高級タイプと安価タイプが入り乱れるカーナビ事情【本命は? 対抗は? 大穴は?】

本命は安定のパナソニック、対抗は超激安の無印ナビ

Y!ショッピングで人気を確立しているのは、パナソニックのストラーダの7型モデル「CN-RE06D」と「CN-RE06WD」です。このモデルはダッシュボード内に組み込むインダッシュタイプで、ドライブレコーダー2台との連携も可能。CDからSDカードに取り込んだ音楽の再生も可能。定格18W×4のアンプも内蔵されていて、車載スピーカーへの接続も可能となっています。 一方、「CN-RE06WD」はワイドモデルとなっています。調査時の価格は「CN-RE06D」が5万5980円、「CN-RE06WD」が5万8800円でした。他には少し高価な10型のストラーダ「CN-F1X10D 」が売れ筋。こちらは2DINモデルでDVDや地デジフルセグなどにも対応。調査時価格は14万9780円でした。

対抗する超激安の無印ナビで人気なのが「PD-007X-V20」というモデルです。このモデルの調査時の価格は9800円と1万円を切るリーズナブルさ。吸盤でダッシュボードに取り付ける7インチのオンダッシュタイプですが、搭載している地図は2020年度版。るるぶデータも搭載されています。こうした安価なナビゲーションはブランド名がなく、型番のみで区分けされているものが多く存在しています。同様に「DNK-77F」の品番を持つ調査時価格1万円のノーブランドカーナビが売れ筋です。


大穴のレーダー探知機メーカーの激安ナビ

ノーブランドカーナビに対抗する価格帯で頑張っているのがレーダー探知機などのメーカーとして有名なユピテル工業から発売されている「YPB734」というモデル。調査時の価格は1万1800円でした。「YPB734」は7型のポータブルタイプで2018年春版のマップルナビを使っています。レーダー探知機を得意するメーカーだけあり、ナビのデータ内にはオービス設置場所や取り締まりに注意したい場所などの警報、警告データが7万件以上収録されているほか、駐車禁止エリアなども収録。実用性の高いカーナビとして知られています。


高級タイプと安価タイプが入り乱れるカーナビ戦乱時代

パイオニアの「AVIC-RL910」というモデルも人気です。こちらは8型のフルセグ地デジTV、Bluetooth対応で、調査時価格は9万9800円でした。DVD＆CDプレイヤーも内蔵、外部メモリスロットも装備しますので、さまざまなメディアの再生が可能となります。オーディオ系メーカーであるパイオニア製ということから、AV性能の高さを求めるユーザーにも向いていることでしょう。

パナソニックのストラーダシリーズ「CN-RE06WD」、ストラーダシリーズ「CN-RE05WD」と、ストラーダシリーズの人気が目立ちますが、デンソーテンのイクリプス「AVN-R10W」も売れ筋です。品番のAVNからもわかるように、ナビゲーションをヘッドユニットとしたオーディオ・ビジュアル・ネットワークを組めるモデルです。調査時価格は6万4800円とAVNシリーズとしてはリーズナブル。7型ワイドタイプで、TFT低反射パネルを採用しています。

「PN0703A」、「PN0903AA」 というモデルドリームメーカーの製品も人気です。いずれもポータブルナビです。「PN0703A」は7インチモデルで調査時価格が2万1062円、「PN0903AA」は9インチモデルで調査時価格が2万6990円でした。どちらも定評のあるゼンリンの地図データを採用しているところが特徴的です。テレビはフルセグ地デジで、地図の表示モードは20ｍから50kmまで13段階に切り替え可能、るるぶ観光案内も内蔵しています。