フェラーリにとって「忘れられない1日」。58年ぶりのル・マン優勝をジョン・エルカン会長が祝福

　フェラーリのジョン・エルカン会長は、AFコルセのファクトリーチームがル・マン24時間レースで歴史的勝利を収めたことは、イタリアのメーカーにとって「忘れられない1日となった」と語った。

　アレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョビナッツィがドライブする51号車フェラーリ499Pは、ディフェンディングチャンピオンであるセバスチャン・ブエミ／平川亮／ブレンドン・ハートレー組8号車トヨタGR010ハイブリッド（TOYOTA GAZOO Racing）の挑戦をかわし、日本メーカーのル・マン6連覇を阻止した。

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拝啓 ジョン・エルカン会長様
世界三大レースの一つであるインディ500を10歳の時に見て以来43年数々のレースを見てきました。
余りのバカらしさ加減に途中でレースを見るのを止めたのは、世界三大レースの一つであるル・マンの、100周年記念レースが初めてでした。
モリゾウ会長のメッセージは届いていらっしゃいますか？「こんな事までして勝たせたいのか」
本番に向かってギリギリのセッティングを探し続けてレースに望む事位ご存知かと思いますが。
貴社の車と比べても13kgも余分な重りを乗せられたなら?
貴社の車が相手にしていたのは間違いなくトヨタでしょうが、トヨタが“主催者によって相手にさせられていた”のは物理法則でした。
果たして、これは一体何を競い合うレースだったのでしょう?トヨタが闘っていた相手は貴社の車じゃ無かったんですよ(笑)
何十年か後、「フォードvsフェラーリ」の様な映画が作られる事を楽しみにしています。