現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > フェルスタッペン、2023年振り返り「日本の予選は本当に良かった!」最悪の週末は勝利逃したシンガポールにあらず

ここから本文です

フェルスタッペン、2023年振り返り「日本の予選は本当に良かった!」最悪の週末は勝利逃したシンガポールにあらず

掲載
フェルスタッペン、2023年振り返り「日本の予選は本当に良かった!」最悪の週末は勝利逃したシンガポールにあらず

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンはmotorsport.comのインタビューに応じ、22戦19勝を挙げたシーズンについて語った。

 圧倒的な強さで数々の記録を塗り替えた2023年のフェルスタッペン。motorsport.comのインタビューに応え、シーズンベストとワーストのパフォーマンスがいつだったか振り返った。

■F1メカ解説|稀代の名車レッドブルRB19とは、いったいどんなマシンだったのか? そのディテールを紐解く

 フェルスタッペンは熟考の末「スパは今年も非常に強い週末だったと思う。1周目から信じられないようなドライビングだった」と語った。

「スクリーンを見て、『よし、いいスタートだ!』って思ったよ」

「バランス的には、おそらく日本の予選は本当にいい走りだった」

 フェルスタッペンは日本GPの週末、フリー走行開始直後からペースを発揮。セクター1のS字で他を圧倒していた。

 レッドブルにとって最大の脅威となったマクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリに対し、最終的にコンマ6秒ほどの差をつけた。

 日本GPの決勝でも、フェルスタッペンはツイスティなセクター1で誰よりも速かった。

 興味深いことに、フェルスタッペンはレッドブルが唯一勝利を逃したシンガポールGPを今年最悪の週末に選んでいない。

 シンガポールGPでフェルスタッペンは11番グリッドから5位でフィニッシュ。チームメイトのセルジオ・ペレスも同様に13番手から8位止まりだった。

 フェルスタッペンは「最悪だったのはやはりバクー(アゼルバイジャンGP)だった」と答えた。

「物事の進み方に満足できなかったんだ」

「シンガポールはセットアップでいくつかミスをしたし、僕たちが外したんだ。ただ混乱していた。僕にとってシンガポールはある意味、何もなかった。あれはカウントしていないよ」

 アゼルバイジャンではシャルル・ルクレール(フェラーリ)にコンマ2秒差でポールポジションを奪われたフェルスタッペンは、予選とスプリントで3位に入った後、決勝レースではペレスに次ぐ2位でフィニッシュした。

