6代目Eクラス・セダン、降臨
メルセデス・ベンツは、6代目となる新型Eクラスを発表した。英国では9月より5万ポンド(約830万円)以上で発売される予定だ。
【画像】メルセデスが誇るミドルサイズ・ラグジュアリーセダン【新型Eクラス・セダンをEVのEQEと写真で比較】 全45枚
メルセデス・ベンツがEVに移行する前の最後の世代の内燃機関専用モデルで、先代よりもサイズが大きくなり、より広い室内空間を実現している。
プレミアムな快適性を追求する中で、新型Eクラスはレベル4の自動運転技術に対応した。これまでSクラスのみに搭載されていた自動駐車機能(バレット・パーキング)を、本国ドイツなど法律で認められた一部市場でオプションとして導入する。
ドライブトレインも全面的に見直されており、ガソリンエンジンベースのPHEVでは、バッテリー容量を10.6kWhから24.1kWhに拡大し、最大111km(WLTP)のEV走行が可能となった。
その他、縦置き4気筒および6気筒のガソリン、ディーゼルエンジンの計4種類を揃え、その最高出力は197psから380psまで幅広く設定。全車に9速ATが標準装備となる。
伝統的なセダンスタイル維持
デザイン面では、CクラスやSクラスと同様の系譜をたどったことで、メルセデス・ベンツの伝統的なセダントリオが過去30年以上にわたって最もまとまりのある外観となっている。
EVのEQEセダンよりも保守的なスタイルで、伝統的なレイアウトを維持しながら、大型のグリル(オプションでイルミネーション付き)、シェイプしたヘッドランプ、長いボンネットを備えている。
英国では、標準装備のスタイリング・パッケージに加え、アバンギャルドとAMGラインの各仕様を導入予定である。
プラットフォームには、軽量なスチールおよびアルミニウムからなるモジュラー・リア・アーキテクチャー(MRA)を採用し、先代と比較して剛性が向上しているとのことだ。
メルセデス・ベンツは、今回公開したセダンモデルとともに、ステーションワゴンも12月の発売に向けて準備している。また、オフロード志向のEクラス・オールテレインも2024年第1四半期に導入される予定だ。
一方で、長らく続いたEクラス・クーペおよびカブリオレは段階的に廃止される予定だ。メルセデス・ベンツはCクラス、Eクラスの2ドアモデルを新たに創設された「CLE」のラインナップに統合する。
新開発「スーパースクリーン」も設定
新型Eクラスのインテリアは、より現代的なデジタル機能、快適性の向上、高品質な素材を採用するなど一新された。
今年2月に発表されたように、ダッシュボードには、12.3インチの独立メーターディスプレイと14.4インチのポートレートスタイルのインフォテインメント・ディスプレイが搭載される。また、「スーパースクリーン」をオプションで選択することも可能だ。
パワートレインは、前述の通り縦置きの4気筒および6気筒のガソリン、ディーゼルエンジンを設定し、いずれも48Vのマイルドハイブリッドとなる。トランスミッションに内蔵された統合スターターモーターがパワーとトルクを強化するとともに、コースティング(惰性走行)特性により燃費を改善する。
足回りとしては、ほとんどのモデルにスチールスプリング・サスペンションが採用され、上級モデルにはエアマチック・エアサスペンションの改良型が採用される予定である。
Eクラス・セダンの生産は、ドイツにあるメルセデス・ベンツのジンデルフィンゲン工場で行われる。また、ロングホイールベースモデルは、メルセデス・ベンツと中国の国有自動車メーカーBAICが運営する中国・北京の合弁工場で生産される予定だ。
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みんなのコメント
虚偽と名誉毀損の好例ですね。こちらも通報しておきます。
わかってると思うけど、君の好意は何度も何度もしつこく書き続けてるでしょ?