーズンの中でも、ベストドライブの1つだったと思う」
なおサインツJr.はフェラーリが近年批判を多く受ける部分となっていた戦略面では、今回はうまくいったと話した。
「正直、今日は最初のラップでピットに入るべきだったことを除いて、全部うまく行ったと思う」
「レース序盤のインターミディエイトでのペースは良かったし、ミックスコンディションでレースが落ち着いたときに僕には速さがあった。ただレースが落ち着くと、普段のペースがなかったんだ」
「かなりアタックやディフェンスがあって楽しかったけど、ひとたびレースが落ち着くと僕らの居場所はそこになかった」
チーム代表のフレデリック・バスールは、低ダウンフォースのセットアップを選択したものの、この複雑な気象条件のもとでは良い選択にはならなかったと語った。
「我々はダウンフォースを少なくしたが、このコンディションは我々にとって助けにはならなかった」
「我々のパッケージがより普通のコンディションでは安定し優れていたことは明らかだ。しかし、言い訳にはならないだろう」
「浮き沈みが大きすぎた。昨日(2日目)のシャルルの走りを見ても、(Q3で)クラッシュする前の段階でペースは非常に良かった。しかし、全体的に我々が期待していた結果ではなかった」
Additional reporting by Kevin Scheuren
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