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【9月からずっと1位!】12月の自動車販売ランキング トヨタ・ヤリス首位 2020年通年のトップは?

掲載 更新 40
【9月からずっと1位!】12月の自動車販売ランキング トヨタ・ヤリス首位 2020年通年のトップは?

12月の登録車 トヨタ1色に染まる上位

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】じっくり見る 改良型Nボックス/カスタム【アクセス用品装着車も】 全131枚

2020年12月の新車販売の車名別ランキングが発表された(日本自動車販売協会連合会/全国軽自動車協会連合会調べ)。

登録車については、新型車をメインに販売台数を伸ばす。

首位に立ったのは昨年8月にSUVモデルのヤリス・クロスを、9月にGRヤリスを発売したトヨタ・ヤリスで、1万7198台を販売。6か月連続で登録車のトップにつく。

続く第2位には、前年同月比2.2%減ながら8912台を記録したトヨタ・ライズが、前月と同順位で位置。第3位には、昨年9月に商品改良を図るとともに兄弟車のタンクと統合して同46.2%増(8792台)を達成したトヨタ・ルーミーが3ランクアップで入った。

また、第4位には昨年6月に新型に切り替わったトヨタ・ハリアーが、同432.6%増(8128台)を成し遂げて前月と同順位。第5位には、法人需要も堅調なトヨタ・アルファードが同53.6%増(7962台)を販売したものの2ランクダウン。

第6位には、同15.2%減ながら7789台を記録したトヨタ・カローラが1ランクダウンで位置。

前月第8位のホンダ・フィットは、同284.3%増(6726台)で1ランクアップを果たしたが、結果的に上位6車種をトヨタ車が占めることとなった。

登録車についてトップ7以外の新型車の動きを見ていこう。

Nボックスがマイナーチェンジ

昨年12月に新型に切り替わったスズキ・ソリオは、前年同月比51.7%増(5019台)を販売して第13位。

昨年10月に第2世代に移行したスバル・レヴォーグは、同611.1%増(3918台)を成し遂げて第17位に入る。

昨年8月にプラドの商品改良を図ったトヨタ・ランドクルーザーワゴンは、同131.5%増(3648台)を記録して第18位。タイ工場での生産および日本への輸入を推し進める日産キックスは3529台を販売して第20位に位置。

また、昨年10月に商品改良を図ったスバル・フォレスターは同63.0%増の(2327台)を達成して第23位。昨年12月に一部改良を実施したマツダCX-5は、同145.0%増(2234台)を記録して第24位。

昨年12月にPHEVモデルを新設定した三菱エクリプス・クロスは、同593.9%増(2151台)を成し遂げて第27位に入った。

12月の「軽」販売ランキング

軽自動車に関しては、従来と同じくスーパーハイトワゴンの好調ぶりが際立った。

首位に立ったのはホンダNボックスで、一部改良が昨年12月25日だったために前年同月比20.4%減(1万3427台)と数字を落としたものの、13か月連続での首位につく。

続く第2位には、同12.4%減ながら1万747台を販売したスズキ・スペーシアが、前月と同順位で位置。第3位には、同18.5%増(9574台)を記録したダイハツ・タントが、やはり前月と同順位でランクインした。

続いて、軽自動車の注目モデルの動向を見ていこう。

通年の王者 やはりNボックス

昨年3月に発売した日産のスーパーハイトワゴンのルークスは、7987台を売り上げて第5位に。

昨年11月に特別仕様車の「J STYLE」シリーズを発売したスズキ・ハスラーは、前年同月比51.5%増(6614台)を成し遂げて第6位に。

昨年6月に発売した新型クロスオーバーのダイハツ・タフトは、5424台を達成して第8位に位置。

また、生産を再開して受注残の解消を図るホンダNワゴンは、同5155.4%増(3889台)を記録して第12位に。フル生産を続けるスズキ・ジムニーは同76.2%増(3801台)を売り上げて第13位に。

昨年11月に全面改良したホンダNワンは、同131.9%増(2303台)を成し遂げて第15位に入った。

なお、登録車と軽自動車を合わせた12月期の車名別ランキングのトップ5は、トヨタ・ヤリスが4か月連続での首位となり、ホンダNボックスが前月と同順位の第2位に位置。

そして、スズキ・スペーシア、ダイハツ・タント、トヨタ・ライズの順で後に続き、3か月連続で3モデルの軽自動車がランクインした。

2020年通年のランキングは?

また、2020年(1月~12月)の車名別ランキングは、ホンダNボックスが4年連続での首位を獲得。

以降はトヨタ・ヤリス、スズキ・スペーシア、ダイハツ・タント、トヨタ・ライズの順位となった。

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みんなのコメント

40件
  • ヤリスは昨年、欧州でもモデル別販売台数2位というベストセラーで、商品力・クルマとしての地力が抜きん出ている。

    ハリアーも、ベースは北米でモデル別首位の超ベストセラーであるRAV-4ベースかつ、今回からは輸出もされてる意欲作。

    トヨタは、これらグローバル戦略車と、日本のニーズを知り尽くした2本立てだからメチャメチャ強い。
  • ヤリスはヴィッツの後継だからそこのユーザーで台数伸ばせる。
    更にアクアユーザーの代替えで台数伸ばせる。
    それに加えてヤリスクロスオーバーで台数伸ばせる。
    トヨタの販売戦略というかユーザーの囲い込みは凄い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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