F1イタリアGPの予選では、地元フェラーリのカルロス・サインツJr.とシャルル・ルクレールが1-3を記録し、サーキットは大いに盛り上がった。しかしながら、とある審議において、罰則を逃れてお咎めなしとなったことについて疑問の声があがっていた。
ルクレールとサインツJr.は共に、今回の予選で設定されていた“最低ラップタイム”を超過していたのだ。これは、予選アタックラップの直前に各車が必要以上にスロー走行して渋滞が発生するのを緩和するために設けられたもの。FIAは、全ての周回においてふたつのセーフティカーライン間を1分41秒以内に通過しなければならないとしている。
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しかしながら、Q1のラップタイムを確認すると、フェラーリのふたりは最終アタックの直前のラップで非常に遅いタイムを記録していた。ルクレールのタイムは1分50秒286、サインツJr.に至っては1分58秒458だった。ピットの両端にあるセーフティカーライン間の最低通過タイムを超過しているのはほぼ確実だった。
FIAは当初、この件について予選後に審議すると発表していた。しかし、サインツJr.がQ3でポールポジションを獲得した直後に、お咎めなしとなることが明らかにされた。
フェラーリのフレデリック・バスール代表はSkyに対し、ふたりのドライバーが罰則を免れた理由について説明した。
彼によると、基準のラップタイムを下回らないようにすることは、アタックラップを行なうライバルたちに道を譲ることよりも優先されることはないと伝えられているという。サインツJr.もルクレールも、後方から来る速いマシンを先に行かせるためにスローダウンし、最低ラップタイムをオーバーしてしまったのだ。
「これはレギュレーションによるものだ。誰かを行かせるためにスローダウンするのであれば、(基準ラップタイムを)超過することが許される。今回起こったのはそういうことだ」とバスールは言う。
またバスールは今回のフェラーリが純粋な実力でポールを獲得したとして、この結果には十分満足しているようだ。
「土曜日の目標はポールポジションだったので、良い成果をあげられたと言える」
「ただ我々も落ち着くことを肝に銘じる必要がある。週末で最も重要なのは日曜日(の決勝)だからね」
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