デイン・キャメロンとアンドレ・ロッテラーは、今季2024年限りでポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ(PPM)のファクトリーLMDhラインアップから外れ、延べ11年にわたってポルシェのワークスドライバーを務めたフレデリック・マコウィッキは、ドイツメーカーを離れることとなった。
ポルシェは10月22日、2025年シーズンのWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参加するワークスドライバーを発表。この中で冒頭の3名は同社のファクトリードライバー・ロースターから外れることがわかった。
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Sportscar365が以前報じたように、キャメロンとロッテラーのふたりは、『ポルシェ963』の3度目のシーズンを前にチームがラインアップの「シャッフル」を検討していたことから、LMDhプログラムのラインアップから漏れる候補者として噂されていた。
36歳のキャメロンは最近、IMSAのトップカテゴリーであるGTPクラスでフェリペ・ナッセと組んでシーズンを制し、自身4度目となるウェザーテック選手権タイトルを獲得した。キャメロン、ナッセ、マット・キャンベル、ジョセフ・ニューガーデンは、今年1月にデイトナで開催されたロレックス24(デイト24時間レース)でも優勝している。
一方、42歳のロッテラーは、来週のバーレーン8時間レースでWECハイパーカーのタイトルを獲得しワールドチャンピオンに輝く可能性がある。ロッテラーとチームメイトのケビン・エストーレ、ローレンス・ファントールは最終戦を残した現段階で、ランキング2位につけるフェラーリAFコルセのニクラス・ニールセン/ミゲル・モリーナ/アントニオ・フォコ組に35ポイント差をつけている。
ロッテラーに加えて同じくWECハイパーカークラスで活躍中のマコウィッキは、ヴァイザッハのブランドから離れるため、やはり来年のワークスプログラム・チームには加わらない。
ロッテラーと同じく日本に多くのファンを抱えるこのフランス人ドライバーは、2010年のポルシェカレラカップ・フランスを制した後、2014年に初めてポルシェのワークスドライバーに名を連ねた。
43歳の彼はその後、ポルシェによるGTレースへの取り組みで大きな成功を収め、2022年にはル・マン24時間レースのGTEプロクラスで優勝。2018年にはニュルブルクリンク24時間レースで総合優勝を果たした。
さらに、マコウィッキはファクトリーGTLMプログラムの一員としてウェザーテック選手権に参戦し、セブリング12時間で3度のクラス優勝を飾ったほか、プチ・ル・マンでも2回のクラス優勝を経験している。
来季のラインアップから外れることとなった3人のドライバーについて、ポルシェ・モータースポーツの責任者であるトーマス・ローデンバッハは次のように語った。
「デイン・キャメロン、アンドレ・ロッテラー、フレデリック・マコウィッキ、彼らの過去数年間の素晴らしい仕事に感謝したい」
「デビューからわずか2年目にして、大西洋を挟む両岸で『ポルシェ963』が大きな成功を祝うための重要な役割を、彼ら3人が果たしたためだ」
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