MotoGPカタルニアGPのスプリントレースをライバルの転倒もあり勝利したマルク・マルケス(ドゥカティ)だが、途中までは勝利を諦めていたと認めた。
カタルニアGPをあまり得意としていないマルク・マルケスだったが、それでも予選では3番グリッドを確保。スプリントレースでは序盤にファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)とペドロ・アコスタ(KTM)とのバトルを制し、2番手につけた。
■アレックス・マルケス「リラックスしすぎていてミスした……」首位快走中の痛恨クラッシュを反省
レースは弟のアレックス・マルケス(グレシーニ)のペースが良く、中盤には既に1秒の差が広がっていた。しかし、アレックス・マルケスは終盤9周目にまさかの転倒……マルク・マルケスがこれでトップに浮上し、その後はクラッシュしそうになった瞬間もあったがそれをセーブ。スプリントレース14勝目を挙げることに成功した。
しかしマルク・マルケスとしても、この勝利はラッキーウィンだったと認めている。彼は途中、弟には追いつけないと勝利を諦めていたと話した。
「アレックスが今日の最速だったのは間違いない。僕が勝つことができたのも、弟のミスによるものだ」
マルク・マルケスはそう語った。
「ラップタイムをチェックしてみれば分かるけど、僕は既に諦めていたんだ。(転倒の)2周前には、弟が僕よりも速くて、ギブアップしていた」
「でも、昨年もペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ/チームメイト)や、今日のアレックスでも起きたし、僕がターン7でセーブしたように、時にはリラックスしてミスをしてしまうときもある。バイクのバランスが変わって、失敗してしまうことがあるんだ」
「だから今日は複雑な気持ちだ。勝てたのは嬉しいけど、今日は弟が勝利に値していたからこそ、残念だよ」
マルク・マルケスは連戦連勝が続いており、スプリントレースを含めて現在15連勝中。この連勝が、自信を深めることにつながっているという。
「経験以上に、自信が大きな違いだ」
「僕は何勝も積み重ねてきていて、このバイクに乗っていていつプッシュすべきなのか、諦めるべきなのかを見極める自信を持っている」
「弟は手と指の怪我以来、かなり奇妙な状況からやってきている。リードしていたのは彼がプッシュしていたからだけど、一番重要なのは速いことだ。速さがあれば、将来的なミスは避けられる」
なおマルク・マルケスは弟がターン10で転倒する前から、自分もミスを犯していたと明らかにしている。
「あのターン10はかなり際どくてね。(弟の転倒の)2周前には僕も同じようなミスをしていた。だからこそ(勝利は)諦めていた」
さらにMotoGP.comでは状況についてこう付け加えた。
「そういったターン10での瞬間もあって、既にペースを落としていたんだ」
「ブラックマークも見えていた。僕はリヤタイヤが消耗し始めていたし、フロントも限界ギリギリだった。それでバイクの減速が難しくなっていた。おそらくアレックスもそこでフロントをロックさせてしまったんだろう」
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