カスタム要素も多く盛り込まれた大阪モビリティショー2023では、初披露となるエアロパーツにも注目が集まった。中でも斬新なボディメイクで受賞経験のあるKUHL JAPANは、新作を数多く展示。人気シリーズの拡充や新ブランドの登場は、オーナーにとって見逃せないトピックだ。
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■軽サイズのまま、ゴツ盛りディテールでハスラーがワイルドに変身!
近未来SUVをコンセプトに展開する「VRARVA(ブラーバ)」ブランドから、初の軽自動車となる「IO(イオ)」が誕生。ベースとなるのはハスラーで、9点のボディキットにより多面的でシャープなフォルムを手に入れた。
ボンネットを含むフロントまわりは交換となるが、その他のパーツは純正ボディにプラスすることでディテールアップを実現。フェンダーの張り出しは9mm以内に抑えられ、軽自動車規格のままワイルドなスタイルに進化できる。レトロテイストとは真逆のカスタムは、ノーマルのイメージを一新する斬新なものだ。
・ブラーバ イオ コンプリートキット(9点) 70万4000円
<オプションパーツ>
・リアゲート ガーニッシュ(エンブレム付属) 5万5000円
・ドアミラーカバー 3万3000円
※塗装代は別途
■まるで装甲車!? ワイドボディのデリカD:5はコンクリートジャングルもよく似合う
2023年11月にデビューした「VRARVA ORCUS(ブラーバ オーカス)」は、デリカD:5をベースにした近未来SUVシリーズの第2弾。本格的な走破性を持つオフロード系ミニバンを、タフなSFイメージにモディファイしている。16点にも及ぶボディパーツはコンプリートキットで構成され、迫力のフェンダーは片側30mmというワイド設計。
ちゃんとスライドドアが機能するようディテールは煮詰められており、多面的な構成と絶妙にマッチしている。シャープなデザインを補完すべく4点のオプションパーツが用意されており、中でも純正の丸いイメージを払拭するドアノブカバーの存在は秀逸。ボディキットまでは手が出ないユーザーでも、気軽に装着できそうだ。
・ブラーバ オーカス コンプリートキット(16点) 139万円
<オプションパーツ>
・ルーフエンドウイング 7万7000円
・リアピラーガーニッシュ 4万4000円
・ドアミラーカバー 3万3000円
・ドアノブカバー 2万2000円
※塗装代は別途
■東京オートサロン2023でSUV部門「最優秀賞」を獲得したRAV4
RAV4がベースのシリーズ第1弾「VRARVA MARS(ブラーバ マーズ)」は、東京オートサロン2023にてカスタムカーコンテストSUV部門の最優秀賞を獲得。その名を一気にメジャーブランドとして定着させた。
・ブラーバ マーズ コンプリートキット(12点) 99万円
<オプションパーツ>
・ルーフエンドウイング 7万7000円
・リアガーニッシュ(エンブレム付属) 3万4100円
・ドアミラーカバー 3万3000円
※塗装代は別途
■60プリウスをノーマル車高で仕上げる! 時代が求めたKUHL STYLEのハーフエアロ
大阪モビリティショー2023にて初公開されたのが、プロトタイプが仕上がったばかりの新ブランド「KUHL STYLE」からリリースされる60プリウス。ノーマル車高のままでスタイリッシュにキマるようエアロがデザインされており、ボリュームのあるハーフタイプでロワード感を強調することができる。
近年の車両はバンパーにセンサーを埋め込んだモデルが多く、ローダウンの弊害を気にするユーザーが多い。60プリウスも例に漏れず、ノーマル車高を維持したままドレスアップできるよう配慮されている。このエアロパーツは配送する利便性も考慮されており、大きなパーツは3分割の設計。個人宅にも配達できる梱包サイズなので、塗装済み製品を購入すればDIY装着も可能という。
・60プリウス KUHL STYLE
コンプリート価格 399万円
(新車車両本体価格 320万円、装着オプションパーツ合計 105万2920円、割引額26万2920円)
<主要装着オプションパーツ>
・KUHL STYLEフロントエアロ(1トーン塗装)
・KUHL STYLEサイドエアロ(1トーン塗装)
・KUHL STYLEリアエアロ(1トーン塗装)
・BLITZ ZZ-R 車高調
・VERZ-WHEELS VERZ/DDRシリーズ(19インチ各色から選択)
・国産タイヤ19インチ
※デモカーは追加オプション仕様
■問い合わせ先
クールジャパン
TEL:052-693-9893
〈文と写真=川島秀俊〉
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