 結果だけみれば大惨事とは言えないが、フェルスタッペンは走行時のフィーリングは最悪だったと語った。

 そのためレース後半は、ステアリングホイールを操作しセットアップを試す時間にあてていたという。

「僕の人生においてベストなスティントじゃなかったから、ブレーキバイアス、ディファレンシャル、エンジンブレーキなど、多くのツールを(変更して)試していた」

「クルマも新しかったし、90度コーナーのあるストリート・サーキットだったから、クルマに少し違った挙動を求めたのかもしれない」

「だからスティントを通して当たり外れがあったんだと思う。でもスティントの終盤はとても強かった。あそこでは序盤から追い抜こうとしてタイヤをかなり痛めたと思う」

「あのレースを終えて、『よし、レースには勝てなかったけど、次のレースに向けて多くのことを学んだ』と思ったんだ」

こんな記事も読まれています

久々勝利、しかも母国イギリスで……ルイス・ハミルトン感極まる「こういう自分に戻れるなんて……そう思えない日もあったんだ」
久々勝利、しかも母国イギリスで……ルイス・ハミルトン感極まる「こういう自分に戻れるなんて……そう思えない日もあったんだ」
motorsport.com 日本版
阪口晴南車がSUGO戦のクラッシュでモノコック交換。「開幕戦鈴鹿でポールを獲ったもの」と立川監督
阪口晴南車がSUGO戦のクラッシュでモノコック交換。「開幕戦鈴鹿でポールを獲ったもの」と立川監督
AUTOSPORT web
7度のF1王者ハミルトン、母国優勝! 2年半ぶりの劇的Vに涙を禁じ得ず。RB角田裕毅は10位入賞|イギリスGP決勝
7度のF1王者ハミルトン、母国優勝! 2年半ぶりの劇的Vに涙を禁じ得ず。RB角田裕毅は10位入賞|イギリスGP決勝
motorsport.com 日本版
F1イギリス決勝速報|ハミルトン、母国で2021年以来の優勝! フェルスタッペン&ノリス下す。角田裕毅10位でポイント獲得
F1イギリス決勝速報|ハミルトン、母国で2021年以来の優勝! フェルスタッペン&ノリス下す。角田裕毅10位でポイント獲得
motorsport.com 日本版
EV600kmドライブで見えた!! 日本でEVが普及しない、魅力的に感じられない最大の理由
EV600kmドライブで見えた!! 日本でEVが普及しない、魅力的に感じられない最大の理由
ベストカーWeb
松下信治の交代経緯をTGM Grand Prix池田和広代表が説明。第4戦に向け「外国人ドライバーと交渉中」
松下信治の交代経緯をTGM Grand Prix池田和広代表が説明。第4戦に向け「外国人ドライバーと交渉中」
AUTOSPORT web
ルノー・セニック 詳細データテスト 及第点の走り 長い航続距離 乗り心地や質感は今後の向上に期待
ルノー・セニック 詳細データテスト 及第点の走り 長い航続距離 乗り心地や質感は今後の向上に期待
AUTOCAR JAPAN
英国の自動車博物館ハシゴ旅! 空港でのトラブルを乗り越えて、ジム・クラークが乗った「BRM P83」を見ることができました
英国の自動車博物館ハシゴ旅! 空港でのトラブルを乗り越えて、ジム・クラークが乗った「BRM P83」を見ることができました
Auto Messe Web
色々許せちゃう多能ぶり! スズキ・イグニスへ英国試乗 オフロードタイヤなら悪路も得意
色々許せちゃう多能ぶり! スズキ・イグニスへ英国試乗 オフロードタイヤなら悪路も得意
AUTOCAR JAPAN
【MotoGP】今季初表彰台と好調オリベイラ、その要因はよく分からない? 「バイクは前戦オランダと似たようなものなんだ」
【MotoGP】今季初表彰台と好調オリベイラ、その要因はよく分からない? 「バイクは前戦オランダと似たようなものなんだ」
motorsport.com 日本版
マルティン痛恨の転倒0ポイント! バニャイヤ4連勝でランキング首位浮上&マルケス兄弟が表彰台|MotoGPドイツ
マルティン痛恨の転倒0ポイント! バニャイヤ4連勝でランキング首位浮上&マルケス兄弟が表彰台|MotoGPドイツ
motorsport.com 日本版
SUVでも参加OK! コスパ最高の”価値あり”イベント「マツダ スピリットレーシング ジムカーナ エクスペリエンス」を体験
SUVでも参加OK! コスパ最高の”価値あり”イベント「マツダ スピリットレーシング ジムカーナ エクスペリエンス」を体験
くるまのニュース
プリウスに嫉妬した男 「ボブ・ルッツ」が携わった名車・迷車 25選 BMW、GMで活躍
プリウスに嫉妬した男 「ボブ・ルッツ」が携わった名車・迷車 25選 BMW、GMで活躍
AUTOCAR JAPAN
「現状EVスーパーカーの需要は極めて低い」とマクラーレン。10年先まで販売されるHVスーパーカーの未来も含めて英国政府に要望したこととは
「現状EVスーパーカーの需要は極めて低い」とマクラーレン。10年先まで販売されるHVスーパーカーの未来も含めて英国政府に要望したこととは
Auto Messe Web
1日にスピード違反2回! ミドルブリッジ・シミターGTE(2) 王室へピッタリのグランドツアラー
1日にスピード違反2回! ミドルブリッジ・シミターGTE(2) 王室へピッタリのグランドツアラー
AUTOCAR JAPAN
生産を継いだのはリッチな「日本人」 ミドルブリッジ・シミターGTE(1) 王女ご愛用スポーツワゴン
生産を継いだのはリッチな「日本人」 ミドルブリッジ・シミターGTE(1) 王女ご愛用スポーツワゴン
AUTOCAR JAPAN
史上最強330馬力! 国産スポーツカーの代表格 ホンダ新型「シビック タイプR」は年収いくらなら買えますか? 60回払いのローンならどうでしょう?
史上最強330馬力! 国産スポーツカーの代表格 ホンダ新型「シビック タイプR」は年収いくらなら買えますか? 60回払いのローンならどうでしょう?
VAGUE
あおり運転 コロナ禍後に遭遇率が「大幅上昇!」依然として深刻だが期待される“装備”の存在も
あおり運転 コロナ禍後に遭遇率が「大幅上昇!」依然として深刻だが期待される“装備”の存在も
乗りものニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村