2021年1月28日、ルノーの「メガーヌR.S.(ルノー・スポール)」および「メガーヌR.S.トロフィー」の改良モデルの日本導入が発表され、3月4日に発売された。
メガーヌR.S.といえば、ドイツ・ニュルブルクリンクのFF量産車最速の記録ホルダーとして、現行型シビックタイプRとのデッドヒートも記憶に新しい。
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今回のマイナーチェンジでは、「トロフィー」専用だったエンジンが「R.S.」にも搭載されるという。いやはや、そのスピードへの飽くなき執念には恐れ入るばかりだ(タイプRもがんばれ!!!)。その実力や如何に!?
※本稿は2021年2月のものです
文/ベストカー編集部、写真/Renault、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2021年3月10日号
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■「トロフィー」専用だった300ps/42.8kgmエンジンを「R.S.」にも搭載!
「FFニュル最速」の座をシビックタイプRと激しく切磋琢磨しているルノーメガーヌR.S.シリーズ。
1月28日にマイナーチェンジを実施して、さらに走りの性能に磨きをかけた。
同時にアダプティブクルコンや歩行者検知機能付き衝突被害軽減ブレーキの搭載など、運転支援システムの強化も図られている。
これまで「トロフィ」のみに搭載されていた300psエンジンを全車に採用。外観ではLEDヘッドライトを採用したことで、フロントマスクの印象が変わったのが大きい
これまで「トロフィー」用だった300ps/42.8kgmエンジンを、メガーヌR.S.にも搭載。
またトロフィーのEDCモデルにだけ装備されていた「ローンチコントロール」がMTモデルにも搭載された。
電動パーキングブレーキを採用したことで、2ペダルモデルでは完全停止までをフォローするアダプティブクルコンを搭載。4コントロールのセッティングをドライバーの好みでカスタマイズすることが可能となった
シャシー関係では、ルノー・マルチセンスにより、後輪ステアの4コントロールのセッティングをより細かくカスタマイズすることが可能となった。
また、LEDヘッドライト、リアシーケンシャルウインカーなど装備もグレードアップしている。
トロフィーにはアルカンタラ表皮のレカロ製バケットシートが装備される。1脚当たり23.5kgと軽量
すこし話題は変わるが、世界的な環境規制が強まるなかで、脅かしでもなんでもなく、メガーヌR.S.が最後のガソリンホットハッチとなってしまうかもしれない。
(前文で「タイプRがんばれ」と書いたが、まさに今この瞬間(4月23日)、ホンダの三部新社長が就任会見で「2040年にEV・FCVで100%」と発表したようだ。タイプR…作れます??)
手に入れたいと思っている人は、本当にためらわないほうがいいかもしれない。
●ルノー メガーヌR.S.主要諸元
・全長:4410mm
・全幅:1875mm
・全高:1465mm
・ホイールベース:2670mm
・車両重量:1480kg
・最小回転半径:5.2m
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・総排気量:1798cc
・最高出力:300ps/6000rpm
・最大トルク:42.8kgm/3200rpm
・トランスミッション:6速EDC
・サスペンション:ストラット/トーションビーム
・タイヤサイズ:245/35R19
・WLTCモード燃費:11.8km/L
・価格:464万円
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