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【MCでここまでやる?】レクサスIS改良新型 北米でモデルチェンジ ボディ大型化 日本発売へ

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【MCでここまでやる?】レクサスIS改良新型 北米でモデルチェンジ ボディ大型化 日本発売へ

IS、北米でマイナーチェンジ

レクサスは、セダンのエントリー・モデルである「レクサスIS」の改良新型を、世界初公開した。

【画像】改良新型レクサスIS プロトタイプ【北米仕様】 全63枚

新型はボディサイズを変更。全長×全幅×全高は4710×1840×1435mmというサイズになった。

従来型に比べて、全長が30mmプラス、全幅も30mmプラス、全高が5mmプラスと大型化したことになる。ホイールベースは変わらず2800mmを維持した。

デザイン面では、ロー&ワイドなフォルムにこだわったほか、高精度なプレス技術によってシャープな造形を実現。アグレッシブな姿に変わっている。

改良新型IS 外観

具体的には、薄型ヘッドランプの採用(小型軽量ランプユニット)に加え、低く構えたグリルまわりと、それに合わせて下げたサイドのキャラクターライン、トランク後端の造形で重心の低さを表現。

張り出した前後フェンダー、L字をモチーフにした一文字型のリア・コンビネーションランプ、立体的なバンパー・ガーニッシュを採用した。新意匠の19インチ・タイヤは、スポーティなプロポーションを引き立てている。

製造面のトピックは、ボディパネル製造工程が変わったこと。上下方向のプレスの動きに合わせて、金型が横方向からスライドする機構を追加した。

この「寄絞り(よせしぼり)型構造」というプレス技術により、緻密で立体的な造形が可能になったという。その効果により、ラゲッジ部のキャラクターラインが、よりシャープなデザインになった。

外装色は、陰影によりスタイリングを際立たせるソニックイリジウム、金属質感と高光沢を実現したソニッククロムの2色を新規開発。

Fスポーツでは専用のFメッシュ・パターンを採用。その他にもグリル・ロア部のエアインテーク、専用19インチ・アルミホイール、リアスポイラーなどの専用装備や、専用外板色ラディアントレッド・コントラストレイヤリングを採用した。

改良新型IS 走行性能

改良新型ISのパワートレインは、これまで通り、V6 3.5L、直4 2.5L+ハイブリッド、直4 2.0Lターボという3本立て。

走りの面では、ステアリングやペダルの初期応答だけでなく、「戻す」際のコントロール性の向上に取り組んだ。目的は、一連の運転操作をより滑らかにするためである。

2.5Lハイブリッド車はアクセル開度に対するエンジンとモーターの駆動力制御を変更。

2.0Lターボ車ではアクセル開度などから走行環境を判定し、適切なギアを選択するアダプティブ制御により、リニアなレスポンスを実現した。

また、サイドラジエーターサポートの補強、フロント・サイドメンバーのスポット打点追加、Cピラーからルーフサイドにかけての構造最適化などにより、ボディ剛性をアップ。ハンドル操作に対するレスポンスを高めるとともに、ノイズ・振動を排除し乗り心地を向上させている。

新採用の19インチ・タイヤは、コーナリングフォースを大幅に向上。さらに、ホイールの締結にハブボルトを採用し、締結力の強化と質量の低減を図ることで、気持ちの良いハンドリングとブレーキングを追求した。

また、ショックアブソーバーのオイル流路に非着座式のバルブを設け、微小な動きに対しても減衰力を発生させる「スウィングバルブ・ショックアブソーバー」を採用。

ストローク速度が極めて低い場合でも減衰力を発揮することで、応答性がよく上質な乗り心地を実現している。

改良新型IS 内装

改良新型レクサスISの内装は、新たにタッチ式ディスプレイを採用するとともに、SmartDeviceLink、Apple CarPlay、Android Autoに対応。

インストゥルメント・パネル上部やドアパネルに有彩色を設定しツートーン配色とすることで、左右方向の広がりを強調。また、配色によるコントラストで高揚感を感じさせるカラーコーディネートとした。

ドアトリムの一部には、レクサスの新たな加飾表現である複数のエンボスラインを交差させたグラフィックパターンを使用している。

また、オーナメントパネルにアッシュ(オープンフィニッシュ/墨ブラック)、ブラック・ジオメトリーフィルム、Fスポーツ専用サテンクロムを新規採用。表面処理などのアクセントをつけることで、素材本来の質感表現にこだわったスポーティな室内空間とした。

改良新型IS 安全装備 日本発売は?

先進運転支援の面では、レクサス・セイフティ・システム+が進化。「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」の対応領域を拡大。交差点右折前に前方から来る対向直進車や、右左折時に前方から来る横断歩行者も検知可能になった。

加えてドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする、緊急時操舵支援や低速時の事故予防をサポートする低速時加速抑制などの機能が追加された。

また、自動車専用道路などにおいて設定した車速内で前走車との距離を一定になるよう加減速制御する「レーダークルーズ・コントロール」および、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する高度運転支援機能「レーン・トレーシング・アシスト(LTA)」の車線認識性能を向上。

これは、LTA作動時、カメラによる白線認識にAI技術を活用し、カーブの大きさに合わせてあらかじめ減速。カーブ走行時の横Gを常に一定にすることで、安定した快適な走行を実現するとともに、より半径の小さなカーブやトンネル内でも途切れの少ない運転支援を可能するものだ。

なお、改良新型レクサスISの日本発売は、2020年秋ごろを予定しているという。

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