長かったコロナ禍も落ち着いた2023年。この1年(2023年1月1日~12月20日)に紹介した「写真蔵」から、人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第9位は、ランボルギーニの創立60周年を記念して製作した世界でただ1台のスペシャル ウラカン「STO タイムチェイサー_111100」だ。(2023年3月26日公開、一部修正)
日本の革新的芸術家、IKEUCHI氏とのコラボモデル
このスペシャルモデル「ウラカンSTO タイムチェイサー(Time Chaser)_111100」は、日本の革新的芸術家であるIKEUCHI氏とのコラボレーションで生まれたモデルだ。IKEUCHI氏のテーマであるサイバネティクスと、ランボルギーニの60年の歴史、常に時代の先端を行き、過去のルールを破る創造的表現という共通の価値を見事に表現した、世界でただ1台の限定版だ。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
車名の「111100」は「60」をバイナリーコード(2進法)で表記したもの。ウラカンSTOをベースに、ボディカラーには歴代のアニバーサリーモデルのローンチカラーを採用している。ランボルギーニのさまざまな記念モデルからオリジナルパーツを使用して製作したオブジェが、エンジンフードには取り付けられている。なお、実際の走行用には、別のエンジンフードが用意されている。
また、「ウラカンSTO タイムチェイサー_111100」とともに、「タイムゲイザー(Time Gazer)」というミウラの実際のオリジナルパーツを用いて製作されたオブジェも公開された。ランボルギーニの進化というレンズを通して、過去-現在-未来というIKEUCHI氏のビジョンを凝縮した大規模なアートピースだ。これも合わせて紹介しておこう。
ランボルギーニ ウラカン STO(ベース車両) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4549×1945×1220mm
●ホイールベース:2620mm
●乾燥重量:1339kg
●エンジン種類:90度V10 DOHC
●排気量:5204cc
●最高出力:470kW<640hp>/8000rpm
●最大トルク:565Nm<57.6kgm>/6500rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD
●タイヤサイズ:前245/30R20、後305/30R20
[ アルバム : 2023写真蔵 第9位 ウラカンSTO タイムチェイサー_11110 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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