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もっとも軽量かつもっともパワフル──マクラーレン 750Sがデビュー|McLaren

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もっとも軽量かつもっともパワフル──マクラーレン 750Sがデビュー|McLaren

マクラーレンは4月26日、新型スーパーカー「750S」のクーペとスパイダーを同時に発表した。

McLaren 750S|マクラーレン 750S

グランツーリスモのバーチャルレーシングカーがリアルに──マクラーレン、限定25台のサーキット専用モデル「Solus GT」を発表|McLaren

マクラーレンが新型スーパーカー「750S」のクーペとスパイダーを同時に発表

マクラーレンは4月26日、新型スーパーカー「750S」のクーペとスパイダーを同時に発表した。

Text by YANAKA Tomomi

720Sから進化した走りで最高速度332km/h、0-100km/hは2.8秒を記録

「720S」の後継として発表された「750S」。マクラーレンが「もっとも軽量かつもっともパワフルなシリーズ」と謳うモデルだ。

マクラーレンでは「720S」を徹底的に分析したうえで設計・開発したことで、コンポーネントの約3割を刷新あるいは変更したという。

特に車重では、可能な限りカーボンファイバーや軽量オプションを選択した乾燥重量はクーペで1,277kg、スパイダーでも1,326kgとなり、フルード類と90%の燃料を搭載したDIN重量は1,389kgと前モデルよりも30kg軽量化。

これには標準装備のカーボンファイバー製シェルのレーシングシートや超軽量鍛造ホイールなどが軽量化に貢献しているという。

心臓部には4リッターV8ツインターボエンジン「M840T」をミッドシップに搭載。最高出力750ps、最大トルク800Nmと向上させ、改良された7段トランスミッションを介して後輪を駆動。

最高速度は332km/h、0-100km/h加速は2.8秒、0-200km/h加速は7.2秒(スパイダーは7.3秒)を記録する。

サスペンションスプリングは「720S」よりフロントが柔らかく、リアが固くなり、くわえて専用バルブスタックを構成するパッシブ、アクティブの両エレメントを変更。快適な乗り心地にくわえ、挙動の正確性と制御能力が高められた。

またストラットのアキュムレーターを調整するという、750S で初めて採用された新手法でサスペンションをチューニング。乗り心地やロール制御、ステアリングのフィードバック、コーナリング性能を向上させている。

20%表面積が拡大したアクティブ・リアウィングは、0.5秒以下でフルに展開。リアのダウンフォースを増やし、高速安定性を高めるのと同時に制動距離も短縮。

カーボン・セラミック製ディスクには新ブレーキブースターが組み合わされ、ペダルのフィールと操作性をアップさせた。

サーキットでのよりハイパフォーマンスな走りを求める人には390mmのカーボン・セラミック製ディスクとモノブロック・キャリパーで構成されたサーキット用ブレーキ・アップグレードも用意されている。

インテリアはドライバー中心のデザインで構成。特に「750S」で初めてデビューした「マクラーレン・コントロール・ローンチャ(MCL)」は、ボタンを押すだけでドライビング・エクスペリエンスのパーソナライズを可能にするもので、ドライバーは空力やハンドリング、パワートレイン、トランスミッションの各設定から好みの組み合わせを作り、自分だけの設定を記憶させることも可能だ。

新しくなったセントラル・インフォメーション・スクリーンにはAppleCarPlayも導入。さらにリアビューカメラやサラウンドビューカメラもアップデートされた。

インテリアトリムは総ナッパレレザーか、アルカンターラとナッパレザーの組み合わせから選ぶことができ、音響はBowers & Wilkinsが「750S」のために新システムを開発。

もっとも軽量かつもっともパワフル──マクラーレン 750Sがデビュー|McLarenvia Web Magazine OPENERS

さらに、ビスポーク部門のマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が追加の選択やビスポークによるペイントなども受け付ける。

「750S」は現在、オーダーを受け付け中だ。

McLaren 750S|マクラーレン 750S

ボディサイズ|全長4,569×全幅1,930×全高1,196mm

ホイールベース|2,670mm

トレッド|フロント1,680 リア1,629mm

最軽量乾燥重量|(クーペ)1,277kg (スパイダー)1,326kg

エンジン|3,994cc V8ツインターボ

最高出力|552kW(750ps)/7,500rpm

最大トルク|800Nm/5,500rpm

トランスミッション|7段SSG

駆動方式|後輪駆動

最高速度|332km

サスペンション|アルミニウム製独立式アダプティブダンパー

ブレーキ|カーボンセラミック・ディスク

タイヤ|ピレリ製 フロント245/35/R19  93Y リア305/30/R20 103Y

マクラーレン オートモーティブ

https://cars.mclaren.com/jp-ja

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