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ピニンファリーナ、EVハイパーカー「バティスタ」を初披露

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ピニンファリーナ、EVハイパーカー「バティスタ」を初披露

伊アウトモビリ・ピニンファリーナは3月5日に開幕するジュネーブモーターショーに、3台のEVハイパーカー「バティスタ」を出展すると明らかにした。

伝統あるカロッツェリア・ピニンファリーナは現在、電動ハイパーカーに特化した完成車メーカーであるアウトモビリ・ピニンファリーナと、デザインハウスのピニンファリーナSpAに分かれ、緊密な協力のもとにビジネスを進めている。アウトモビリ・ピニンファリーナにとって初の市販モデルとなるバティスタは、この強固なパートナーシップを表すかのように、両社のブースで計3台が同時発表されるとのことだ。

順に紹介すると、まずアウトモビリ・ピニンファリーナが手がけるのは、グレーとブルーの2台。うち、グリジオ・ルゼルナというサテングレーにペイントされた1台は、メーカーがダイナミズムとエレガンスを両立したと言うとおり、アルマイト加工されたアルミニウムのディテールとブルーのアクセントが特徴で、インテリアはブラックとタンの2トーンとなる。

もう1台はバティスタ・デザインパックを装着し、ピニンファリーナ伝統のブルー・イコニカでペイントされる。バティスタのブルー・イコニカは、イノベーションを表現するため、何層にも重ね塗りすることで深みを持たせており、ボンネットとウインドスクリーンをつなぐカーボンブレードが、エクステリアをよりドラマチックに演出しているという。

ピニンファリーナSpAのブースでお披露目されるのは、ビアンコ・セストリエーレと名付けられたホワイトの1台。かつてのコンセプトカー「フェラーリ・モデューロ」をオマージュしたというペイントには、各所へレッドのアルミニウムラインのアクセントが入れられ、ピニンファリーナデザインを最も端的に表した仕様とのことだ。

情報によれば、出力は1,900馬力/2,300Nmに達し、0-100km2秒以内といわれるバティスタ。両ブースでは顧客からの注文も受け付けるとのこと。興味のあるビリオネアはすぐに会場へと足を運ぶべきかもしれない。

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