Bentley Motorsは、世界最先端のラグジュアリーグランドツアラーと謳うスポーツセダン、新型Flying Spurの詳細を発表した。
自らステアリングを握るも、後席に座るもよしという新型Flying Spurは、リムジンのような贅沢さとスポーツセダンの性能を兼ね備えたクルマ。その姿はこれまでにない威厳を放ち、インテリアを世界トップレベルの上質なデザインで彩り、ユーザーを第一に考えた最新技術を搭載している。
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「Continental GTのローンチ時と同じく、新型Flying Spurもすべてを一から開発し、テクノロジーとクラフトマンシップをさらなる高みへと押し上げることを目指した。セグメントの常識を覆すパフォーマンスと洗練性をお届けします」と、Bentley Motorsの会長兼CEOを務めるAdrian Hallmark氏は語る。Bentleyの本拠地である英国クルー市にて設計、エンジニアリング、ハンドクラフトが行われる新型Flying Spur。
最先端技術の採り入れ方にもBentleyらしいこだわりが溢れ、英国が誇る清新なクラフトマンシップと革新的な装備が違和感なく融合している。最新世代のFlying Spurが類い希な洗練性と上質なディテールで新境地を切り拓き、史上最高にラグジュアリーなスポーツセダンの在り方を示す。
新型Flying SpurのエクステリアはBentleyらしい彫りの深いモダンなデザインで、優雅さと逞しさを感じさせるプロポーションとなっている。クリスタルカットガラスのような輝きを放つLEDマトリクスヘッドライトはBentley最新型でクロームスリーブをプラス、Bのモチーフが光るリアライトにはラップアラウンドデザインを新たに採用。新設計の22インチホイールからは新型Flying Spurが秘める実力がひしひしと伝わる。
Flying Spurというネーミングが復活して以来、今回初採用となったのは新型Flying Spurのボンネットを飾る「フライングB」マスコット。デザインを一新した、優雅でモダンな印象のBentleyバッジは下からせり上がり、このモデルの特別感を演出。
新型Flying Spurはラグジュアリーグランドツーリングセダンの最先端。アルミ複合材による完全新設計のシャシーと48Vシステムの採用により、様々な最新技術の導入が可能となった。Bentley初採用となるのは、エレクトロニック・オールホイール・ステアリング。アクティブAWDやBentleyダイナミックライドと組み合わせることで、驚異的なハンドリングと乗り心地を実現。
3チャンバーエアスプリングも新設計。リムジンのような乗り心地からスポーティなボディコントロールまで、サスペンションの多様な設定が可能なため、このセグメントでかつてないほど多彩なドライビング体験を楽しむことができる。
新設計のドライバーアシスタンスシステムの充実ぶりにも注目。トラフィックアシスト、シティアシスト、ブラインドスポットウォーニングなどをすべて標準装備としたほか、素材をマルチマテリアル化した最先端のボディ構造も採用した。
新型Flying Spurの心臓部となるのは、Bentleyが誇る6.0リッターツインターボチャージドW12エンジンの強化バージョン。このエンジンに8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、素早いギアチェンジに一層磨きをかけた。この新設計TSIエンジンは635PS、900Nm、0-100km/h加速3.8秒、最高速度333km/hという圧倒的な性能を誇る。
ホイールベースが130mm長くなった新型Flying Spurでは、ゆったり感が増したラグジュアリーな室内空間で、洗練された極上のひとときを過ごすことができる。シングルウッドパネルとデュアルウッドパネルのオプションが豊富に用意されているほか、デザインを一新したレザーシートやMullinerドライビングスペシフィケーションに含まれるダイヤモンドキルトシートも選択できる。自動車向けとして初採用された3Dテクスチャーのダイヤモンドキルトレザーはドアインサートを彩る。
完全新設計のFlying Spur
