登場から約15年のご長寿モデル「デリカD:5」に新色設定…特別仕様車「JASPER」も継続設定

三菱自動車は2021年12月23日、デリカD:5に新色を設定。同日より販売を開始した。また、撥水機能付きシート生地などを採用した、アウトドアを楽しむための特別仕様車「JASPER（ジャスパー）」も継続販売。価格は、391万3800～448万9100円。

デリカD:5は、多人数乗りとSUVを融合させた唯一無二のオールラウンドミニバン。2.2Lクリーンディーゼルエンジンと8速ATを組み合わせ、パワフルな走りを実現。さらにAWC思想に基づく電子制御4WDによる高い悪路走破性も人気の理由。2017年1月の登場から約15年と業界きってのご長寿モデルとなっている。

そんなデリカD:5に、三菱独自の高輝度塗装であるダイヤモンドカラー「ホワイトダイヤモンド」と「ブラックダイヤモンド」（いずれも有料色。7万7000円高）を新たに設定。ホワイトダイヤモンドは、パール層に高光輝度小粒径アルミフレークを入れることで、パールの白い輝きと金属の陰影を併せ持ち、立体的かつ硬質な印象をもたらすカラー。ブラックダイヤモンドは、輝度の異なる光輝材を重ねることでダイナミックなグラデーションを生み出し、力強く輝くハイライトと漆黒により上質感と重厚感を表現している。

そのほか、陰影感と輝度を高め、デリカD:5の力強さとダイナミックさをより際立たせる新色「グラファイトグレーメタリック」も新たに採用。

標準色はモノトーン4色とツートーン4色の全8色、デリカD:5アーバンギアはモノトーン3色とした。特別仕様車JASPERは専用色の「ホワイトダイヤモンド／グラファイトグレーメタリック」を含むツートーン3色展開。

特別仕様車JASPERは、Gグレード（8人乗り）をベースに、アウトドアシーンに似合う仕様に仕立てた1台。フロントグリルとポジションランプガーニッシュをアイガーグレーメタリック塗装に、アルミホイールをダーククローム調塗装とすることで、力強く引き締まった印象としている。また、「JASPER」のデカールをテールゲートに、ボディサイドには広大な山並みやヘラジカを描いたデカールを配している。

シート生地は、撥水機能を付加したスエード調人工皮革「グランリュクス」にブラウンステッチを施した専用品。心地よい手触りに加え、滑りにくい立体的なボーダーキルティング形状とすることで、機能性も高めている。また、インパネやドアトリムにもシート同様のブラウンステッチをあしらい、統一感のあるインテリアとしている。

さらに、マッドフラップやカーゴフェンスなどの専用オリジナルアクセサリーを組み合わせた「JASPERコンプリートパッケージ」をディーラーオプション設定（13万5740円、取付工賃込み）。

〈文＝ドライバーWeb編集部〉

Comments

良い設計の良いモノはアップデートしつつ使えば良い！何でもかんでも最新にすれば良いという事では無いと思う。デリカD:5はとにかく頑丈で日常の使い勝手からアウトドアレジャー迄使える非常にバランスの取れた車です。海外メーカーにもフルモデルチェンジ迄の期間が長い車あったと思う。

三菱だったら、まだ15年だよ。
いちばんの長寿はシーラカンスな初代デボネア？
違うね、三菱ジープの45年!!