現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 予算100万円で選ぶ「ソロキャン用」のクルマとは? アウトドア好きが選んで失敗しない7台をお教えします

ここから本文です

予算100万円で選ぶ「ソロキャン用」のクルマとは? アウトドア好きが選んで失敗しない7台をお教えします

掲載 6
予算100万円で選ぶ「ソロキャン用」のクルマとは? アウトドア好きが選んで失敗しない7台をお教えします

いま狙い目のソロキャン車を紹介

 最近、芸能人やお笑い芸人のユーチューブなどで、ソロキャンプ(以下:ソロキャン)がバズっている。ソロキャンとは、1人でキャンプに出かけることをいうのだが、もちろん、クルマがあると便利だ。

映える! 走れる! 使える! たった100万円ですべてが満足できるアウトドア御用達の中古SUV3台

 そこで、ソロキャンに向くクルマを紹介したいのだが、大は小を兼ねるで、トヨタ・アルファードでもソロキャンは可能だが、それは最悪にもったいない使い方となる。

 ソロキャンならではの身軽さ、手頃さからすると、コンパクトカーや軽自動車で十分といえる。それもクルマ購入の予算を考えると、中古車でオッケーということになる。ここでは、予算100万円の中古車で、ソロキャンプにぴったりな相棒となるクルマを紹介したい。

ホンダN-VAN

 まずは、プロライクなソロキャン派向けの1台として、ホンダN-VANがある。軽商用車だから、税金、高速代も割安で、しかも荷室から後席、助手席までをフルフラットに倒せば、なんと全長2500mmを超えるベッド&お座敷スペースが出現。

 しかも、フロアはごく低く、室内高もたっぷり確保できるから、全長とともに天井高も軽自動車の室内とは思えない広さがあり、窮屈感など皆無。

 中古車市場の台数は、例えばN-BOXなどに比べ少ないものの、2018年式あたりが100万円前後で探すことができる。注意点としては、助手席、後席ともにかけ心地がプアだから、普段は家族で使う……といった用途には向いていないこと。

ホンダN-BOX/スズキ・スペーシア/ダイハツ・タント

 普段はファミリーカーとしても使うのであれば、軽自動車ならスーパーハイト系のN-BOX、スズキ スペーシア、ダイハツ タントなどがお薦めだ。室内の広さは圧巻で、後席はリビングルームのように使え、なおかつ前後席のフルフラット化で車中泊にも対応してくれるのだ。

 100万円の予算で大人気のN-BOXであれば、2018~2019年式ぐらいの比較的新しい中古車が手に入り、ホンダセンシングという先進運転支援機能も付いているから、ロングドライブも安心。

 タントのミラクルオープンドア車なら両側スライドドアが大きく開き(とくに左側)、アウトドアで後席がまるで風の抜けるテラス席のようにも使えて、キャンプシーンを一段と楽しいものにしてくれるに違いない。ここで、小さな軽自動車だとソロキャンとはいえ、キャンプ用品がしっかり積めるか心配……という声もでてきそうだが、さにあらず。

 あくまでソロキャン、1人での移動であれば、後席をフラットに格納することで、例えばN-BOXだと奥行1470mm、幅900mm、最低天井高1200mmものラゲッジスペースが出現するから、むしろ広すぎる! と感じるはずだ。

ホンダ・フリード/トヨタ・シエンタ

 ソロキャンに使うクルマとはいえ、軽自動車はちょっと……というなら、ズバリ、コンパクトミニバンがお薦めだ。一例として、ホンダ フリードがある。人気車種なので、年式的には2012~2016年式になってしまうが、室内空間は大容量ワゴンと称していいほどに広大。普段使いにも「ちょうどいい」5ナンバーサイズで取りまわし性も抜群。

 お薦めのポイントは、ライバル車のトヨタ シエンタと違い、旧型でも現行モデルとエクステリアデザインが大きく違わず、古臭く見られないこと。

 だから、シエンタの中古車選びでは、少なくとも先代モデルがお薦めだが、100万円の予算で2015年式あたりの中古車はあるものの、意外に走行距離が多いので、そこはしっかりと選んでほしい。

スズキ・ソリオ

 最後に、大穴的チョイスとして、スズキ・ソリオを紹介したい。ミニバンではなく、両側スライドドアを備えた2列シートのプチバンと呼ぶべきコンパクトカー、ハイトワゴンだが、100万円の予算で2018年式ぐらいまで狙え、なおかつクルマのキャラクターから走行距離が少ない中古車が中心だ。

 燃費のいいマイルドハイブリッド車やシートヒーター付きの中古車もあるから、長距離移動するアウトドア、ソロキャンに、意外にもぴったり。

 もちろん、シートアレンジによって車中泊にも対応するし、走行性能、乗り心地の良さ、そして荷物の積載性も驚くほどだ。筆者なら、ソリオにしてしまうかもしれない……。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
ベストカーWeb
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
ベストカーWeb
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース

みんなのコメント

6件
  • 一人用ならやっぱり軽バンは手堅いな。

    はた目に見てもコンパクト枠だと何故かルンペン感が…
  • ソロキャン自体は原付バイクでもできるんだから車なら何でもできる。コペンでも。

    ただ、ソロキャンっていうより釣り・サーフィン・スキー・登山などにも使うなら、土砂降りの中で朝待ち・天候回復待ちができるから最低一人は車内で爆睡できるまったいらなスペースがあると使い勝手がいい。

    逆にキャンプそのものが目的で雨降ってもテント泊を楽しむ友人は、今でもカプチーノでキャンプしてる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村