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アウディ 新開発の2.9L V6ツインターボを搭載するGTスポーツ・クーペ 新型RS5を発表

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アウディ 新開発の2.9L V6ツインターボを搭載するGTスポーツ・クーペ 新型RS5を発表

2017年6月21日、アウディはプレミアム・スポーツクーペ「A5シリーズ」のトップモデル「RS5 クーペ」をフルモデルチェンジし、日本での受注を開始した。発売は9月下旬の予定だ。

新型RS5 クーペはR8やRS6など他のRSシリーズと同様にアウディスポーツGmbH(旧称:クワトロ社)が開発・製造を担当し、ハンドメイドで仕上げたスペシャル・スポーツモデルで、RS5 クーペは超高性能のグランツーリスモという位置付けだ。

新型RS5 クーペは、これまでの4.2L V8エンジンから、新開発のミラーサイクル(Bサイクルと呼称)を採用したダウンサイジングコンセプトの2.9L V6ツインターボに変更している。このエンジンは、Vバンクの谷間にツインターボを装備するアウディスポーツ社の最新V6型エンジンだ。最高出力は450ps、最大トルクは先代比170Nmアップの600Nmを発揮。8速ティプトロニックトランミッションとフルタイム4WDシステムを組み合わせている。

傑出した安定性と操縦性を両立させるとともに、0-100km/h加速は3.9秒、最高速は280km/hに達する。その一方でBサイクルを採用したことで新欧州燃費で11.5km/Lを達成している。

サスペンションはフロントが改良型の5リンク式となり、リヤも5リンク式を採用。意のままのハンドリングと、快適性を両立している。DRC(ダイナミック・ライド・コントロール)付スポーツサスペンション・プラスや、状況に応じて走行特性を調整できるアウディ・ドライブセレクトも標準装備だ。

新型RS5 クーペのエクステリアは、クワトロのロゴを配した専用のシングルフレームグリル、大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リヤディフューザーを採用し、RSモデルらしくスポーティさを強調。標準装備のマトリクスLEDヘッドライトはカラーベゼルを組み合わせ、他のグレードとの差別化を図っている。また伝説のアウディ・クワトロをイメージさせるブリスターフェンダーも特長で、標準モデルに比べて全幅は15mm拡大している。

インテリアはスポーティ&エレガントスをテーマとし、ダイヤモンド模様のステッチが施されたファイン・ナッパレザーのSスポーツシートや、アルミニウ合金の加飾パネルを装備。インフォテイメントシステムも最新タイプで、メーターパネル内に設置された12.3インチのTFT(液晶)ディスプレイにスピードメーターやタコメーター、ナビゲーションシステムなどさまざまな情報を表示できるアウディ・バーチャルコックピットを標準装備。アウディ・プレセンスシティ(歩行者検知機能付自動ブレーキ)、を始め、数々の最新安全技術とアシスタンスシステムも搭載している。


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