ダニエル・リカルドは、自身のF1キャリアにおける第2の段階でふたたび優勝を飾ることができたら“ボーナス”として歓迎するが、それは彼の成功を判断するための必要条件としてのことではないと述べている。
今年の夏に、不振のニック・デ・フリースに代わってハンガリーGPでF1に復帰したリカルドは、比較的順調な状況にあった。しかしリカルドはオランダGPのフリー走行2回目にクラッシュをして左手の中手骨を骨折し、5戦を欠場することになった。そうした後退があったものの、リカルドはアメリカGPで戦いに戻り、復活したことを示した。メキシコシティGPでの彼のパフォーマンスは特に注目に値するもので、予選では4番手という見事な結果を出し、決勝レースでも手堅い走りを見せて7位でフィニッシュした。
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この週末はリカルドの復帰への取り組みにおける頂点となり、彼の勝利の精神がよみがえった瞬間だった。
「メキシコのような週末は、もう一度感じる必要のあるすべてのことを感じた週末だ」とリカルドは先月のアブダビでの最終戦で語った。
「もちろんチームはとても喜んでいたし、みんなが喜んでいた。ああした結果はあらゆることを前進させる」
「みんなが期待していない順位にマシンをつけてみせると興奮するものだ。それに(メキシコでの)4番手はポールポジションのようなものだった。今年、まるでアルファタウリはグリッドのセカンドロウにつける権利がないような感じだったからね」
「あんな風に見えたことはなかったから、僕は興奮していたし、間違いなく胸が高鳴っていた。あれが可能なら、これからまた優勝を懸けて戦うための扉が開かれることは明らかだ」
「でもまた勝ちたいと思っているのは、自分は本当に勝てると信じているからだ。でもキャリアの第2段階をそれだけで決めるつもりはない。それで僕の幸せや、この2段階目における成功をどう分類するか決定づけることはしない」
「また優勝することはボーナスになるだろう。(でも)僕は世界の重荷を背負ってはいない思うから、いい感じがするんだ」
当然ながらリカルドは、大きな代償を払うことになったザントフォールトでの手の怪我について嘆いた。しかし彼は、この停滞がF1復帰の輝きを減じたとは考えていない。
「こんなことが起こらなければよかったのにと思うよ。不快で痛かったしね。でも今ではもう終わったことだし、今年をポジティブに振り返っている。1年前にここ(アブダビ)で座っていたときは、『これが自分の最後のレースになるのか?』という感じだった」
「正直、大げさには言っていないけれど、本当に分からなかったんだ。実際には半々だと思っていた。僕が過ごした1年については、手のことは忘れるとして、生まれ変わったという言葉がある意味正しい言葉だと感じている。エネルギーを取り戻した感じだし、間違いなく力強さが復活した」
「手の話をしたとしても、後退したと感じていないことは、おそらく多くのことを物語っている。一部の人たちは、重大な結果になったまずい事故を見て、『ダニエルは諦めるべきだ、これはおそらく彼がもう終わりだというサインだ』と考えていたかもしれないことはわかるよ。でも僕は決してそうは思っていなかったし、そう感じることもなかった。だからやり返してやろうという決意に、さらに力がはいったのかもしれない」
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