現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 圧巻の6ℓツインターボチャージドW12エンジン搭載!全てが洗練され、進化を遂げたベントレーの新型「Flying Spur」

ここから本文です

圧巻の6ℓツインターボチャージドW12エンジン搭載!全てが洗練され、進化を遂げたベントレーの新型「Flying Spur」

掲載 更新
圧巻の6ℓツインターボチャージドW12エンジン搭載!全てが洗練され、進化を遂げたベントレーの新型「Flying Spur」

Bentley Motorsは、世界最先端のラグジュアリーグランドツアラーと謳うスポーツセダン、新型Flying Spurの詳細を発表した。

自らステアリングを握るも、後席に座るもよしという新型Flying Spurは、リムジンのような贅沢さとスポーツセダンの性能を兼ね備えたクルマ。その姿はこれまでにない威厳を放ち、インテリアを世界トップレベルの上質なデザインで彩り、ユーザーを第一に考えた最新技術を搭載している。

ベントレーのSUVモデルから日本限定10台の特別仕様車「ベンテイガ A Limited Edition by Mulliner Exclusively for Japan」登場

「Continental GTのローンチ時と同じく、新型Flying Spurもすべてを一から開発し、テクノロジーとクラフトマンシップをさらなる高みへと押し上げることを目指した。セグメントの常識を覆すパフォーマンスと洗練性をお届けします」と、Bentley Motorsの会長兼CEOを務めるAdrian Hallmark氏は語る。Bentleyの本拠地である英国クルー市にて設計、エンジニアリング、ハンドクラフトが行われる新型Flying Spur。

最先端技術の採り入れ方にもBentleyらしいこだわりが溢れ、英国が誇る清新なクラフトマンシップと革新的な装備が違和感なく融合している。最新世代のFlying Spurが類い希な洗練性と上質なディテールで新境地を切り拓き、史上最高にラグジュアリーなスポーツセダンの在り方を示す。

新型Flying SpurのエクステリアはBentleyらしい彫りの深いモダンなデザインで、優雅さと逞しさを感じさせるプロポーションとなっている。クリスタルカットガラスのような輝きを放つLEDマトリクスヘッドライトはBentley最新型でクロームスリーブをプラス、Bのモチーフが光るリアライトにはラップアラウンドデザインを新たに採用。新設計の22インチホイールからは新型Flying Spurが秘める実力がひしひしと伝わる。

Flying Spurというネーミングが復活して以来、今回初採用となったのは新型Flying Spurのボンネットを飾る「フライングB」マスコット。デザインを一新した、優雅でモダンな印象のBentleyバッジは下からせり上がり、このモデルの特別感を演出。

新型Flying Spurはラグジュアリーグランドツーリングセダンの最先端。アルミ複合材による完全新設計のシャシーと48Vシステムの採用により、様々な最新技術の導入が可能となった。Bentley初採用となるのは、エレクトロニック・オールホイール・ステアリング。アクティブAWDやBentleyダイナミックライドと組み合わせることで、驚異的なハンドリングと乗り心地を実現。

3チャンバーエアスプリングも新設計。リムジンのような乗り心地からスポーティなボディコントロールまで、サスペンションの多様な設定が可能なため、このセグメントでかつてないほど多彩なドライビング体験を楽しむことができる。

新設計のドライバーアシスタンスシステムの充実ぶりにも注目。トラフィックアシスト、シティアシスト、ブラインドスポットウォーニングなどをすべて標準装備としたほか、素材をマルチマテリアル化した最先端のボディ構造も採用した。

新型Flying Spurの心臓部となるのは、Bentleyが誇る6.0リッターツインターボチャージドW12エンジンの強化バージョン。このエンジンに8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、素早いギアチェンジに一層磨きをかけた。この新設計TSIエンジンは635PS、900Nm、0-100km/h加速3.8秒、最高速度333km/hという圧倒的な性能を誇る。

ホイールベースが130mm長くなった新型Flying Spurでは、ゆったり感が増したラグジュアリーな室内空間で、洗練された極上のひとときを過ごすことができる。シングルウッドパネルとデュアルウッドパネルのオプションが豊富に用意されているほか、デザインを一新したレザーシートやMullinerドライビングスペシフィケーションに含まれるダイヤモンドキルトシートも選択できる。自動車向けとして初採用された3Dテクスチャーのダイヤモンドキルトレザーはドアインサートを彩る。