新型Flying Spurの大胆なエクステリアデザインには、一目でBentleyと分かる新たなビジョンが息づいている。第2世代よりもホイールベースが130mm長くなった新型Flying Spurは存在感がアップし、クルマ全体の流れるようなラインからは骨太な逞しさが溢れている。
新型Flying Spurはプラットフォームを刷新し、一から開発された。全体の彫りの深さとパワーラインの美しさは、スーパーフォーミングで加工されたアルミニウムによって形成。スーパーフォーミングは新型Continental GTでも採用された技術。
新型Flying Spurでは、アルミ押出成形、鋳造、高強度鋼に関する最新技術を活用してクラストップのボディ剛性を実現し、ハンドリングと強度を最適化した。
新型Flying Spurには、クリスタルカットガラスのような輝きを放つLEDマトリクスヘッドライトが標準装備されている。点灯していないときにもキラキラ光って見えるのは、ライト後方にクロームスリーブがプラスされているから。ラップアラウンドリアライトには定番の「B」のグラフィックを採用し、インテリアのエアベントに施されているダイヤモンドローレット加工のデザインを反映した。
ホイールは新設計の21インチホイールを標準装備。Mullinerスペシフィケーションでは2種類の22インチホイールをオプションとして用意している。
新解き放たれたパワーと敏捷性
新型Flying SpurはW12ツインターボチャージドTSIエンジンを搭載し、パフォーマンス、敏捷性、ダイナミズムの新基準を打ち立てる。エンジンは英国クルーで開発され、ハンドビルド。W型の独特なレイアウトで製造される世界最先端の12気筒エンジンは、同クラスのV12エンジンよりも全長がかなり短いため、理想的な重量配分を実現でき、室内スペースも最大限に活用できる。
新型Flying Spurのエンジンには最新のエンジン制御技術を採用し、先代モデルよりもパフォーマンスを飛躍的に強化。最高出力635PS、最大トルク900Nmを発生、0-100km/hを3.8秒で駆け抜け、最高速度は333km/hを誇る。
フロントアクスルを前方寄りに配置し、重量配分を向上させた新型Flying Spurでは、アクティブAWD、オールホイールステアリング、Bentleyダイナミックライドと相まって動的な正確さ、ハンドリング、そしてバランスがレベルアップする。
新型Flying SpurはContinental GTからZF製8速デュアルクラッチトランスミッションを受け継ぎ、スムーズで洗練された加速と素早いシフトチェンジ、そして優れた燃費を実現している。
次のギアを前もって選択することで迅速なシフトチェンジを可能とし、ホイールへのトルク伝達が中断される時間を短縮することでパフォーマンスの向上を図った。6速で最高速に達し、7速と8速は燃費のよいグランドツーリングにぴったりなオーバードライブギアとなっている。
先代のFlying Spurでは常時AWDが採用され、前後トルク配分が40対60に固定されていたが、新型の場合は通常、リアアクスルにトルクが伝達される2WD走行。路面状況の変化やスリップの発生を検知すると、自動的にアクティブAWDに切り替わり、フロントアクスルにもトルクが伝達。コーナリングレスポンスも大きく向上した。
フロントエンドの軽やかさが増したおかげで、ストレスなく方向転換。常時AWDで発生していたアンダーステアは解消され、全体のバランス感が良くなった。
日本でのメーカー希望小売価格は25,682,400円(8%消費税込)で、デリバリーは2020年第2四半期を予定している。
主要諸元
エンジン
タイプ 6リッターW12ツインターボチャージドTSI
排気量 5,950 cc
給気機構 パラレルツインスクロールターボチャージャー2基、ダイレクトインタークーラー
出力 635 PS / 467 kW
トルク 900 Nm
ボア x ストローク 84 mm x 89.5 mm
最高速度 333 km/h
0-60 mph 3.7秒
0-100 km/h 3.8秒
寸法等
全長 5,316 mm
全幅 1,978 mm
全高 1,484 mm
ホイールベース 3,194 mm
車両総重量 2,437 kg
関連情報:https://www.bentleymotors.jp/
構成/編集部
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