完全新設計のFlying Spur

新型Flying Spurの大胆なエクステリアデザインには、一目でBentleyと分かる新たなビジョンが息づいている。第2世代よりもホイールベースが130mm長くなった新型Flying Spurは存在感がアップし、クルマ全体の流れるようなラインからは骨太な逞しさが溢れている。

新型Flying Spurはプラットフォームを刷新し、一から開発された。全体の彫りの深さとパワーラインの美しさは、スーパーフォーミングで加工されたアルミニウムによって形成。スーパーフォーミングは新型Continental GTでも採用された技術。

新型Flying Spurでは、アルミ押出成形、鋳造、高強度鋼に関する最新技術を活用してクラストップのボディ剛性を実現し、ハンドリングと強度を最適化した。

新型Flying Spurには、クリスタルカットガラスのような輝きを放つLEDマトリクスヘッドライトが標準装備されている。点灯していないときにもキラキラ光って見えるのは、ライト後方にクロームスリーブがプラスされているから。ラップアラウンドリアライトには定番の「B」のグラフィックを採用し、インテリアのエアベントに施されているダイヤモンドローレット加工のデザインを反映した。

ホイールは新設計の21インチホイールを標準装備。Mullinerスペシフィケーションでは2種類の22インチホイールをオプションとして用意している。

新解き放たれたパワーと敏捷性

新型Flying SpurはW12ツインターボチャージドTSIエンジンを搭載し、パフォーマンス、敏捷性、ダイナミズムの新基準を打ち立てる。エンジンは英国クルーで開発され、ハンドビルド。W型の独特なレイアウトで製造される世界最先端の12気筒エンジンは、同クラスのV12エンジンよりも全長がかなり短いため、理想的な重量配分を実現でき、室内スペースも最大限に活用できる。

新型Flying Spurのエンジンには最新のエンジン制御技術を採用し、先代モデルよりもパフォーマンスを飛躍的に強化。最高出力635PS、最大トルク900Nmを発生、0-100km/hを3.8秒で駆け抜け、最高速度は333km/hを誇る。

フロントアクスルを前方寄りに配置し、重量配分を向上させた新型Flying Spurでは、アクティブAWD、オールホイールステアリング、Bentleyダイナミックライドと相まって動的な正確さ、ハンドリング、そしてバランスがレベルアップする。

新型Flying SpurはContinental GTからZF製8速デュアルクラッチトランスミッションを受け継ぎ、スムーズで洗練された加速と素早いシフトチェンジ、そして優れた燃費を実現している。

次のギアを前もって選択することで迅速なシフトチェンジを可能とし、ホイールへのトルク伝達が中断される時間を短縮することでパフォーマンスの向上を図った。6速で最高速に達し、7速と8速は燃費のよいグランドツーリングにぴったりなオーバードライブギアとなっている。

先代のFlying Spurでは常時AWDが採用され、前後トルク配分が40対60に固定されていたが、新型の場合は通常、リアアクスルにトルクが伝達される2WD走行。路面状況の変化やスリップの発生を検知すると、自動的にアクティブAWDに切り替わり、フロントアクスルにもトルクが伝達。コーナリングレスポンスも大きく向上した。

フロントエンドの軽やかさが増したおかげで、ストレスなく方向転換。常時AWDで発生していたアンダーステアは解消され、全体のバランス感が良くなった。

日本でのメーカー希望小売価格は25,682,400円(8%消費税込)で、デリバリーは2020年第2四半期を予定している。

主要諸元

エンジン
タイプ 6リッターW12ツインターボチャージドTSI
排気量 5,950 cc
給気機構 パラレルツインスクロールターボチャージャー2基、ダイレクトインタークーラー
出力 635 PS / 467 kW
トルク 900 Nm
ボア x ストローク 84 mm x 89.5 mm
最高速度 333 km/h
0-60 mph  3.7秒
0-100 km/h  3.8秒

寸法等
全長 5,316 mm
全幅 1,978 mm
全高 1,484 mm
ホイールベース 3,194 mm
車両総重量 2,437 kg

関連情報:https://www.bentleymotors.jp/

構成/編集部

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
Auto Messe Web
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
WEB CARTOP
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
日刊自動車新聞
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
くるまのニュース
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
motorsport.com 日本版
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
AUTOSPORT web
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
レスポンス
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

197.1228.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

99.8148.0万円

中古車を検索
クルーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

197.1228.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

99.8148.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村